ExcelマクロVBA入門 | 第124回.Workbookのイベントプロシージャー | Excelマクロの基礎と応用、エクセルVBAの入門・初級・初心者向け解説



最終更新日:2013-06-07

第124回.Workbookのイベントプロシージャー


Workbookのイベントプロシージャーは、ブックに対し特定の操作(これがイベント)を行った時に実行されます。

イベントは、手動・VBAどちらで操作が行われても発生します。


Workbookのイベントプロシージャーには以下があります。

Activate ブック、ワークシート、グラフ シート、または埋め込みグラフがアクティブになったときに発生します。
AddinInstall ブックがアドインとして組み込まれたときに発生します。
AddinUninstall ブックのアドインとして組み込みを解除したときに発生します。
AfterSave ブックが保存された後に発生します。
AfterXmlExport Microsoft Office Excel がデータを保存するか、指定されたワークブックから XML データをエクスポートした後で発生します。
AfterXmlImport 既存の XML データ接続が更新されたか、または開いている Microsoft Excel ブックに新しい XML データがインポートされた後に発生します。
BeforeClose ブックを閉じる前に発生します。ブックが変更された場合、ユーザーに変更内容の保存を要求する前に、このイベントが発生します。
BeforePrint ブックまたはその中に含まれる内容を印刷する前に発生します。
BeforeSave ブックを保存する前に発生します。
BeforeXmlExport Microsoft Office Excel がデータを保存するか、指定されたワークブックから XML データをエクスポートする前に発生します。
BeforeXmlImport 既存の XML データ接続が更新されるか、または開いている Microsoft Excel ブックに新しい XML データがインポートされる前に発生します。
Deactivate グラフ、ワークシート、またはブックが非アクティブになったときに発生します。
NewChart 新しいグラフをブックに作成したときに発生します。
NewSheet 新しいシートをブックに作成したときに発生します。
Open ブックを開いたときに発生します。
PivotTableCloseConnection ピボットテーブル レポート接続が閉じた後に発生します。
PivotTableOpenConnection ピボットテーブル レポート接続が開いた後に発生します。
RowsetComplete ユーザーが OLAP ピボットテーブルで行セット アクションを起動するか、レコードセットを詳細表示するとイベントが発生します。
SheetActivate シートがアクティブになったときに発生します。
SheetBeforeDoubleClick 既定のダブルクリックの操作の前に、ワークシートをダブルクリックしたときに発生します。
SheetBeforeRightClick 既定の右クリックの操作の前に、ワークシートを右クリックしたときに発生します。
SheetCalculate ワークシートを再計算したり、グラフでデータをプロットして変更した後に発生します。
SheetChange ユーザーまたは外部リンクにより、ワークシートのセルが変更されるときに発生します。
SheetDeactivate シートが非アクティブになったときに発生します。
SheetFollowHyperlink Excel のハイパーリンクをクリックすると発生します。ワークシート レベルでのイベントについては、FollowHyperlink イベントのヘルプ トピックを参照してください。
SheetPivotTableAfterValueChange ピボットテーブル内のセルまたはセル範囲が編集または再計算された後に発生します (数式を含むセルの場合)。
SheetPivotTableBeforeAllocateChanges ピボットテーブルに変更が適用される前に発生します。
SheetPivotTableBeforeCommitChanges ピボットテーブルの OLAP データ ソースに対する変更が適用される前に発生します。
SheetPivotTableBeforeDiscardChanges ピボットテーブルに対する変更が破棄される前に発生します。
SheetPivotTableChangeSync ピボットテーブルが変更された後に発生します。
SheetPivotTableUpdate ピボットテーブル レポートのシートが更新された後に発生します。
SheetSelectionChange いずれかのワークシートで選択範囲を変更したときに発生します。選択範囲がグラフ シート上にある場合は発生しません。
Sync ドキュメント ワークスペースに含まれているブックのローカル コピーがサーバー上のコピーと同期されたときに発生します。
WindowActivate ブックのウィンドウがアクティブになったときに発生します。
WindowDeactivate ブックのウィンドウが非アクティブになったときに発生します。
WindowResize ブックのウィンドウ サイズを変更したときに発生します。


代表的な、
Workbook_Open
Workbook_BedoreClose

この二つについて解説します。

Workbook_Open

ブックを開いた時に実行されるイベントです。

VBEの「Microsoft Excel Objects」内の「ThisWorkbook」に記述します。

VBEの操作
コード表示

VBE画面で、ThisWorkbookで、コードの表示
または、
ThisWorkbookをダブルクリックでコード表示します。

プロシージャーの作成

コードウインドウの上部、オブジェクトのコンボより、Workbookを選択する。

Private Sub Workbook_Open()

End Sub

Workbookの規定のイベントとして、自動でWorkbook_Openが追加されます。

オブジェクトにより、規定のイベントが違いますので、
目的のイベント以外が挿入された場合は、
オブジェクトのコンボの右の、プロシージャーのコンボより目的のイベントを選択します。
使用例.

Private Sub Workbook_Open()
  Sheets(1).Select
  Application.Goto Range("A1"), True
End Sub

ブックを開いた時、先頭シートのA1セルに移動します。

Workbook_BeforeClose

ブックを閉じる直前に起動されるイベントです。

手動で閉じる場合も、VBAで閉じる場合でも起動されます。

Private Sub Workbook_BeforeClose(Cancel As Boolean)

CancelTrueを入れると、ブックのCloseは中止されます。

使用例.

ブックが未保存の場合、無条件でブックを保存する
Private Sub Workbook_BeforeClose(Cancel As Boolean)
  If ActiveWorkbook.Saved = False Then
    ActiveWorkbook.Save
  End If
End Sub

ブックが未保存の場合は、Closeをキャンセルする。
Private Sub Workbook_BeforeClose(Cancel As Boolean)
  If ActiveWorkbook.Saved = False Then
    Cancel = True
  End If
End Sub




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