ExcelマクロVBA入門 | 第33回.セルの書式(フォント,Font) | Excelマクロの基礎と応用、エクセルVBAの入門・初級・初心者向け解説



最終更新日:2017-12-30

第33回.セルの書式(フォント,Font)

セルで表示している文字の書体の指定方法です<

セル(Rangeオブジェクト)のフォントは、Fontプロパティになります。


Fontプロパティは、Fontオブシェクトを返します。

解りづらい説明だと思います。


オブジェクトは階層構造になっており、

下位のオブジェクトを参照する時は、

そのオブジェクトを返すプロパティを経由しているのです。

つまり、Fontプロパティを経由して、Fontオブジェクトを扱うという事になります。

難しい理屈はひとまず置いておくとして、

とにかく、

Range.Fontでセルのフォントを扱えるという事を理解してください。


マクロでの指定

Range.Font.プロパティ = 設定値

そして、Fontオブジェクトには、以下のプロパティがあります。
プロパティ プロパティの説明 プロパティの設定値と説明
Name フォント名
FontStyle フォント スタイル 下のBoldとItalicを使用して下さい。
Bold 太字 True、False
Italic 斜体 True、False
Size フォントのサイズ
Strikethrough 水平な取り消し線 True、False
Superscript 上付き文字 True、False
Subscript 下付き文字 True、False
OutlineFont アウトライン フォント True、False
Shadow 影付きフォント True、False
Underline 下線の種類 xlUnderlineStyleNone
xlUnderlineStyleSingle
xlUnderlineStyleDouble
xlUnderlineStyleDoubleAccounting
Color フォントの色 RGB値を表す長整数※1
ColorIndex フォントの色 現在のカラー パレットのインデックス
ThemeColor 配色のテーマ カラー 2007以降のみ
TintAndShade 色を明るく、または暗く 2007以降のみ
ThemeFont テーマのフォント 2007以降のみ

2007以降でのみ使用できるプロパティは、まだ使わない方が良いでしょう。

特に、テーマはマクロではなく、ワークシートで設定しておきましょう。


色定数・・・※1

エクセルには、色を表す定数が容易されています。
vbBlack
vbRed
vbGreen
vbYellow
vbBlue
vbMagenta マゼンタ
vbCyan シアン
vbWhite

RGB値を表す長整数の代わりに、上記の定数を使用することが出来ます。



RGB関数

RGB値を作成する関数として、

RGB関数が用意されています。

RGB(red, green, blue)

red, green, blue、それぞれ、0〜255で指定します。

Range.Font.Color = RGB(255, 0, 0) '赤
Range.Font.Color = RGB(255, 255, 255) '白
Range.Font.Color = RGB(0, 0, 0) '黒



色の指定を解除(自動)

色の指定を自動に戻す場合は、

Range.Font.ColorIndex = xlAutomatic

見た目の結果は、黒文字になりますが、
あくまで、「自動」と「黒」は違うということを理解してください。



フォントは、人がエクセルのシートを見たときに非常に影響があります。
同じデータでも、フォントが違う事で、見易さが格段に違ってきます。
しかしその見易さは、人によっても感性の違いもありますし、時代とともに変化もしていきます。
このように、正解のない部分は、
いつでも簡単に変更できるようにしておいた方が、保守性が良いという事になります。
一番簡単に変更できるのは、やはりシートで変更できることになります。
つまり、何でもマクロで設定してしまうより、
なるべくシートで自由にフォントを設定しておけるようにした方が良いという事です。




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