エクセル入門
RANDARRAY関数(ランダム数値)

Excelの初心者向け入門解説
最終更新日:2020-03-20

数式.RANDARRAY関数(ランダム数値)


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RANDARRAY関数は、ランダムな数値の配列を返します。
行と列の数、最小値と最大値、および整数または10進数の値を返すかどうかを指定できます。

RANDARRAY関数はスピルで登場した新しい関数です。
2019年にOffice365のExcelに実装された革新的な機能としてスピルがあります。数式を入力したセルから結果があふれて隣接したセルにも出力されるのがスピルです。今までは数式を入れたセルにしか結果を出せませんでしたが、スピルでは隣接するセルにまで結果が表示されます。

RANDARRAY関数の書式

=RANDARRAY([行],[列],[最小],[最大],[整数])

省略可能。
作成する配列の行数を指定します。
省略した場合は1となります。

省略可能。
作成する配列の列数を指定します。
省略した場合は1となります。

最小
省略可能。
作成する配列の最小値を指定します。
省略した場合は0となります。

最小値は最大値より小さくする必要があります。

最大値より大きい値を指定した場合は #VALUE! となります。

最大
省略可能。
作成する配列の最大値を指定します。
省略した場合は1となります。

最大値は最小値より大きくする必要があります。
最小値より小さい値を指定した場合は #VALUE! となります。

整数
省略可能。
整数または10進数の値のどちらを返すかを指定します。
TRUE : 整数
FALSE : 10進数の値
省略した場合は、FALSE(10進数の値)になります。

RANDARRAY関数の使用例

1行1列

=RANDARRAY()

エクセル Excel RANDARRAY関数

引数をすべて省略すると、1行1列の実数の乱数になります。
=RAND()

結果としては、これと同じになります。

10行1列

=RANDARRAY(10)

エクセル Excel RANDARRAY関数

第1引数の行だけ指定して、他の引数は省略しています。

1行10列:1から10の整数

=RANDARRAY(1,10,,,TRUE)

エクセル Excel RANDARRAY関数

引数の、最小、最大を省略しているので、
0から1の整数、つまり、0と1のみになります。

10行10列:1から100の整数

=RANDARRAY(10,10,1,100,TRUE)

エクセル Excel RANDARRAY関数

全ての引数を指定しています。

n行n列:セル値で

=RANDARRAY(K1,K2,K3,K4,K5)

エクセル Excel RANDARRAY関数

引数をすべてセルで指定しています。
上図では、列数を10以上にすると、スピル範囲がJ列にかかってしまうためエラーとなります。

他の関数の引数で

リストをランダムに並べ替える

=SORTBY(A2:F51,RANDARRAY(ROWS(A2:A51)))

エクセル Excel RANDARRAY関数

RANDARRAY関数で行数分の乱数を作り、その乱数を基にリストを並べ替えています。

重複しない乱数を作成する

=SORTBY(SEQUENCE(10),RANDARRAY(10))

エクセル Excel RANDARRAY関数

RANDARRAYで10個の乱数を作り、その乱数を基にSEQUENCE関数で作成した1から10の整数を並べ替えています。

スピルによって新しく追加された関数

関数名 説明
FILTER フィルターは定義した条件に基づいたデータ範囲です。
SORT 範囲または配列の内容を並べ替えます。
SORTBY 範囲または配列の内容を、対応する範囲または配列の値に基づいて並べ替えます。
UNIQUE 一覧表または範囲内から重複データを削除した一覧を返します。
RANDARRAY 0から1までのランダムな数値の配列を返します。
SEQUENCE 1、2、3、4など、配列内の連続した数値の一覧を生成します。
XLOOKUP 範囲または配列を検索し、見つかった最初の一致に対応する項目を返します。
一致が存在しない場合、XLOOKUP は最も近い (概算) 一致を返すことができます。
XMATCH 配列またはセル範囲内の項目の相対的な位置を返します。


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