ExcelマクロVBA入門 | 第113回.配列に関連する関数 | Excelマクロの基礎と応用、エクセルVBAの入門・初級・初心者向け解説



最終更新日:2013-06-09

第113回.配列に関連する関数


LBound 関数

配列の指定された次元で使用できる最小の添字を、長整数型 (Long)の値で返します。

LBound(arrayname[, dimension])


UBound 関数

配列の指定された次元で使用できる添字の最大値を、長整数型 (Long) の値で返します。


UBound(arrayname[, dimension])

arrayname 必ず指定します。配列変数の名前です。変数の標準的な名前付け規則に従って指定します。
dimension 省略可能です。バリアント型 (内部処理形式 Long の Variant) の値を指定します。
添字の最小値を調べる対象となる配列の次元を示す整数を指定します。
最初の次元なら 1、2 番目の次元なら 2、というように指定します。引数 dimension を省略すると、1 が指定されたものと見なされます。


使用例.

For i = LBound(MyArray, 1) To UBound(MyArray, 1)
  For j = LBound(MyArray, 2) To UBound(MyArray, 2)
    MyArray(i, j) = 0
  Next j
Next i


上記では、2次元配列MyArrayの全次元の全要素に0を入れています。


Array 関数

配列が格納されたバリアント型 (Variant) の値を返します。

Array(arglist)

引数 arglist は、必ず指定します。

引数 arglist には、値のリストをカンマ (,) で区切って指定します。

指定した値は、バリアント型 (Variant) に格納されている配列の要素に代入されます。

引数 arglist を指定しない場合は、長さ 0 の配列が作成されます。

使用例.

Dim MyArray
MyArray = Array(10, 20, 30)


この結果、MyArrayは、

LBound(MyArray)は0、UBound(MyArray)は2となります。


IsArray 関数

変数が配列であるかどうかを調べ、結果をブール型 (Boolean) で返します。

IsArray(varname)

引数 varname は必ず指定します。引数 varname には、変数の識別子を指定します。

IsArray 関数は、指定した変数が配列の場合は、真 (True) を返します。

それ以外の場合は、偽 (False) を返します。IsArray 関数は、特に配列を含むバリアント型 (Variant) の式 に有効です。


Join 関数

配列に含まれる各要素の内部文字列を結合して作成される文字列を返します。

Join(sourcearray [, delimiter])

sourcearray 必ず指定します。結合する文字列を含む 1 次元配列を指定します。
delimiter 省略可能です。戻り値となる文字列を区切るのに使用する文字を指定します。省略すると、スペース (" ") が使用されます。引数 delimiter が長さ 0 の文字列 (") である場合は、リスト内のすべての項目が区切り文字なしで連結されます。



Filter 関数

指定されたフィルタ条件に基づいた文字列配列のサブセットを含むゼロ ベースの配列を返します。

Filter(sourcesrray, match[, include[, compare]])

sourcearray

必ず指定します。
検索先の 1 次元配列の文字列を指定します。

match

必ず指定します。
検索する文字列を指定します。

include

省略可能です。
引数 sourcearray に指定した配列の各要素の文字列の中に、引数 include が含まれるかどうかを表すブール値を指定します。
引数 include が真 (True) の場合、Filter 関数は、配列の各要素の文字列の中で、引数 match が含まれる配列のサブセットを返します。
引数 include が偽 (False) の場合、Filter 関数は、配列の各要素の文字列の中で、引数 match が含まれない配列のサブセットを返します。

compare

省略可能です。
文字列式を評価するときに使用する文字列比較のモードを表す数値を指定します。
設定する値については、次の「設定値」を参照してください。
Option Compare : ステートメントの設定を使用して比較を行います。
vbBinaryCompare : バイナリ モードの比較を行います。
vbTextCompare : テキスト モードの比較を行います。
※バイナリ モードでは、全角半角、大文字小文字が区別されます。
  テキストモードでは、全角半角、大文字小文字が区別されません。


引数 sourcearray 内で引数 match に一致する文字列がなかった場合は、Filter 関数は空の配列を返します。

引数 sourcearray が Null 値であるか、1 次元配列でない場合は、エラーになります。

Filter 関数が返す配列は、一致した項目数分だけの要素が含まれています。


最期に、これは関数ではなく、ステートメントになります。

Erase ステートメント

固定サイズの配列の場合は要素を再初期化し、動的配列の場合は割り当てたメモリを解放します。

Erase arraylist

静的数値配列 要素はすべて 0 に設定されます。
静的文字列配列 (可変長) 要素はすべて長さ 0 の文字列 (") に設定されます。
静的文字列配列 (固定長) 要素はすべて 0 に設定されます。
静的バリアント型 (Variant) 配列 要素はすべて Empty 値に設定されます。
ユーザー定義型配列 各要素は、別個の変数として設定されます。
オブジェクト配列 要素はすべて特別な値 Nothing に設定されます。




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