ExcelマクロVBAサンプル集 | ユーザー定義関数でハイパーリンクのURLを取得(Hyperlink) | Excelマクロの実用サンプル、エクセルVBA集と解説



最終更新日:2014-01-23

ユーザー定義関数でハイパーリンクのURLを取得(Hyperlink)


ネットから、何らかの一覧をエクセルにコピペすると、

文字列や画像等に、リンクの設定がくっついてきます。

URLが表記されていれば良いですが、表示されていない事の方が多いでしょう。


そこで、VBAでユーザー定義関数を作成し、URLを取得できるようにします。



A1は、文字にURLのリンクが設定されています。

A2は、画像にURLのリンクが設定されています。

A3は、文字と画像にURLのリンクが設定されています。

A4は、文字にメールアドレスのリンクが設定されています。

B列は、以下のユーザー定義関数を設定しました。

=GetHyperlink(A1)

A2以下にも同様の関数を設定しました。


以下が、ユーザー定義関数になります。

Function GetHyperlink(セル As Range) As String
    Dim sp As Shape
    If セル.Hyperlinks.Count > 0 Then
        GetHyperlink = セル.Hyperlinks(1).Address
    End If
    For Each sp In ActiveSheet.Shapes
        If セル.Address = sp.TopLeftCell.Address Then
            GetHyperlink = GetHyperlink & vbLf & sp.Hyperlink.Address
        End If
    Next
End Function


標準モジュールに作成して下さい。

説明

Dim sp As Shape
図形オブシェクトの変数定義です。

セル.Hyperlinks.Count
セルに含まれるハイパーリンクがあるかの判定です。

For Each sp In ActiveSheet.Shapes
現在シートの図形コレクションから1つづつ取り出します。

sp.TopLeftCell
図形の左上のセルを取得します。

つまり、図形の左上が、当該セルに含まれているかを判定しています。

全体が入っているかの判定をしてしまうと、漏れが発生します。

逆に、一部が含まれているかの判定では、重複が発生します。

左上での判定が、最も見た目の間隔に近いと思います。


セル.Hyperlinks(1).Address
sp.Hyperlink.Address
URLを文字列で取得します。

複数のハイパーリンクが1つのセルに含まれる場合は、(複数図形等)

改行コードで結合しています。

セルの書式を、「折り返して全体を表示」に設定して下さい。


注意.
セルは、Hyperlinks(1)
図形は、Hyperlink
です。

この違いを理解するには、CellsがRangeオブジェクトである事を理解する必要があります。

Rangeオブジェクトは、セル範囲ですので、Hyperlinkのコレクションになります。

コレクションですから、インデックスを指定します。

この場合は、1つのセル範囲なので、(1)しか存在しません。

図形は、指定された図形1つだけですので、Hyperlinkになります。

上のRangeオブシェクトの話が理解できない場合は、

RangeとCellsの深遠 を参考にして下さい。

ただ、結構難しい解説となっています。

できれば、ExcelマクロVBA入門 を順序良く読んで下さい。


少しVBAが解る方は、

For〜Next等で処理し、値のみをセルに入れた方が、使い勝手は良いと思います。

例えば以下のように。

Sub GetHyperlink2()
  Dim i As Long, iMax As Long
  Dim strUrl As String
  iMax = Cells(Rows.Count, 1).End(xlUp).Row
  For i = 1 To iMax
    strUrl = ""
    If Cells(i, 1).Hyperlinks.Count > 0 Then
      strUrl = Cells(i, 1).Hyperlinks(1).Address
    End If
    For Each sp In ActiveSheet.Shapes
      If Cells(i, 1).Address = sp.TopLeftCell.Address Then
        strUrl = strUrl & vbLf & sp.Hyperlink.Address
      End If
    Next
    If Not IsEmpty(strUrl) Then
      Cells(i, 2) = strUrl
    End If
  Next
End Sub


少し面倒ですね。

セル内に、左上が入っている図形を簡単に取得できれば良いのですが、

現在、私には解りません。(多分無理かなと思っています。)

従って、シート内の図形を全て検索し、当該セルに含まれるかの判定をしています。

注意.
前回は、Do〜Loopを使用しました。
今回は、For〜Nextを使用しています。
特段の理由はありません。
同じ事をするにも、いろいろなVBAコードがある事の紹介にすぎません。

ネットからコピーして、資料等を作成する場合には、使う機会があると思います。





同じテーマ「ExcelマクロVBAサンプル集」の記事

カラーのコード取得、256RGB⇔16進変換
時刻になったら音を鳴らして知らせる(OnTime)
指定文字、指定数式でジャンプ機能(Union)
「値の貼り付け」をショートカットに登録(OnKey)
「セルの結合」をショートカットに登録(OnKey)
半角カナのみ全角カナに変換する
計算式の元となる数値定数を消去する(Precedents)

新着記事 ・・・新着記事一覧を見る

画像のトリミング(PictureFormat,Crop)|ExcelマクロVBAサンプル集(12月27日)
シート保護|Google Apps Script入門(12月24日)
表示の固定|Google Apps Script入門(12月24日)
グラフ|Google Apps Script入門(12月21日)
入力規則|Google Apps Script入門(12月13日)
並べ替え|Google Apps Script入門(12月12日)
メモの挿入・削除と改行文字|Google Apps Script入門(12月6日)
リンクの挿入・編集・削除|Google Apps Script入門(12月6日)
セルに数式を入れる|Google Apps Script入門(12月1日)
セルのコピー&各種ペースト|Google Apps Script入門(11月22日)

アクセスランキング ・・・ ランキング一覧を見る

1.RangeとCellsの使い方|ExcelマクロVBA入門
2.最終行の取得(End,Rows.Count)|ExcelマクロVBA入門
3.徹底解説(VLOOKUP,MATCH,INDEX,OFFSET)|エクセル関数超技
4.Range以外の指定方法(Cells,Rows,Columns)|ExcelマクロVBA入門
5.セルの参照範囲を可変にする(OFFSET,COUNTA,MATCH)|エクセル関数超技
6.セルのコピー&値の貼り付け(PasteSpecial)|ExcelマクロVBA入門
7.ひらがな⇔カタカナの変換|エクセル基本操作
8.CSVの読み込み方法|ExcelマクロVBAサンプル集
9.変数とデータ型(Dim)|ExcelマクロVBA入門
10.VBAのFindメソッドの使い方には注意が必要です|ExcelマクロVBA技術解説



  • >
  • >
  • >
  • ユーザー定義関数でハイパーリンクのURLを取得(Hyperlink)

  • このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。


    記述には細心の注意をしたつもりですが、
    間違いやご指摘がありましたら、「お問い合わせ」からお知らせいただけると幸いです。
    なお、掲載のVBAコードは自己責任で使ってください。万一データ破損等の損害が発生しても責任は負いません。

    ↑ PAGE TOP