Googleスプレッドシート応用 | 他のスプレッドシートからインポート(IMPORTRANGE) | Google スプレッドシートの応用編です



最終更新日:2016-11-04

他のスプレッドシートからインポート(IMPORTRANGE)

Googleスプレッドシートで他のスプレッドシート(他のブック)から、データをインポートしして使用します、

スプレッドシートでは、Excelのような単純な参照は、他のブックに対しては出来ません。


以下の二つのスプレッドシートを使います。







部署別集計に、売上明細を部署別に集計します。

SUMIF関数やSUMIFS関数で、直接、他のブック(他のスプレッドシート)を参照することはできません。
ここは、Excelと大きく違うところです。

シートをコピーして使っても良いですが、データが変更されるたびにコピーし直しが発生してしまいます。
そこで、データがリンクした状態で参照できるようにしたいという事です。


Excelでは

Excelなら、直接、他のブックを集計する事が出来ますが、
Excelの場合は、別の問題があります。
それは、Excelファイルは簡単に移動出来てしまうので、
リンク切れが発生しやすく、運用に注意が必要です。


Googleスプレッドシートでは

他のブック(他のスプレッドシート)のデータをインポートして使います。
それには、
IMPORTRANGE関数
を使います。
Excelの「リンク貼り付け」のような機能になりますが、
貼り付け先の先頭位置を指定するだけで良い為、
使い勝手がとても良くなっています。


インポート用の新規シートを作成

シートを追加します。



+をクリックして、シートを追加します。
シート名は、
「売上明細」としておきましょう。




スプレッドシートキー

Excelで言えばファイル名に相当します。
スプレッドシート(ブック)の場合は、
URIの一部に、ファイル名入っています。



https://docs.google.com/spreadsheets/d/○△□/edit#gid=0

URIの、この「○△□」の部分を、
スプレッドシートキー
と言います。
このスプレッドシートキーをコピーしておきましょう。


IMPORTRANGE関数

IMPORTRANGE関数の構文
IMPORTRANGE(スプレッドシートキー, 範囲の文字列)

新規追加した、「売上明細」シートのA1セルに、
=IMPORTRANGE("スプレッドシートキー","シート1!A:D")
スプレッドシートキーは、コピーしておいた、「○△□」です。

範囲は、A1:D100のように指定しているのを見かけますが、
データの増減を考慮して、広めに指定するとか、
上記のように、列ごと指定してしまいましょう。
範囲が広ければ、当然ながらインポート時間が長くなりますが、
数秒の違いなら、メンテナンス性を重視した方が良いでしょう。

しばらく、以下のようにな表示が出ます。



しばらくすると、



#REFとなります。
あれれ、エラーか・・・
違います、まだやることが残っているのです。

A2セルをクリックします。



アクセスを許可」をクリックしてください。



表示されるまでは、少し(数秒)の時間がかかります。

元の、「売上明細」のデータを変更してみて下さい。
少しの時間をおいて、インポートされたデータも変更されます。


SUMIFS関数で部署ごとに集計

SUMIFS関数の構文
SUMIFS(合計範囲, 条件範囲1, 条件1, [条件範囲2, 条件2, ...])

B5セルに、
=SUMIFS('売上明細'!D:D,'売上明細'!A:A,">="&$A$2,'売上明細'!A:A,"<="&$B$2,'売上明細'!B:B,A5)
この数式を入れます。
上記数式では、日付のセルのみ絶対参照にしています。

B2セルをコピーして、B5セル〜B9セルに貼り付けます。



上の画像では、数式を改行しています。

SUMIFSのような、引数が多い関数の入力補助が欲しいところです。
Excelの数式パレットのようなものが実装されることを期待したいところです。


スプレッドシートキーやアクセスを許可の部分が、若干面倒な感じも受けますが、
WEBアプリなので、ここは慣れるしかないと思います。

複数人でデータを共有する場合は、Excelより優れている印象を受けました。




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