Excelマクロの記録で覚えるVBA | 第14回.行列を入れ替えて貼り付け | Excelマクロの自動記録を使って、エクセルVBAの初心者向け入門解説



最終更新日:2013-07-02

第14回.行列を入れ替えて貼り付け


はい、今回は、「形式を選択して貼り付け」の「行列を入れ替える」をやってみましょう。


Sheet1の100マスを、Sheet2へ、行列を入れ替えて貼り付けします。



ではマクロの記録です、Sheet2を選択している状態からです。


1.マクロの記録

2.Sheet1を選択

3.A1〜K11を選択

4.Sheet2を選択

5.A1セルを選択

6.形式を選択して貼り付け

7.「行列を入れ替える」にチェックし、「OK」

8.Esc・・・コピー状態の解除です。

9.記録終了


作成されたマクロは、


Sub Macro12()
'
' Macro12 Macro
'

'
  Sheets("Sheet1").Select
  Range("A1:K11").Select
  Selection.Copy
  Sheets("Sheet2").Select
  Range("A1").Select
  Selection.PasteSpecial Paste:=xlPasteAll, Operation:=xlNone, SkipBlanks:= _
    False, Transpose:=True
  Application.CutCopyMode = False
End Sub


いつも通りに、消し込みをします。


Sub Macro12()
Sheets("Sheet1").Range("A1:K11").Copy
Sheets("Sheet2").Range("A1").PasteSpecial _
Paste:=xlPasteAll, Operation:=xlNone, SkipBlanks:=False, Transpose:=True
  Application.CutCopyMode = False

End Sub


以前に値のコピーをやりましたので、同じですね。


行列の入れ替えは、

Transpose:=True
になります。


Application.CutCopyMode = False

はこれ、コピー状態(コピー元のセル範囲が点々状態)を解除しています。


マクロの記録をつかえば、何も問題はないですね。



ついでに、加算貼り付けもやってみましょう。


1.マクロの記録

2.Sheet1を選択

3.A1〜K11を選択

4.Sheet2を選択

5.A1セルを選択

6.形式を選択して貼り付け

7.「値」と「加算」をチェックし、「OK」

8.Esc・・・コピー状態の解除です。

9.記録終了


作成されたマクロは、


Sub Macro13()
'
' Macro13 Macro
'

'
  Range("A1:K11").Select
  Selection.Copy
  Sheets("Sheet2").Select
  Range("A1").Select
  Selection.PasteSpecial Paste:=xlPasteValues, Operation:=xlAdd, SkipBlanks _
    :=False, Transpose:=False
  Application.CutCopyMode = False
End Sub


消し込みをします。


Sub Macro13()
Sheets("Sheet1").Range("A1:K11").Copy
Sheets("Sheet2").Range("A1").PasteSpecial _
Paste:=xlPasteValues, Operation:=xlAdd, SkipBlanks :=False, Transpose:=False
  Application.CutCopyMode = False

End Sub


Operation:=xlAdd

これが加算になります。


Paste:=

Operation:=

SkipBlanks :=

Transpose:=

これらに指定する値によって、様々なコピーペーストが実現できます。


何を指定するかは、マクロの記録をすれば分かります。


そのまま使用すれば良いです。


あえて説明するなら、Falseの場合は、その指定そのものが不要なこと位です。


つまり、上なら、

, SkipBlanks :=False, Transpose:=False
は無くても良いです。


しかし、わざわざ消す必要もないので、そのまま使用した方がが良いです。




PasteSpecial の引数


Paste:=

xlPasteAll:すべてを貼り付けます。
xlPasteAllExceptBorders:輪郭以外のすべてを貼り付けます。
xlPasteAllMergingConditionalFormats:すべてを貼り付け、条件付き書式をマージします。
xlPasteAllUsingSourceTheme:ソースのテーマを使用してすべてを貼り付けます。
xlPasteColumnWidths:コピーした列の幅を貼り付けます。
xlPasteComments:コメントを貼り付けます。
xlPasteFormats:コピーしたソースの形式を貼り付けます。
xlPasteFormulas:数式を貼り付けます。
xlPasteFormulasAndNumberFormats:数式と数値の書式を貼り付けます。
xlPasteValidation:入力規則を貼り付けます。
xlPasteValues:値を貼り付けます。
xlPasteValuesAndNumberFormats:値と数値の書式を貼り付けます。


Operation:

xlPasteSpecialOperationAdd:コピーしたデータは、対象セルの値に追加されます。
xlPasteSpecialOperationDivide:コピーしたデータは、対象セルの値によって分割されます。
xlPasteSpecialOperationMultiply:コピーしたデータには、対象セルの値が掛けられます。
xlPasteSpecialOperationNone:貼り付け操作で計算は行われません。
xlPasteSpecialOperationSubtract:コピーしたデータは、対象セルの値が引かれます。

上記はヘルプより表示しています。

実際には、PasteSpecialOperationの部分を除いた指定も可能です。

どうも、ヘルプとマクロの記録に不整合があるようです。

SkipBlanks:=

クリップボードに含まれる空白のセルを貼り付けの対象にしないようにするには、True を指定します。

既定値は False です。


Transpose:=

貼り付けのときにデータの行と列を入れ替えるには、True を指定します。

既定値は False です。






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