ExcelマクロVBAサンプル集 | 配色を使用したカラー設定を固定カラーに再設定 | Excelマクロの実用サンプル、エクセルVBA集と解説



最終更新日:2013-10-29

配色を使用したカラー設定を固定カラーに再設定


Excel2007以降なら配色を選択して作成した場合、

作成したシートを他のブックに移すと、色が変わってしまいます、

そこで、配色ではなく、RGB値で色を再設定することで、

元々の色をそのままにして、他のブックに移すことが出来ます。

以下は、この目的で色を再設定するマクロVBAになります。


Sub sample()
  Dim ws As Worksheet
  Dim rng As Range
  Dim gc As ChartObject
  Dim sc As Series
  Set ws = ActiveSheet
  'セルの塗りつぶしを再設定
  For Each rng In ws.UsedRange
    If rng.Interior.ColorIndex <> xlColorIndexNone Then
      rng.Interior.Color = rng.Interior.Color
    End If
  Next
  'グラフの色を再設定
  For Each gc In ws.ChartObjects 'グラフのコレクション
    For Each sc In gc.Chart.SeriesCollection '系列のコレクション
      With sc
        Select Case sc.ChartType
          Case XlChartType.xlColumnClustered '棒グラフ
            If .Interior.ColorIndex <> xlColorIndexNone Then
              .Interior.Color = .Interior.Color
            End If
            If .Border.ColorIndex <> xlColorIndexNone And _
              .Border.ColorIndex <> xlColorIndexAutomatic Then
              .Border.Color = .Border.Color
            End If
          Case XlChartType.xlLine '折れ線グラフ
            If .Interior.ColorIndex <> xlColorIndexNone Then
              .Interior.Color = .Interior.Color
            End If
            If .Border.ColorIndex <> xlColorIndexNone Then
              .Border.Color = .Border.Color
            End If
          Case XlChartType.xlLineMarkers 'マーカー付き折れ線グラフ
            If .Interior.ColorIndex <> xlColorIndexNone Then
              .Interior.Color = .Interior.Color
            End If
            If .Border.ColorIndex <> xlColorIndexNone Then
              .Border.Color = .Border.Color
            End If
            If .MarkerForegroundColor >= 0 Then
              If .MarkerForegroundColorIndex <> xlColorIndexNone Then
                .MarkerForegroundColor = .MarkerForegroundColor
              End If
            Else
              .MarkerForegroundColor = .Border.Color
            End If
            If .MarkerBackgroundColor >= 0 Then
              If .MarkerBackgroundColorIndex <> xlColorIndexNone Then
                .MarkerBackgroundColor = .MarkerBackgroundColor
              End If
            Else
              .MarkerBackgroundColor = .Border.Color
            End If
        End Select
      End With
    Next
  Next
End Sub


上記のマクロVBAでは、セルの塗りつぶしと、グラフについて対応しています。

他に、オートシェイプ等々もありますが、考え方は同じになります。

また、グラフについては、

・棒グラフ
・折れ線グラフ
・マーカー付き折れ線グラフ

この3種類について対応しています。

同じコードで設定できるグラフも多いのですが、基本的にグラフ毎にクセがありますので、どのプロパティを変更するかが変わります。

特に自動設定となるプロパティが問題です。

上記のマクロなら、

マーカー付き折れ線グラフのMarkerForegroundColorやMarkerBackgroundColorになります。

この場合は、値に-1が入っている場合があり、その場合はBorder.Colorと同じになります。

探せばどこかに資料があるかもしれませんが、実際にVBAをステップ実行してカラー値を確認した方が早いと思います。


上記マクロでは配色のみ対応していますが、テーマにより見た目が変わります。

テーマによる変更は確認していませんが、これよりはるかに複雑な処理が必要になる事は間違いありません。

従って、テーマや配色は極力使用しない事をお勧めします。

標準のOfficeで使うか、その他の色で直接に色を設定するようにしましょう。

もし、テーマや配色を使用するなら、

シートを使いまわし他のブックに移す等は絶対にしない事が前提となります。




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