ExcelマクロVBAサンプル集 | 「値の貼り付け」をショートカットに登録(OnKey) | Excelマクロの実用サンプル、エクセルVBA集と解説



最終更新日:2013-05-15

「値の貼り付け」をショートカットに登録(OnKey)


コピーペーストの質問で、よく目にするのは、値の貼り付けが面倒だというものです。

どうも、ショートカットが無いからのようです。


ネットを調べて見たのですが、どれもしっくりこないので、作ってみました。

いろいろな方法が考えられるのですが、

簡単かつ直ぐに使えて、他の人にも配布可能なものが良いと思います。

新規ブックを作成します。

VBEで、ブックモジュールに

Private Sub Workbook_Open()
  Application.OnKey "^+V", "ValuePaste"
End Sub


"^+V"

の部分がショートカットキーになります。

ここでは、Ctrl+Shift+V、になります。

Ctrl+Vが貼り付けなので、覚えやすいかなと、これにしてみました。

次に、標準モジュールに

Sub ValuePaste()
  Dim vClip As Variant
  On Error Resume Next
  vClip = Application.ClipboardFormats
  If vClip(1) = True Then
    Beep
    Exit Sub
  End If
  Selection.PasteSpecial Paste:=xlPasteValues, Operation:=xlNone, SkipBlanks:=False, Transpose:=False
End Sub


vClip = Application.ClipboardFormats
If vClip(1) = True Then
  Beep
  Exit Sub
End If

ここの部分は、クリップボードが空の場合の処理です。

一応、ビープ音を鳴らしています。

Ctrl+Vでも、クリップボードが空の場合は鳴っていますので。

Selection.PasteSpecial Paste:=xlPasteValues, Operation:=xlNone, SkipBlanks:=False, Transpose:=False
が実際に、値の貼り付けをしている部分です。

マクロの記録で記述できます。

セルのコピーが無く、テキストだけが、システムのクリップボードに入っている場合、

Pasteがエラーになるので、先頭に、

On Error Resume Next
を入れています。

このような場合は、Ctrl+Vで貼り付けが可能なので、対応していません。

正確に対応したければ、クリップボードの中身を調べる必要がありますが、

簡単には、

If Err then
  Selection.Paste
End If

を下につければOKなはずです。(すみません、確認していません。)

このブックをアドインで保存します。

名前を付けて保存で、



「Excel アドイン」または、「Excel 97-2003 アドイン」で保存します。

名前は自由ですが、ここでは、「ValuePaste」にしました。

保存先のファルダは、自動的に、「Adins」が選択されます。

一旦、エクセルを終了して下さい。

次に、エクセルを起動して、適当なブックまたは、新規ブックを開きます。

アドインを有効にします。

2007以降は、「オフィスボタン」→「Excelのオプション」→「アドイン」

2003は、「ツール」→「アドイン」

アドインの一覧から、上で付けた名前にチェックして有効にします。

以上で準備は完了です。

Ctrl+Cでコピー

Ctrl+Shift+V

これで、値の貼り付けが可能になります。

このアドインは配布可能です。

Adinsのフォルダにいれて、アドインを有効にすれば、どのPCでも利用可能です。

いかがでしょうか。

これなら、特に気にすることなく、誰でも利用できます。

頻繁に値の貼り付けをする人は、試してみると便利ですよ。


※Excel2007以降の場合
「形式を選択して貼り付け」のショートカットがExcel2007から追加されました。
Ctrl + Alt + V
このショートカットで、形式を選択して貼り付けのダイアログが表示されます。
従って、
Ctrl + CCtrl + Alt + V → 下向き方向キー(2回Enter
これで値の貼り付けになります。




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