Excelマクロの記録で覚えるVBA | 第12回.セルに色を塗る | Excelマクロの自動記録を使って、エクセルVBAの初心者向け入門解説



最終更新日:2013-02-18

第12回.セルに色を塗る


今回はちょっと難しいことをします。


100マス計算に手入力で回答を入れて、その結果の成否を判定してみましょう。




100マスの計算結果を一旦全て消して下さい。


手入力で、回答を入れて下さい。


掛け算九九は大丈夫ですか(笑)


全部入れなくて良いです。


いくつかは、正しい答えを入れ、いくつかは、間違った答えを入れましょう。


えっ、普通に答えても間違えてしまう・・・グッドです。


マクロで、間違いは赤、未回答は黄色にセルを塗ってみましょう。


以下のようにします。



ふふふ、間違え方が自然でしょう、本当に間違えていたりして(笑)


まず、色の塗り方ってどうするのか。


まさに、「マクロの記録」の出番です。


1.マクロの記録

2.D3を選択

3.黄色にする

4.F7を選択

5.赤色にする

6.記録終了


作成されたマクロは、


Sub Macro2()
'
' Macro2 Macro
'

'
  Range("D3").Select
  With Selection.Interior
    .Pattern = xlSolid
    .PatternColorIndex = xlAutomatic
    .Color = 65535
    .TintAndShade = 0
    .PatternTintAndShade = 0
  End With
  Range("F7").Select
  With Selection.Interior
    .Pattern = xlSolid
    .PatternColorIndex = xlAutomatic
    .Color = 255
    .TintAndShade = 0
    .PatternTintAndShade = 0
  End With
End Sub


なんだか、とっても長いですね。



まず、With〜End Withの説明です。

これは、マクロの記録ではよく出てくる記述になります。


With ○○○

  .△△△

  .□□□

End With
これは、

○○○.△△△

○○○.□□□

と書いたことと同じになります。

このWithを使うことで、記述を簡潔にし、かつ、処理スピードが速くなります。

先頭の「.」が重要です!


そして、

★★★.Select

With Selection.○○○

・・・

End With
これは、

With ★★★.○○○

・・・

End With

とSelectionを、Selectしている対象に変更すれば良いです。


不要部分を消し込むと、

Sub Macro2()

  With Range("D3").Interior
    .Pattern = xlSolid
    .PatternColorIndex = xlAutomatic
    .Color = 65535
    .TintAndShade = 0
    .PatternTintAndShade = 0
  End With
  With Range("F7").Interior
    .Pattern = xlSolid
    .PatternColorIndex = xlAutomatic
    .Color = 255
    .TintAndShade = 0
    .PatternTintAndShade = 0
  End With
End Sub


まだ、長いですね。


セルに色を塗るのに必要なものは、


.Color = 数字


だけです、他は網掛け等の指定になりますので、今回は不要です。


従って、


Sub Macro2()

  Range("D3").Interior.Color = 65535
  Range("F7").Interior.Color = 255
End Sub


これだけで良いということになります。


とても、すっきりしちゃいましたね。


カラーの数値については、そのまま受け入れましょう。


基本色は、文字定数がありますが、


マクロの記録を使えば、様々な色が使用できますので、そのまま使用すれば良いでしょう。




さて、色の塗り方がわかったところで、本題のプログラムに移ります。


Sub Macro1()
  Dim i
  Dim j
  i = 2
  Do While i <= 11
    j = 2
    Do While j <= 11
      If Cells(i, j) = "" Then
        Cells(i, j).Interior.Color = 65535
      Else
        If Cells(i, j) <> Cells(i, 1) * Cells(1, j) Then
          Cells(i, j).Interior.Color = 255
        End If
      End If
      j = j + 1
    Loop
    i = i + 1
  Loop
End Sub


説明が必要なのは、太字の部分だけですね。


If Cells(i, j) = "" Then
セルが空白かの判定をしています。


Cells(i, j).Interior.Color = 65535
セルを黄色にしています。


If Cells(i, j) <> Cells(i, 1) * Cells(1, j) Then
セルの値が、正解と同じかを判定しています。


Cells(i, j).Interior.Color = 255
セルを赤色にしています。


If 条件 Then

  真の場合の処理

Else

  偽の場合の処理

End If

初めて出てきました。

条件分岐と言ったりします。

条件が真(True)の場合は、すぐ下の処理、

偽(False)の場合は、Else以下の処理を実行します。


これは、ワークシート関数のIF関数と、同じ考え方です。

ワークシート関数では、

=IF(条件, 真(True), 偽(False))

これと全く同じ考え方です。

ワークシート関数で、IF関数を使える方には、違和感がないでしょう。






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