ExcelマクロVBA関数 | InStr関数 | Excelマクロで必須のVBA関数を入門・初級・初心者向けに詳細解説



最終更新日:2017-11-18

InStr関数


Instr関数は、VBAでは頻繁に使われる必須関数になります、

InStr関数は、文字列の中から指定した文字列を検索し、最初に見つかった文字位置を返す文字列処理関数です。

バリアント型 (内部処理形式 String の Variant) で返します。


検索文字が見つからなかった場合は、0を返します。

つまり、
検索文字が見つかった時は、その文字位置の数値、
見つからなかった時は、0が戻り値となります。


InStr関数

InStr([start, ]string1, string2[, compare])

start
省略可能です。
検索の開始位置を表す数式を指定します。
省略すると、先頭の文字から検索されます。
引数 start に Null 値が含まれている場合、エラーが発生します。
引数 compare を指定した場合は、start も指定する必要があります。
string1
必ず指定します。
検索対象となる文字列式を指定します。
string2
必ず指定します。
引数string1内で検索する文字列式を指定します。
compare
省略可能です。
文字列比較の比較モードを指定する番号を設定します。
引数compareを指定した場合は、引数startも指定する必要があります。

定数 説明
vbUseCompareOption -1 Option Compare ステートメントの設定を使用して比較を行います。
Option Compareの規定は、vbBinaryCompareになります。
vbBinaryCompare 0 バイナリ モードで比較を行います。
vbTextCompare 1 テキスト モードで比較を行います。

※バイナリ モードでは、全角半角、大文字小文字が区別されます。
  テキストモードでは、全角半角、大文字小文字が区別されません。

VBA関数では多くの場合、大文字小文字を区別されます。
従って、InStr関数仕様時も、大文字小文字を区別されるバイナリ モードを使う事が多くなります。
大文字小文字を区別せずに判定したい場合は、
LCase関数
UCase関数
StrConv関数
これらと組み合わせて使用することになります。


InStrB関数

バイト データとして扱います。
検索結果をバイト位置 (先頭からその位置までのバイト数) で返します。


使用例.

InStr("エクセルExcel", "E") ・・・ 5
InStr("エクセルExcel", "ce") ・・・ 7
InStr(6, "エクセルexcel", "e")・・・ 8、6文字以降で検索するので、2番目のeの位置


応用例1.

A列に何かの名称が入っているとして、
「(」の前までを取り出す場合です。

Dim i As Long
For i = 1 To Cells(Rows.Count, 1).End(xlUp).Row
  If InStr(Cells(i, 1), "(") > 0 Then
    Cells(i, 2) = Left(Cells(i, 1), InStr(Cells(i, 1), "(") - 1)
  End If
Next

InStr関数で、「(」があるかどうかを判定してから、
「(」がある場合には、その前までを取り出してB列に入れています。


応用例2.

A列に社名が入っているとして、
「株式会社」という名称が含まれていたら、B列に「株式会社」と出力する。

Dim i As Long
For i = 1 To Cells(Rows.Count, 1).End(xlUp).Row
  If InStr(Cells(i, 1), "株式会社") > 0 Then
    Cells(i, 2) = "株式会社"
  End If
Next

よく使われる使い方になります。
ただし、この場合は、Like演算子を使って、
If Cells(i, 1) Like "*株式会社*" Then
このように書いても同じです。
実際には、InStr関数とLike演算子は、好みによって使い分けられている場合が多いようです。


応用例3.

バイナリ モードで、全角半角、大文字小文字が区別しない場合は、
以下のように関数をネストさせます。

Dim str As String
str = "ExcelExcel"
MsgBox InStr(str, "e") '結果は9
MsgBox InStr(StrConv(LCase(str), vbNarrow), StrConv(LCase("e"), vbNarrow)) '結果は1

検索対象、検索文字、双方を、
・LCase関数で、小文字変換
・StrConv関数で、半角変換
これにより、全角半角、大文字小文字が区別せずに検索されます。



※関連関数
InStrRev関数

文字列系関数の参考ページ
第47回.VBA関数(文字列操作,Replace,InStr,StrConv)|ExcelマクロVBA入門

※VBA関数一覧




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