ExcelマクロVBA技術解説 | VBAでのSQLの基礎(SQL:Structured Query Language) | Excelマクロの問題点と解決策、エクセルVBAの技術的解説



最終更新日:2013-09-05

VBAでのSQLの基礎(SQL:Structured Query Language)


SQL(Structured Query Language:構造化問い合わせ言語)は、

データベースの定義や表の操作を行う言語です。

データ定義言語であるDDL(data description language)と

データ操作言語であるDML(data manipulation language)に分けられます。


DDLはデータベースの定義を行うためのSQLです。

DMLはデータベースにおけるデータの操作を行うためのSQLで、データの抽出や更新、追加、削除を行います。

ここでは、DMLのSELECTについて主に解説します。


SQL文
  主に以下の命令文があります。
  SELECT    データの抽出(検索)
  UPDATE    データの更新
  INSERT    データの追加
  DELETE    データの削除

SELECT文
  SELECT select_expression [ , select_expression … ] 
  [ FROM table_name [ , table_name …] ]
  [ WHERE where_expression ]
  [ GROUP BY group_expression [ , group_expression …]
  [ ORDER BY order_expression [ , order_expression …] ]

  select_expression
    抽出したいテーブルのフィールドを指定します。
    [テーブル名.]フィールド名
    カンマ(,)で区切って、複数の指定が可能です。
    フィールド名が他のテーブルと重複していない場合は、テーブル名を省略できます。
    フィールドには別名を付けることができます。
    [テーブル名.]フィールド名 AS 別名

  table_name
    テーブル名を指定します。
    カンマ(,)で区切って、複数の指定が可能です。
    フィールドには別名を付けることができます。
    テーブル名 AS 別名

    テーブルの結合
      INNER JOIN    内部結合といい、結合する両方のテーブルに同一データがある場合のみ対象となります。
      LEFT JOIN    外部結合といい、結合する左側のテーブルにデータがある場合は全て対象となります。
      RIGHT JOIN    外部結合といい、結合する右側のテーブルにデータがある場合は全て対象となります。
      ON    結合条件式を記述します。AND OR が使用できます。

  where_expression
    抽出する条件式を記述します。
    [テーブル名.]フィールド名 = 値

  group_expression
    グループ化するフィールドを指定します。
    [テーブル名.]フィールド名
    カンマ(,)で区切って、複数の指定が可能です。

  order_expression
    並べ替えするフィールドを指定します。
    [テーブル名.]フィールド名 [ ASC | DESC]
    カンマ(,)で区切って、複数の指定が可能です。
      ASC  昇順
      DESC  降順
      省略時はASC


SQL文は非常に奥が深く、専門書も多く出ています。

ここでは、基本のSELECTのみ掲載しました。

エクセルVBAで使うSQL分は、ほとんどがSELECTになるでしょう。

SELECTだけでも、使い方・書き方は非常に複雑です。

SQLを勉強するなら、この本は必需品になります、私も持っています。




実践例

以下は、ADODBでSQL文を使っているサンプルを掲載している記事です。

ADOでマスタ付加と集計(SQL)

ADOでマスタ更新(SQL)

ADOでCSV読み込み(SQL)




同じテーマ「ExcelマクロVBA技術解説」の記事

Dictionary(ディクショナリー)連想配列の使い方について
Dictionary(ディクショナリー)のパフォーマンスについて
VBAでのInternetExplorer自動操作
VBAで正規表現を利用する(RegExp)
VBAでメール送信する(CDO:Microsoft Collaboration Data Objects)
VBAでのOutlook自動操作
ADO(ActiveX Data Objects)の使い方の要点

新着記事 ・・・新着記事一覧を見る

データクレンジングと名寄せ|ExcelマクロVBA技術解説(10月20日)
SUMIFの間違いによるパフォーマンスの低下について|エクセル関数超技(6月17日)
条件式のいろいろな書き方:TrueとFalseの判定とは|ExcelマクロVBA技術解説(6月15日)
空白セルを正しく判定する方法2|ExcelマクロVBA技術解説(5月6日)
フルパスをディレクトリ、ファイル名、拡張子に分ける|ExcelマクロVBA技術解説(4月15日)
テキストボックスの各種イベント|Excelユーザーフォーム入門(4月9日)
フォルダ(サブフォルダも全て)削除する、Optionでファイルのみ削除|ExcelマクロVBAサンプル集(4月4日)
最後の空白(や指定文字)以降の文字を取り出す|エクセル関数超技(3月26日)
先頭の数値、最後の数値を取り出す|エクセル関数超技(3月26日)
Excelファイルを開かずにシート名をチェック|ExcelマクロVBAサンプル集(3月23日)

アクセスランキング ・・・ ランキング一覧を見る

1.最終行の取得(End,Rows.Count)|ExcelマクロVBA入門
2.RangeとCellsの使い方|ExcelマクロVBA入門
3.Range以外の指定方法(Cells,Rows,Columns)|ExcelマクロVBA入門
4.変数とデータ型(Dim)|ExcelマクロVBA入門
5.セルのコピー&値の貼り付け(PasteSpecial)|ExcelマクロVBA入門
6.定数と型宣言文字(Const)|ExcelマクロVBA入門
7.徹底解説(VLOOKUP,MATCH,INDEX,OFFSET)|エクセル関数超技
8.マクロって何?VBAって何?|ExcelマクロVBA入門
9.CSVの読み込み方法|ExcelマクロVBAサンプル集
10.ひらがな⇔カタカナの変換|エクセル基本操作



  • >
  • >
  • >
  • VBAでのSQLの基礎(SQL:Structured Query Language)

  • このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。


    記述には細心の注意をしたつもりですが、
    間違いやご指摘がありましたら、「お問い合わせ」からお知らせいただけると幸いです。
    なお、掲載のVBAコードは自己責任で使ってください。万一データ破損等の損害が発生しても責任は負いません。

    ↑ PAGE TOP