Google Apps Script入門 | 第13回.セルに書式を設定する | Google Apps Script(GAS)の入門解説です



最終更新日:2016-10-28

第13回.セルに書式を設定する

スプレッドシートでは、主に表を作成し、データの入力・編集を行いますが、

やはり、見栄えも重要な要素になってきます、

見栄え良く、見やすい表になるように書式設定をします。


以下の表を使います。






上の何も書式設定されていない表を、
下の表のように書式設定します。


罫線

setBorderメソッド

setBorder(top, left, bottom, right, vertical, horizontal)
setBorder(top, left, bottom, right, vertical, horizontal, color, style)

top, left, bottom, right, vertical, horizontal : true,false,null
     true : 罫線を引く、 false : 罫線を消す、 null : 罫線を変更しない
color : CSSの色設定
style : SpreadsheetApp.BorderStyleを指定
     DASHED,DOTTED,SOLID のいずれか、省略時はSOLID



塗りつぶし

setBackgroundメソッド

setBackground(color)
setBackgroundRGB(red, green, blue)

color : CSSの色設定
red, green, blue : 0 〜 255


フォント サイズ

setFontSizeメソッド

setFontSize(size)

size : Integer


太字

setFontWeightメソッド

setFontWeight(fontWeight)

fontWeight : "normal" または "bold"


斜体

setFontStyle

setFontStyle(fontStyle)

fontStyle : "italic" または "normal"


フォント 色

setFontColorメソッド

setFontColor(color)

color : CSSの色設定


CSSの色設定

カラー名 16進数 RGB値
black #000000 0,0,0
gray #808080 128,128,128
silver #C0C0C0 192,192,192
white #FFFFFF 255,255,255
blue #0000FF 0,0,255
navy #000080 0,0,128
teal #008080 0,128,128
green #008000 0,128,0
lime #00FF00 0,255,0
aqua #00FFFF 0,255,255
yellow #FFFF00 255,255,0
red #FF0000 255,0,0
fuchsia #FF00FF 255,0,255
olive #808000 128,128,0
purple #800080 128,0,128
maroon #800000 128,0,0

以下の3とお降りの指定は、全て白色になります。

setBackground("white")
setBackground("#FFFFFF")
setBackgroundRGB(255, 255, b55)


完成スクリプト

function sample13() {
  var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet()
  var range
  
  range = sheet.getRange("B2:E12")
  range.setBorder(false, false, false, false, true, true, "black", SpreadsheetApp.BorderStyle.DOTTED)
  range = sheet.getRange("B2:E2")
  range.setBorder(true, null, true, null, null, null)
  range = sheet.getRange("B12:E12")
  range.setBorder(null, null, true, null, null, null)
  range = sheet.getRange("B2:B12")
  range.setBorder(null, true, null, true, null, null)
  range = sheet.getRange("E2:E12")
  range.setBorder(null, null, null, true, null, null)
  
  range = sheet.getRange("B2:E2")
  range.setBackgroundRGB(128,128,128)
  range.setFontColor("white")
  range.setFontWeight("bold")
  range.setFontStyle("italic")
  range.setFontSize(12)
  
  range = sheet.getRange("B3:B12")
  range.setFontWeight("bold")
  range.setBackground("teal")
}
罫線は、エクセルとは大分違いがありますので、注意してください。
エクセルVBAの感覚なら、
range = sheet.getRange("B2:E12")
range.setBorder(null, null, null, null, true, true, "black", SpreadsheetApp.BorderStyle.DOTTED)
range.setBorder(true, true, true, true, null, null)
これで、外枠細線、内側極細線の設定になりそうですが、
スプレッドシートでは、この指定では正しく設定されません。
上記の2行のsetBorderを、別々に実行すると正しく設定されますが、
同時に実行すると正しく設定されません。
これが仕様なのかどうか、どうも微妙な動作になっています。
ただし、そもそもスプレッドシートでは、罫線の種別も少ないので、
基本的には、標準線種のSOLIDで、まとめて設定するようにしましょう。


設定されている書式の取得

set○○メソッドで設定できて、get○○メソッドで取得できます。

塗りつぶし
 setBackgroundメソッドに対して、getBackgroundメソッド
フォント サイズ
 setFontSizeメソッドに対して、getFontSizeメソッド
太字
 
setFontWeightメソッドに対して、getFontWeightメソッド
斜体
 
setFontStyleに対して、getFontStyleメソッド
フォント 色
 
setFontColorメソッドに対して、getFontColorメソッド

ただし、
setBorderメソッドは見当たりませんので、現時点では罫線の取得方法は不明です。


表の見栄えは重要ですが、
表の本質はデータですので、過度の見栄えは必用ないと思います。
見てもらいたいデータ、気を付けてもらいたいデータ
これらに視線が行きやすいように工夫することを考えると良いでしょう。




同じテーマ「Google Apps Script入門」の記事

第14回.複数のシートを扱う
第15回.複数のスプレッドシートを扱う
第16回.Google Apps Scriptの文法
第17回.JavaScript リファレンス
第18回.組み込み関数を使う
第19回.いろいろな繰り返し処理
第20回.エラー処理(try・・・catch)

新着記事 ・・・新着記事一覧を見る

メモの挿入・削除と改行文字|Google Apps Script入門(12月6日)
リンクの挿入・編集・削除|Google Apps Script入門(12月6日)
セルに数式を入れる|Google Apps Script入門(12月1日)
セルのコピー&各種ペースト|Google Apps Script入門(11月22日)
Twitter Bot 作成|Google Apps Script応用(11月6日)
Excel流の最終行の取得|Google Apps Script応用(11月6日)
方眼紙Excelが楽に入力できるVBA|ExcelマクロVBAサンプル集(11月5日)
「ポケモンを確実に見つける方法」をExcelで数学してみた|エクセル雑感(11月4日)
スプレッドシート(ブック)の作成・名前変更|Google Apps Script入門(11月4日)
シートの挿入・削除・名前変更|Google Apps Script入門(11月3日)

アクセスランキング ・・・ ランキング一覧を見る

1.最終行の取得(End,Rows.Count)|ExcelマクロVBA入門
2.RangeとCellsの使い方|ExcelマクロVBA入門
3.徹底解説(VLOOKUP,MATCH,INDEX,OFFSET)|エクセル関数超技
4.Range以外の指定方法(Cells,Rows,Columns)|ExcelマクロVBA入門
5.セルの参照範囲を可変にする(OFFSET,COUNTA,MATCH)|エクセル関数超技
6.セルのコピー&値の貼り付け(PasteSpecial)|ExcelマクロVBA入門
7.CSVの読み込み方法|ExcelマクロVBAサンプル集
8.変数とデータ型(Dim)|ExcelマクロVBA入門
9.セル・行・列の削除・挿入(Delete,Insert)|ExcelマクロVBA入門
10.ひらがな⇔カタカナの変換|エクセル基本操作



  • >
  • >
  • >
  • セルに書式を設定する

  • このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。


    記述には細心の注意をしたつもりですが、
    間違いやご指摘がありましたら、「お問い合わせ」からお知らせいただけると幸いです。
    なお、掲載のVBAコードは自己責任で使ってください。万一データ破損等の損害が発生しても責任は負いません。



    ↑ PAGE TOP