ExcelマクロVBA入門 | 第92回.名前定義(Names) | Excelマクロの基礎と応用、エクセルVBAの入門・初級・初心者向け解説



最終更新日:2013-05-09

第92回.名前定義(Names)


名前定義をマクロで扱う場合です。


多くのプロパティ・メソッドがありますが、


ここでは、実践的に使用するものに限定します。



名前定義の追加


式.Add(Name, RefersTo, Visible, MacroType, ShortcutKey, Category, NameLocal, RefersToLocal, CategoryLocal, RefersToR1C1, RefersToR1C1Local)

Name NameLocal パラメーターが指定されていない場合は、名前として使用する文字列を英語で指定します。名前には、スペースを含めることはできません。また、セル参照として書式を設定することもできません。
RefersTo RefersToLocal、RefersToR1C1、および RefersToR1C1Local パラメーターが指定されていない場合は、A1 形式の表記法を使用して英語で名前の参照先を指定します。
参照が存在しない場合は、Nothing が返されます。
Visible 名前を表示する場合は True を指定します。名前を非表示にする場合は False を指定します。非表示の名前は、[名前の定義]、[名前の貼り付け]、および [ジャンプ] ダイアログ ボックスに表示されません。既定値は True です。
MacroType マクロの種類を、次のいずれかの値で指定します。

1 - ユーザー定義関数 (Function プロシージャ)
2 - マクロ (Sub プロシージャ)
3 または省略 - なし (定義した名前はユーザー定義関数またはマクロを参照しません)
ShortcutKey マクロのショートカット キーを指定します。"z" または "Z" のように、アルファベットの 1 文字を指定します。コマンド マクロに対してのみ適用されます。
Category MacroType 引数が 1 または 2 のときに、名前が参照するマクロや関数の分類を指定します。これは、関数ウィザードで使われる分類です。既存の分類では 1 から順に決まっている番号、または英語で分類名を指定できます。また、既存の分類以外の分類名を指定すると、自動的に新しい分類として追加されます。
NameLocal Name パラメーターが指定されていない場合は、名前として使用するローカライズされた文字列を指定します。名前には、スペースを含めることはできません。また、セル参照として書式を設定することもできません。
RefersToLocal RefersTo、RefersToR1C1、および RefersToR1C1Local パラメーターが指定されていない場合は、A1 形式の表記法を使用してローカライズされた文字列で名前の参照先を指定します。
CategoryLocal Category パラメーターが指定されていない場合は、ユーザー設定関数の分類を示すローカライズされた文字列を指定します。
RefersToR1C1 RefersTo、RefersToLocal、および RefersToR1C1Local パラメーターが指定されていない場合は、R1C1 形式の表記法を使用して英語で名前の参照先を指定します。
RefersToR1C1Local RefersTo、RefersToLocal、および RefersToR1C1 パラメーターが指定されていない場合は、R1C1 形式の表記法を使用してローカライズされた文字列で名前の参照先を指定します。


使用例.


ActiveWorkbook.Names.Add Name:="test", RefersToLocal:="=Sheet1!$A$1:$B$2"

ActiveWorkbook.Names.Add Name:="test", RefersToR1C1:="=Sheet1!R1C1:R2C2"


どちらも、A1〜B2セル範囲に、「test」で名前定義を追加しています。


注意したいのは、シート名を含めて指定している点です。


指定しなければ、アクティブシートになりますが、指定するようにして下さい。


また、2007以降では、シート毎に名前定義を追加できますが、


あまり使用しない方が良いでしょう、間違いのもとになります。




名前定義の削除


ActiveWorkbook.Names(1).Delete


または、


ActiveWorkbook.Names("名前").Delete







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