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WorkSheetのプロパティ、メソッド、イベント一覧

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公開日:2018-01-27 最終更新日:2019-07-31

WorkSheetのプロパティ、メソッド、イベント一覧


エクセルの基本である、WorkSheetオブジェクトのプロパティメソッド、イベントの一覧です。


覚えるというより、必要に応じて調べて使うものになります。

WorkSheetオブジェクトのプロパティ一覧

名前 説明
Application 対象となるオブジェクトが指定されない場合は、Excelアプリケーション(Applicationオブジェクト)を返します。
対象となるオブジェクトが指定された場合は、指定されたオブジェクトを作成したApplicationオブジェクトを返します。
OLEオートメーションを使っていて、オブジェクトのアプリケーションにアクセスするときなどに、このプロパティを使います。
値の取得のみ可能です。
AutoFilter フィルターがオンの設定の場合、AutoFilterオブジェクトを返します。
値の取得のみ可能です。
AutoFilterMode Trueの場合、シートにオートフィルターの下向き矢印を表示します。
このプロパティは、FilterModeプロパティの値に依存しません。
値の取得および設定が可能です。
ブール型(Boolean)の値を使用します。
Cells ワークシート上のすべてのセル(現在使用中のセルだけではなく)を表すRangeオブジェクトを取得します。
CircularReference シートにある最後に作成された循環参照のセル範囲を表すRangeオブジェクトを返します。
シートに循環参照がない場合はNothingを返します。
循環参照は計算を行う前に取り除く必要があります。
CodeName オブジェクトのコード名を返します。値の取得のみ可能です。
文字列型(String)の値を使用します。
Columns 作業中のワークシートのすべての列を表すRangeオブジェクトを返します。
作業中のドキュメントがワークシートではない場合、Columnsプロパティは失敗します。
Comments 指定されたシートのすべてのコメントを表すCommentsコレクションを返します。
値の取得のみ可能です。
ConsolidationFunction 現在、統合に使われている集計の方法を返します。
XlConsolidationFunctionクラスの定数を使用します。値の取得のみ可能です。長整数型(Long)の値を使用します。
ConsolidationOptions 次の表のように、統合のオプションを指定する3要素の配列を返します。
要素の値がTrueの場合、オプションが設定されています。値の取得のみ可能です。
バリアント型(Variant)の値を使用します。
ConsolidationSources ワークシートの現在の統合元範囲を、文字列の配列で返します。
シートに統合がないときはEmpty値を返します。
値の取得のみ可能です。
バリアント型(Variant)の値を使用します。
Creator 現在のオブジェクトが作成されたアプリケーションを示す32ビットの整数を取得します。
値の取得のみ可能です。長整数型(Long)の値を使用します。
CustomProperties ワークシートに関連付けられている識別子情報を表すCustomPropertiesオブジェクトを返します。
DisplayPageBreaks Trueの場合、指定されたシートにページ区切り(自動および手動の両方)を表示します。
値の取得および設定が可能です。ブール型(Boolean)の値を使用します。
DisplayRightToLeft Trueの場合、指定されたワークシートの表示が右から左の表示方向になります。
Falseの場合、オブジェクトは左から右に表示されます。
値の取得のみ可能です。
ブール型(Boolean)の値を使用します。
EnableAutoFilter 画面上での変更のみの保護が設定されているときに、このプロパティがTrueの場合、オートフィルター矢印が使用可能です。
値の取得および設定が可能です。
ブール型(Boolean)の値を使用します。
EnableCalculation Trueの場合、必要に応じて自動的にシートの再計算を実行します。
Falseの場合、シートの再計算を実行しません。
値の取得および設定が可能です。ブール型(Boolean)の値を使用します。
EnableFormatConditionsCalculation 条件付き書式が必要に応じて自動的に発生するかどうかを設定します。
値の取得および設定が可能です。ブール型(Boolean)の値を使用します。
EnableOutlining 画面上での変更のみの保護が設定されているとき、このプロパティがTrueの場合、アウトライン記号が使用可能です。値の取得および設定が可能です。
ブール型(Boolean)の値を使用します。
EnablePivotTable 画面上での変更のみの保護が設定されているときに、このプロパティがTrueの場合、ピボットテーブルのコントロールと機能が使用できます。値の取得および設定が可能です。
ブール型(Boolean)の値を使用します。
EnableSelection シートの選択可能範囲を設定します。
値の取得および設定が可能です。
XlEnableSelectionクラスの定数を使用します。
FilterMode ワークシートがフィルターモードの場合Trueです。
値の取得のみ可能です。
ブール型(Boolean)の値を使用します。
HPageBreaks シートの水平方向の改ページを表すHPageBreaksコレクションを取得します。
値の取得のみ可能です。
Hyperlinks ワークシートのハイパーリンクを表すHyperlinksコレクションを返します。
Index 類似するオブジェクトのコレクション内でのオブジェクトのインデックス番号を表す長整数型(Long)の値を返します。
ListObjects ワークシート内にある複数のListObjectオブジェクトから成る1つのコレクションを返します。
値の取得のみ可能です。
ListObjectsコレクションを使用します。
MailEnvelope 文書の電子メールヘッダーを表します。
Name オブジェクトの名前を表す文字列型(String)の値を取得、または設定します。
Names すべてのワークシートの名前("Worksheet.Name"で定義された名前)を表すNamesコレクションを返します。
値の取得のみ可能です。
Namesコレクションオブジェクトを使用します。
Next 次のシートを表すWorksheetオブジェクトを取得します。
Outline 指定されたワークシートのアウトラインを表すOutlineオブジェクトを返します。
値の取得のみ可能です。
PageSetup 指定されたオブジェクトのすべてのページ設定情報を含むPageSetupオブジェクトを取得します。
値の取得のみ可能です。
Parent 指定されたオブジェクトの親オブジェクトを取得します。
値の取得のみ可能です。
Previous 次のシートを表すWorksheetオブジェクトを取得します。
PrintedCommentPages 現在のワークシートに対して印刷されるコメントページの数を返します。
値の取得のみ可能です。
ProtectContents Trueの場合、シートの内容を保護しています。
このプロパティの場合、各セルが保護されています。対象オブジェクトの保護をオンにするには、Protectメソッドの引数ContentsにTrueを設定します。
値の取得のみ可能です。
ブール型(Boolean)の値を使用します。
ProtectDrawingObjects Trueの場合、描画オブジェクトを保護しています。
描画オブジェクトの保護をオンにするには、Protectメソッドの引数DrawingObjectsにTrueを設定します。
値の取得のみ可能です。
ブール型(Boolean)の値を使用します。
Protection ワークシートの保護オプションを表すProtectionオブジェクトを返します。
ProtectionMode Trueの場合、画面上での変更のみの保護が設定されています。
ユーザーインターフェイスの保護をオンにするには、Protectメソッドの引数UserInterfaceOnlyにTrueを設定します。
値の取得のみ可能です。ブール型(Boolean)の値を使用します。
ProtectScenarios Trueの場合、ワークシートのシナリオを保護しています。
値の取得のみ可能です。
ブール型(Boolean)の値を使用します。
QueryTables 指定されたワークシートのすべてのクエリテーブルを表すQueryTablesコレクションを返します。
値の取得のみ可能です。
Range セルまたはセルの範囲を表すRangeオブジェクトを返します。
Rows 指定されたワークシートのすべての行を表すRangeオブジェクトを返します。
値の取得のみ可能です。
Rangeオブジェクトを使用します。
ScrollArea スクロールが可能な領域をA1形式の範囲参照として設定します。スクロール領域以外のセルは設定できません。
値の取得および設定が可能です。文字列型(String)の値を使用します。
Shapes 指定されたワークシートのすべての図形を表すShapesコレクションを返します。
値の取得のみ可能です。
Sort 現在のワークシートで並べ替えた値を返します。
値の取得のみ可能です。
StandardHeight ワークシート内のすべての行の標準(既定)の高さをポイント?(ポイント:印刷する文字のサイズ(高さ)を指定する基本単位。1ポイントは、約0.0353cm(1/72インチ)です。)単位で返します。
値の取得のみ可能です。
倍精度浮動小数点型(Double)の値を使用します。
StandardWidth ワークシート内のすべての列の標準(既定)の幅を設定します。
値の取得および設定が可能です。
倍精度浮動小数点型(Double)の値を使用します。
Tab ワークシートのTabオブジェクトを返します。
TransitionExpEval Trueの場合、対象ワークシートの計算方式を変更し、Lotus1-2-3形式で評価される設定にします。
値の取得および設定が可能です。
ブール型(Boolean)の値を使用します。
TransitionFormEntry Trueの場合、対象ワークシートの式入力の設定を変更し、Lotus1-2-3形式の式入力に対応する設定にします。
値の取得および設定が可能です。ブール型(Boolean)の値を使用します。
Type ワークシートの種類を表すXlSheetTypeクラスの値を返します。
UsedRange 指定されたワークシートで使われたセル範囲を表すRangeオブジェクトを返します。
値の取得のみ可能です。
Visible オブジェクトを表示するかどうかを表すXlSheetVisibilityクラスの定数を取得、または設定します。
VPageBreaks シートの垂直方向の改ページを表すVPageBreaksコレクションを取得します。
値の取得のみ可能です。
CommentsThreaded 指定したワークシートの最上位のコメント (返信なし) を表すCommentsThreaded コレクションを取得します。 レガシおよびモダンコメントが含まれています。
読み取り専用です。
※Excel2016以降


WorkSheetオブジェクトのメソッド一覧

名前 説明
Activate 指定されたシートをアクティブにします。
Calculate 計算を実行します。計算の対象となるのは、開かれているすべてのブック、ブック内の特定のワークシート、ワークシート内の指定されたセル範囲のいずれかです。
計算対象と指定例は、次のとおりです。
ChartObjects オブジェクトを返すメソッドです。
単一の埋め込みグラフ(ChartObjectオブジェクト)、またはシートにあるすべての埋め込みグラフのコレクション(ChartObjectsコレクション)を返します。
CheckSpelling オブジェクトのスペルをチェックします。
CircleInvalid ワークシートの[入力規則]で設定された制限外の値が入力されているセルに丸印を付けます。
ClearArrows ワークシートからトレース矢印を削除します。
なお、トレース矢印とは使用したワークシート分析機能によって追加される矢印です。
ClearCircles ワークシートの[入力規則]で設定された制限外の値が入力されているセルに付けられた丸印を消去します。
Copy シートをブック内の他の場所にコピーします。
Delete オブジェクトを削除します。
Evaluate 使用する名前を、オブジェクトまたは値に変換します。
ExportAsFixedFormat 指定された形式のファイルにエクスポートします。
Move シートをブック内の他の場所に移動します。
OLEObjects オブジェクトを返すメソッドです。
グラフやシートにある、単体のOLEオブジェクト(OLEObjectオブジェクト)、またはすべてのOLEオブジェクトのコレクション(OLEObjectsコレクション)を返します。値の取得のみ可能です。
Paste クリップボードの内容をシートに貼り付けます。
PasteSpecial 指定された形式で、クリップボードの内容をシートに貼り付けます。
他のアプリケーションからデータを貼り付けるときや、あるいは特別な形式でデータを貼り付ける場合に使います。
PivotTables オブジェクトを返すメソッドです。ワークシートの単一のピボットテーブルレポート(PivotTableオブジェクト)、またはそのコレクション(PivotTablesコレクション)を返します。
値の取得のみ可能です。
PivotTableWizard ピボットテーブルレポートを新規作成します。このメソッドは、ピボットテーブルウィザードを表示しません。
OLEDBデータソースに対して、このメソッドは使用できません。Addメソッドを使うと、ピボットテーブルキャッシュを追加し、そのキャッシュを基にピボットテーブルレポートを作成します。
PrintOut オブジェクトを印刷します。
PrintPreview オブジェクトの印刷プレビュー(印刷時のイメージ)を表示します。
Protect ワークシートを保護し、変更できないようにします。
ResetAllPageBreaks 指定したワークシートのすべての改ページをリセットします。
SaveAs グラフまたはワークシートへの変更を別のファイルに保存します。
Scenarios オブジェクトを返すメソッドです。ワークシートにある単一のシナリオ(Scenarioオブジェクト)、またはシナリオのコレクション(Scenariosコレクション)を返します。
Select オブジェクトを選択します。
SetBackgroundPicture ワークシートの背景のグラフィックスを設定します。
ShowAllData 現在フィルターがかけられているリストに対して、すべての行を表示します。
オートフィルターを使っているときにこのメソッドを使うと、下向き矢印が青から黒に変わります。
ShowDataForm 対象ワークシートに関連付けられたデータフォームを表示します。
Unprotect シートまたはブックの保護を解除します。
保護されていないシートやブックに対しては、このメソッドは無効です。
XmlDataQuery 指定したXPathにマッピングされているセルを表すRangeオブジェクトを返します。
指定したXPathがワークシートにマッピングされていない場合、またはマッピングされた範囲が空の場合は、Nothingを返します。
XmlMapQuery 指定したXPathにマッピングされているセルを表すRangeオブジェクトを返します。
指定したXPathがワークシートにマッピングされていない場合は、Nothingを返します。


WorkSheetオブジェクトのイベント一覧

名前 説明
Activate ブック、ワークシート、グラフシート、または埋め込みグラフがアクティブになったときに発生します。
BeforeDoubleClick 既定のダブルクリックの操作の前に、ワークシートをダブルクリックしたときに発生します。
BeforeRightClick 既定の右クリックの操作の前に、ワークシートを右クリックしたときに発生します。
Calculate ワークシートを再計算した後にWorksheetオブジェクトで発生します。
Change ワークシートのセルがユーザーまたは外部リンクにより変更されたときに発生します。
Deactivate グラフ、ワークシート、またはブックが非アクティブになったときに発生します。
FollowHyperlink ワークシートのハイパーリンクをクリックすると発生します。アプリケーションレベルおよびブックレベルでのイベントについては、SheetFollowHyperlinkイベントおよびSheetFollowHyperlinkEventイベントのヘルプトピックを参照してください。
PivotTableAfterValueChange ピボットテーブル内のセルまたはセル範囲が編集または再計算された後に発生します(数式を含むセルの場合)。
PivotTableBeforeAllocateChanges ピボットテーブルに変更が適用される前に発生します。
PivotTableBeforeCommitChanges ピボットテーブルのOLAPデータソースに対する変更が適用される前に発生します。
PivotTableBeforeDiscardChanges ピボットテーブルに対する変更が破棄される前に発生します。
PivotTableChangeSync ピボットテーブルが変更された後に発生します。
PivotTableUpdate ピボットテーブルレポートがワークシート上で更新された後で発生します。
SelectionChange ワークシートで選択範囲を変更したときに発生します。
BeforeDelete ワークシートが削除される前に発生します。
※Excel2013以降
LensGalleryRenderComplete 引き出し線ギャラリーのアイコン (動的および静的) の表示が完了したときに発生します。
※Excel2013以降
TableUpdate データモデルに接続されたクエリテーブルがワークシートで更新された後に発生します。
※Excel2013以降




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