ExcelマクロVBA入門 | 第87回.WorksheetFunction(ワークシート関数を使う) | Excelマクロの基礎と応用、エクセルVBAの入門・初級・初心者向け解説



最終更新日:2013-05-21

第87回.WorksheetFunction(ワークシート関数を使う)


Excelワークシート関数を、マクロVBAで使うことが出来ます。


[Application.]WorksheetFunction.関数名(引数・・・)


Application.は省略できます。



使用出来る関数


ワークシート関数のほとんどが使用可能なのですが、一部使用できないものもあります。


VBA関数として存在する、


Left、Mid、Right、Year、Month、Day・・・等々は使えません。



関数毎の使い方


ワークシート関数と同様になります。


VBEでは、引数名が、Arg1, Arg2, ・・・


としか表示されませんので、ワークシート関数を知らないと使えない事になります。


まあ、ワークシート関数を知らないと使えないと言うのは、当然ではあります。



関数の結果(戻り値)


ワークシート関数と同一になりますが、


ワークシート関数なら、結果が「#N/A」となるような場合は、


マクロの実行がエラーとなります。



使用例.


変数・セル = WorksheetFunction.Countif(範囲,検索条件)


変数・セル = WorksheetFunction.Countif(Range("A:A"),"abc")


変数・セル = WorksheetFunction.VLookup(検査値, 範囲, 列番号, 検索方法)


変数・セル = WorksheetFunction.VLookup(Cells(1, 4), Range("A:C"), 3, 0)


変数・セル = WorksheetFunction.Match(検査値, 範囲, 照合の種類)


変数・セル = WorksheetFunction.Match(Cells(1, 4), Range("A:A"), 0)


使い方は、ワークシート関数と同じですので、


引数等が不明な場合は、ワークシート上で確認すれば良いでしょう。



検索系の関数での日付の扱い


検査値にセルを指定する場合、.Valueを指定しない事です。


つまり、


変数・セル = WorksheetFunction.VLookup(Cells(1, 4).Value, Range("A:C"), 3, 0)


とした場合、日付では正しく検索されません。



エラーの対処


例えば、WorksheetFunction.VLookupにおいて、検索値が無い場合はエラーとなります。


対応方法1.On Error Resume Next

On Error Resume Next
変数 = WorksheetFunction.VLookup(Range("D1"), Range("A:B"), 2, 0)
If Err.Number <> 0 Then
変数 = "なし"
Err.Clear
End If


On Error Resume Nextで、処理を進め、If Err.Numberで判断しています。

対応方法2.別の関数で確認

件数 = WorksheetFunction.CountIf(Range("A:B"), Range("D1"))
If 件数 > 0 Then
変数 = WorksheetFunction.VLookup(Range("D1"), Range("A:B"), 2, 0)
Else
変数 = "なし"
End If


WorksheetFunction.CountIfは、検索値が無ければ0が戻りますので、それを判定しています。



エクセルの豊富な関数は、ぜひ利用して下さい。


関数を知らずに、関数なら1行で済む事を、


自力でマクロを何十行も書くようなことがないようにして下さい。






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