ExcelマクロVBA入門 | 第112回.動的配列(Redim) | Excelマクロの基礎と応用、エクセルVBAの入門・初級・初心者向け解説



最終更新日:2013-09-04

第112回.動的配列(Redim)


静的配列では、配列の要素数は宣言時点で決められていました。


しかし、プログラミングをする上で、


実行時点で要素数を決めたい場合や、実行途中で増やしたい場合がおおくあります。


これが動的配列になります。



ReDim ステートメント


動的配列変数に対するメモリ領域の再割り当てを行います。プロシージャ レベルで使用します。

構文


ReDim [Preserve] varname(subscripts) [As type] [, varname(subscripts) [As type]] . . .


Preserve

省略可能です。

既存の配列に格納されている値を失うことなく、配列の最後の次元の要素数を変更する場合に使用する、キーワードです。

varname

必ず指定します。

宣言する変数の名前です。

変数の標準的な名前付け規則に従って指定します。

subscripts

必ず指定します。

配列変数の次元を指定します。

指定できる次元数の最大値は 60 です。

引数 subscripts の構文は、次のとおりです。

[lower To] upper [,[lower To] upper] . . .

引数 lower を省略した場合、配列の添字の最小値は Option Base ステートメントによって制御されます。Option Base ステートメントが記述されていなければ、添字の最小値は 0 になります。

type

省略可能です。

変数のデータ型を指定します。


キーワード Preserve を指定した場合、変更できるのは、動的配列の最後の次元のサイズに限られます。

また、次元数は変更できません。

つまり、キーワード Preserve を使用した場合、動的配列のサイズを変更するために変えられるのは、添字の上限だけです。

添字の下限を変更しようとすると、エラーが発生します。


変数の初期化時には、数値変数は 0 に、可変長文字列は長さ 0 の文字列 ("") に初期化されて、固定長文字列には 0 が埋められます。

また、バリアント型 (Variant) 変数は Empty 値に初期化されます。



ReDim MyArray(10, 10)

ReDim MyArray(10)

ReDim MyArray(10, 10)

このように、Redimで次元も要素数も変更できます。


ただし、Redimにより、それまでに配列らはいっていた値は失われます。



ReDim MyArray(10, 10)

ReDim Preserve MyArray(10, 11)

ReDim Preserve MyArray(11, 11)


このように、Preserveを指定した場合は、動的配列の最後の次元のサイズのみ変更可能です。



次元数の最大値は60とはなっていますが、


通常は、2次元までにしましょう。


ワークシートが2次元なのですから。


それ以上の次元は、むやみに複雑化させるだけです。



以下も参考にして下さい。


配列の使い方について





同じテーマ「ExcelマクロVBA入門」の記事

第113回.配列に関連する関数
第114回.セル範囲⇔配列
第115回.Split関数
第116回.ファイル操作U(OpenとClose)
第117回.ファイル操作U(Line Input #)
第118回.ファイル操作U(Print #)
第119回.ファイルシステムオブジェクト(FileSystemObject)

新着記事 ・・・新着記事一覧を見る

SUMIFの間違いによるパフォーマンスの低下について|エクセル関数超技(6月17日)
条件式のいろいろな書き方:TrueとFalseの判定とは|ExcelマクロVBA技術解説(6月15日)
空白セルを正しく判定する方法2|ExcelマクロVBA技術解説(5月6日)
フルパスをディレクトリ、ファイル名、拡張子に分ける|ExcelマクロVBA技術解説(4月15日)
テキストボックスの各種イベント|Excelユーザーフォーム入門(4月9日)
フォルダ(サブフォルダも全て)削除する、Optionでファイルのみ削除|ExcelマクロVBAサンプル集(4月4日)
最後の空白(や指定文字)以降の文字を取り出す|エクセル関数超技(3月26日)
先頭の数値、最後の数値を取り出す|エクセル関数超技(3月26日)
Excelファイルを開かずにシート名をチェック|ExcelマクロVBAサンプル集(3月23日)
数式の参照しているセルを取得する|ExcelマクロVBAサンプル集(3月18日)

アクセスランキング ・・・ ランキング一覧を見る

1.最終行の取得(End,Rows.Count)|ExcelマクロVBA入門
2.RangeとCellsの使い方|ExcelマクロVBA入門
3.徹底解説(VLOOKUP,MATCH,INDEX,OFFSET)|エクセル関数超技
4.Range以外の指定方法(Cells,Rows,Columns)|ExcelマクロVBA入門
5.変数とデータ型(Dim)|ExcelマクロVBA入門
6.セルのコピー&値の貼り付け(PasteSpecial)|ExcelマクロVBA入門
7.セルの参照範囲を可変にする(OFFSET,COUNTA,MATCH)|エクセル関数超技
8.ひらがな⇔カタカナの変換|エクセル基本操作
9.定数と型宣言文字(Const)|ExcelマクロVBA入門
10.CSVの読み込み方法|ExcelマクロVBAサンプル集



  • >
  • >
  • >
  • 動的配列(Redim)

  • このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。


    記述には細心の注意をしたつもりですが、
    間違いやご指摘がありましたら、「お問い合わせ」からお知らせいただけると幸いです。
    なお、掲載のVBAコードは自己責任で使ってください。万一データ破損等の損害が発生しても責任は負いません。

    ↑ PAGE TOP