ExcelマクロVBA再入門 | 第20回.全てのシートに同じ事をする(For〜Worksheets.Count) | マクロが覚えられないという初心者向けに理屈抜きのやさしい解説



最終更新日:2016-03-29

第20回.全てのシートに同じ事をする(For〜Worksheets.Count)


エクセルの作業で最も面倒かつ時間のかかる作業は、同じ作業の繰り返しでしょう、

1回だけなら数秒でも、それを何十回と繰り返すとなると・・・

多くのシートがあり、同じ作業を全シートに行うとなると・・・マクロの出番です。


シートの指定方法は、

Worksheets("シート名")
Worksheets(インデックス)
ActiveSheet

この3通りを紹介しました。


全シートに対する処理では、
Worksheets(インデックス)

これを使います。

インデックスは、
先頭シートが、1
最終シートが、Worksheets.Count
になります。
そこで、Forを使って1〜1Worksheets.Countまで処理するようにします。

全シートの「印刷の向き」を「横」に設定します。


※Orientation = xlLandscape
  Orientationが印刷の向きを指定するプロパティです。
  xlLandscape:横
  xlPortrait:縦

ページ設定は、非常に多くのプロパティがあります。
マクロの記録を有効に使って調べて下さい。
用紙サイズの指定を、マクロの記録で調べて実際にマクロVBAを書いてみましょう。

必ず全てのシートに同じ処理をするとは限りません。
特定のシート、例えば特定の文字を含んでいるシートにだけ処理をしたい場合もあります。

シート名に"横"と入っているシートだけ「印刷の向き」を「横」に設定します。


※InStr関数について
  InStrは、第2引数の文字が第1引数の文字の中で何番目に登場するかを返すVBA関数です。
  第2引数の文字が第1引数の文字の中に無い場合は0を返します。
  上記では、>0つまり1以上が返された場合なので、
  第2引数の文字が第1引数の文字の中にある場合になります。

InStr関数はマクロVBAでは頻繁に使います。
実際に書いて、動作(戻り値)を確認し良く理解してください。


シートに対する普通の処理の繰り返しの場合はこれで良いのですが、
シートの挿入・削除を繰り返し行う場合は一工夫必要です。

For i = 1 To Worksheets.Count
このForは、最初にこのForを実行した時点のシート数です。
つまり、繰り返しに入る時点のシート数なので、
繰り返し処理の中でシート数が変わってしまうと正しく動きません。

例えば、
最初にシート数が3だったとすると、
For i = 1 To Worksheets.Count
これは、
For i = 1 To 3
という事になります。
ループの中でシートを削除してしまうと、i=3になった時に3番目のシートは無くなっているのでエラーになります。

これに対処するには、
シートの前からではなく、後ろから処理するようにします。

シート名に"削除"と入っていたらシートを削除する。



ここは、実際に、
For i = 1 To Worksheets.Count

For i = Worksheets.Count To 1 Step -1
それぞれで、変数iの動きと、その時点でのシート数を確認しつつ、ステップイン実行してみましょう。




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