エクセルの神髄
VBA関数

マクロVBA関数の解説です
最終更新日:2021-09-08

VBA関数


ExcelマクロVBAを使いこなす為には、VBA関数の習得は必須になります、
VBA関数の使える幅が、マクロVBAを書ける幅になります。
ここでは、VBAにおいて必須ともいえる、ぜひ習得しておきたいVBA関数を中心に詳細解説しています。

文字列操作:マクロVBA関数

Asc関数 , AscB関数 , AscW関数
Asc関数は、指定した文字列内にある先頭の文字の文字コードを返す変換関数です、整数型(Integer)の値を返します。AscB関数はバイトデータとして扱います。AscW関数はUnicode文字セットとして扱います。
Chr関数 , ChrB関数 , ChrW関数
Chr関数は、指定した文字コードに対応する文字を示す文字列型(String)の値を返します。ChrB関数はバイトデータとして扱います。ChrW関数はUnicode文字セットとして扱います。Chr関数 Chr(charcode) charcode 文字を特定するための長整数型(Long)の値を指定します。
Format関数
Format関数は、式を指定した書式に変換し、その文字列を示す値を返します、バリアント型(内部処理形式StringのVariant)で返します。Format関数 Format(expression[,format[,firstdayofweek[,firstweekofyear]]]) expression 必ず指…
FormatCurrency関数,FormatDateTime関数,FormatNumber関数,FormatPercent関数
Format関数は、式を指定した書式に変換しますが、FormatCurrency関数 FormatDateTime関数 FormatNumber関数 FormatPercent関数 これらの関数は、コンピューターの地域の設定を使用して、通貨/日付時刻/数値/パーセンテージの書式に変換する場合に使用します。
InStr関数,InstrB関数
Instr関数はVBAでは頻繁に使われる超重要の必須関数です。シート関数のFIND関数・SEARCH関数と同様機能のVBA関数になります。Instr関数は、文字列の中から指定した文字列を先頭から検索し、最初に見つかった文字位置を返す文字列処理関数です。
InStrRev関数
InStrREv関数は、文字列の中から指定した文字列を最後の文字位置から検索を開始し、最初に見つかった文字位置を返す文字列処理関数です。バリアント型(内部処理形式StringのVariant)で返します。InStrRev関数 InstrRev(stringcheck,stringmatch[,start[,
LCase関数
LCase関数は、アルファベットの大文字を小文字に変換する文字列処理関数です。LCase関数 LCase(string) charcode 任意の文字列式を指定します。この引数は必ず指定します。stringにNull値が含まれている場合、Null値を返します。
UCase関数
UCase関数は、アルファベットの小文字を大文字に変換する文字列処理関数です。UCase関数 UCase(string) charcode 任意の文字列式を指定します。この引数は必ず指定します。stringにNull値が含まれている場合、Null値を返します。
Replace関数
Replace関数は、指定された文字列の一部を、別の文字列で指定された回数分で置換した文字列を返します。引数compareの指定りより、全角半角、大文字小文字の扱いが変わります。Replace関数 Replace(expression,find,replace[,start[,count[,compare]]]) …
Left関数 , LeftB関数
Left関数は、文字列の左端から指定した文字数分の文字列を返します、バリアント型(内部処理形式StringのVariant)の値を返します。Left関数 Left(string,length) string 必ず指定します。この文字列式の左端から文字列が取り出されます。
Right関数 , RightB関数
Right関数は、文字列の右端から指定した文字数分の文字列を返します、バリアント型(内部処理形式StringのVariant)の値を返します。Right関数 Right(string,length) string 必ず指定します。この文字列式の右端から文字列が取り出されます。
Mid関数 , MidB関数
Mid関数は、文字列から指定した文字数分の文字列を返します、バリアント型(内部処理形式StringのVariant)の値を返します。Mid関数 Mid(string,start[,length]) string 必ず指定します。文字列を取り出す、元の文字列式を指定します。
Len関数 , LenB関数
Len関数は、指定した文字列の文字数を、LenB関数はバイト数を返します。長整数型(Long)の値を返します。Len関数 Len(string|varname) string 任意の文字列式を指定します。
Trim関数
Trim関数は、指定した文字列から先頭と末尾の両方のスペースを削除した文字列を表す値を返します、バリアント型(内部処理形式StringのVariant)の値を返します。Trim関数 Trim(string) string この引数は必ず指定します。
LTrim関数
LTrim関数は、指定した文字列から先頭のスペースを削除した文字列を表す3qeを返します、バリアント型(内部処理形式StringのVariant)の値を返します。LTrim関数 LTrim(string) string この引数は必ず指定します。
RTrim関数
RTrim関数は、指定した文字列から末尾のスペースを削除した文字列を返します、バリアント型(内部処理形式StringのVariant)の値を返します。RTrim関数 RTrim(string) string この引数は必ず指定します。任意の文字列式を指定します。
Space関数
Space関数は、指定した数のスペースからなる文字列を返す文字列処理関数です、バリアント型(内部処理形式StringのVariant)の値を返します。Space関数 Space(number) number スペースの数を指定します。この引数は必ず指定します。
StrComp関数
文字列を比較し、文字列の大小や等しいかの結果を返します。文字列比較の結果を示す、サブタイプが整数型(Integer)であるバリアント型(Variant)の値を返します。StrComp関数 StrComp(string1,string2,[compare]) string1 任意の有効な文字列式を指定します。
StrConv関数
StrConv関数は、指定された変換方式で変換した文字列を返します、バリアント型(内部処理形式StringのVariant)で返します。StrConv関数 StrConv(string,conversion,LCID) string 必ず指定します。
Str関数
Str関数は、数式の値を文字列で表した値(数字)で返す文字列処理関数です、バリアント型(内部処理形式StringのVariant)の値を返します。Str関数 Str(number) number 有効な数式を長整数型(Long)で指定します。
String関数
String関数は、指定した文字コードの示す文字または文字列の先頭文字を、指定した文字数だけ並べた文字列を返す文字列処理関数です、バリアント型(内部処理形式StringのVariant)の値を返します。String関数 tring(number,character) number 必ず指定します 長整数型(Long…
StrReverse関数
StrReverse関数は、指定された文字列の文字の並びを逆にした文字列を返します。StrReverse関数 StrReverse(expression) expression 文字の並びを逆にする文字列を指定します。引数expressionが長さ0の文字列("")である場合は、
Val関数
Val関数は、指定した文字列に含まれる数値を適切なデータ型に変換して返します。Val関数 Val(string) string 任意の文字列式を指定します。この引数は必ず指定します。文字列中に数字以外の文字が見つかると、Val関数は読み込みを中止します。

分岐:マクロVBA関数

IIf関数
IIf関数は、式の評価結果によって、2つの引数のうち1つを返します。IIf関数 IIf(expr,truepart,falsepart) expr 必ず指定します。評価対象の式を指定します。truepart 必ず指定します。
Choose関数
引数Indexの値に基づいて、引数リストから値を返します。Choose関数 Choose(index,choice-1,[choice-2,...,[choice-n]]) index 必ず指定します。1から選択肢の数までの値になる数式またはフィールドです。
Switch関数
式の一覧を評価し、その一覧で、Trueが指定されている最初の式に関連付けられている値または式を返します。Switch関数 Switch(expr-1,value-1,[expr-2,value-2…,[expr-n,value-n]]) expr-n 評価するバリアント型(Variant)の式を指定します。

型変換:マクロVBA関数

CBool関数
CBool関数は、引数をBoolean型(True,False)に変換します。式がゼロの値に評価される場合Falseを返し、それ以外の場合はTrueを返します。CBool関数 CBool(expression) expression 任意の文字列式または数式を指定します。
CByte関数
CByte関数は、引数をByte型(0~255)に変換します。CByte関数 CByte(expression) expression 文字列式または数式を指定します。この引数は必ず指定します。引数が0~255に変換できない場合はエラーとなります。
CCur関数
CCur関数は、引数をCurrency型(通貨型)に変換します。CCur関数 CCur(expression) expression には任意の文字列式または数式を指定します。この引数は必ず指定します。
CDate関数
CDate関数は、引数の数値または文字列をDate型(日付型)に変換します。CDate関数 CDate(expression) expression 任意の文字列式または数式を指定します。この引数は必ず指定します。
CDbl関数
CDbl関数は、引数をDouble型(倍精度浮動小数点数型)に変換します。CDbl関数 CDbl(expression) expression 任意の文字列式または数式を指定します。この引数は必ず指定します。
CDec関数
CDec関数は、引数をDecimal型(10進型)に変換します。CDec関数 CDec(expression) expression には任意の文字列式または数式を指定します。この引数は必ず指定します。
CInt関数
CInt関数は、引数をInteger型(整数型)に変換します。CInt関数 CInt(expression) expression には任意の文字列式または数式を指定します。この引数は必ず指定します。
CLng関数
CLng関数は、引数をLong型(長整数型)に変換します。CLng関数 CLng(expression) expression 任意の文字列式または数式を指定します。この引数は必ず指定します。引数がLong型(長整数型)に変換できない場合はエラーとなります。
CLngLng関数,CLngPtr関数
CLngLng関数は、引数をLongLong型に変換します。CLngPtr関数は、引数をLongPtr型に変換します。CLngLng関数 CLngLng関数は、引数をLongLong型に変換します。LongLongデータ型 64ビット(8バイト)の符号付き数値です。
CSng関数
CSng関数は、引数をSingle型(単精度浮動小数点数型)に変換します。CSng関数 CSng(expression) expression には任意の文字列式または数式を指定します。この引数は必ず指定します。
CStr関数
CStr関数は、引数をString型(文字列型)に変換します。CStr関数 CStr(expression) expression 任意の文字列式または数式を指定します。この引数は必ず指定します。Str関数は、正の数値の場合は先頭に半角空白が入りますが、CStr関数は、この半角空白が入りません。
CVar関数
CVar関数は、引数をVariant型(バリアント型)に変換します。CVar関数 CVar(expression) expression 任意の文字列式または数式を指定します。この引数は必ず指定します。
CVErr関数
CVErr関数は、指定した数値(エラー番号)を、バリアント型のエラー値に変換した値を返す変換関数です。CVErr関数 CVErr(errornumber) errornumber 任意の数値(エラー番号)を指定します。この引数は必ず指定します。

データ判定:マクロVBA関数

IsArray関数
IsArray関数は、変数が配列であるかどうかを調べ、結果をブール型(True,False)で返します。IsArray関数 IsArray(varname) varname 必ず指定します。引数varnameには、変数の識別子を指定します。
IsDate関数
IsDate関数は、式を日付に変換できるかどうかを調べ、結果をブール型(True,False)で返します。IsDate関数は、値が日付変換可能かどうかを判定する関数です。IsDate関数 IsDate(expression) expression 必ず指定します。
IsEmpty関数
IsEmpty関数は、変数がEmpty値かどうかを調べ、結果をブール型(True,False)で返します。IsEmpty関数 IsEmpty(expression) expression 必ず指定します。数式または文字列式を含むバリアント型(Variant)の式を指定します。
IsError関数
引数の式がエラー値かどうかを示すブール型(Boolean)の値を返します。IsError関数は、引数の式がエラーを示す場合にTrueを返します。それ以外の場合は、Falseを返します。IsError関数は、数式がエラーを表しているかどうかを判断するために使用されます。
IsMissing関数
プロシージャを呼び出すときに省略可能なバリアント型(Variant)の引数がプロシージャに渡されたかどうかを調べるために使用します。IsMissing関数 IsMissing(argname) argname 引数argnameは必ず指定します。
IsNull関数
引数の式に無効なデータ(Null)が含まれていないかどうかを示すブール型(Boolean)の値を返します。引数の式がNullの場合、IsNull関数はTrueを返します。それ以外の場合、IsNull関数はFalseを返します。
IsNumeric関数
IsNumeric関数は、式が数値として評価できるかどうかを調べ、結果をブール型(True,False)で返します。IsNumeric関数は値が数値変換可能かどうかを判定する関数です。IsNumeric関数 IsNumeric(expression) expression 必ず指定します。
IsObject関数
識別子(主にバリアント変数)がオブジェクト変数を表しているかどうかを判断する場合に使用します。バリアント変数がオブジェクト変数を表しているかどうかを示すBoolean値(True/False)を返します。IsObject関数の構文 Isobject(識別子) 識別子は、主にバリアント変数名を指定します。
TypeName関数
TypeName関数は、引数で指定された変数に関する情報を文字列で返します。TypeName関数 TypeName(varname) varname 必ず指定します。ユーザー定義型の変数を除く、任意のバリアント型(Variant)の変数を指定します。
VarType関数
VarType関数は、引数に指定された変数の内部処理形式を表す整数型(Integer)の値を返します。VarType関数 VarType(varname) varname 必ず指定します。引数varnameには、ユーザー定義型の変数を除く、任意のバリアント型(Variant)の変数を指定します。

日付時刻:マクロVBA関数

Date関数
Date関数は、現在のシステムの日付を返します、バリアント型(内部処理形式DateのVariant)の値を返します。Date関数 Date 現在の日付を設定するには、Dateステートメントを使います。グレゴリオ暦の場合、DateとDate$の動作は同じです。
DateAdd関数
DateAdd関数は、指定された時間間隔を加算した日付を返します、バリアント型(内部処理形式StringのVariant)で返します。DateAdd関数 DateAdd(interval,number,date) interval 必ず指定します。
DateDiff関数
DateDiff関数は、2つの指定した日付の時間間隔を表す値を返します。ワークシート関数のDATEDIF関数とはスペルも引数も違います、さらに、年の計算は違ったものとなっていますので注意してください。DateDiff関数 DateDiff(interval,date1,date2[,firstdayofweek[,
DatePart関数
DatePart関数は、日付の指定した部分の値を返します、バリアント型(内部処理形式DateのVariant)の値を返します。DatePart関数 DatePart(interval,date[,firstdayofweek[,firstweekofyear]]) interval 必ず指定します。
DateSerial関数
DateSerial関数は、引数に指定した年、月、日に対応する日付を返す関数です、バリアント型(内部処理形式DateのVariant)の値を返します。DateSerial関数 DateSerial(year,month,day) year 必ず指定します。
DateValue関数
DateValue関数は、日付を表す文字列式を日付に変換します、バリアント型(内部処理形式DateのVariant)の値を返します。DateValue関数 DateValue(date) date 必ず指定します。引数dateには、通常、100年1月1日から9999年12月31日までの範囲の日付を表す文字列式を指定…
Year関数
Year関数は、日付から年の値を返します、バリアント型(内部処理形式IntegerのVariant)の値を返します。Year関数 Year(date) date 必ず指定します。日付を表すバリアント型(Variant)の値、数式、文字列式、またはこれらを組み合わせた値を指定します。
Month関数
Month関数は、日付から何月かを表す月の値を返します、バリアント型(内部処理形式IntegerのVariant)の値を返します。Month関数 Month(date) date 必ず指定します。日付を表すバリアント型(Variant)の値、数式、文字列式、またはこれらを組み合わせた値を指定します。
MonthName関数
MonthName関数は、指定された月を表す文字列を返します。MonthName関数 MonthName(month[,abbreviate]) month 必ず指定します。月を示す数値を指定します。
Day関数
Day関数は、日付から何日かを表す日の値を返します、バリアント型(内部処理形式IntegerのVariant)の値を返します。Day関数 Day(date) date 必ず指定します。日付を表すバリアント型(Variant)の値、数式、文字列式、またはこれらを組み合わせた値を指定します。
Weekday関数
Weekday関数は、何曜日であるかを表す整数を返します、バリアント型(内部処理形式IntegerのVariant)の値を返します。Weekday関数 Weekday(date,[firstdayofweek]) date 必ず指定します。
WeekdayName関数
WeekdayName関数は、指定された曜日を表す文字列を返します。WeekdayName関数 WeekdayName(weekday,abbreviate,firstdayofweek) weekday 必ず指定します。曜日を示す数値を指定します。
Now関数
Now関数は、コンピュータのシステムの日付と時刻の設定に基づいて、現在の日付と時刻を返します、バリアント型(内部処理形式DateのVariant)の値を返します。Now関数 Now() ()は省略可能です。Now Now関数の使用例 MsgBoxNow…2013/06/0912:57:46現在の日時 OfficeV…
Hour関数
Hour関数は、時刻から時の整数を返します、バリアント型(内部処理形式DateのVariant)の値を返します。Hour関数 Hour(time) time 必ず指定します。時刻を表す任意のバリアント型(Variant)の値、数式、文字列式、またはこれらを組み合わせた値を指定します。
Minute関数
Minute関数は、時刻から分の整数を返します、バリアント型(内部処理形式DateのVariant)の値を返します。Minute関数 Minute(time) time 必ず指定します。時刻を表す任意のバリアント型(Variant)の値、数式、文字列式、またはこれらを組み合わせた値を指定します。
Second関数
Second関数は、時刻から分の整数を返します、バリアント型(内部処理形式DateのVariant)の値を返します。Second関数 Seconde(time) time 必ず指定します。時刻を表す任意のバリアント型(Variant)の値、数式、文字列式、またはこれらを組み合わせた値を指定します。
Time関数
Time関数は、現在のシステムの時刻を返します、バリアント型(内部処理形式DateのVariant)の値を返します。Time関数 Time() ()は省略可能です。Time システムの時刻を設定するときは、Timeステートメントを使います。
Timer関数
Timer関数は、午前0時(真夜中)から経過した秒数を表す単精度浮動小数点数型(Single)の値を返します。Timer関数 Timer() ()は省略可能です。Timer MicrosoftWindowsでは、Timer関数は小数点以下の値も返します。
TimeSerial関数
TimeSerial関数は、引数で指定した時、分、秒に対応する時刻を返します、バリアント型(内部処理形式DateのVariant)の値を返します。TimeSerial関数 TimeSerial(hour,minute,second) hour 必ず指定します。
TimeValue関数
TimeValue関数は、時刻を表す文字列式を時刻に変換します、バリアント型(内部処理形式DateのVariant)の値を返します。TimeValue関数 TimeValue(time) time 必ず指定します。通常0:00:00(12:00:00AM)~23:59:59(11:59:59PM)の範囲の時刻を表す…

配列:マクロVBA関数

Array関数
Array関数は、配列が格納されたバリアント型(Variant)の値を返します。Array関数 Array(arglist) arglist 通常必ず指定します。値のリストをカンマ(,)で区切って指定します。
LBound関数
LBound関数は、配列の指定された次元で使用できる最小の添字を、長整数型(Long)の値で返します。LBound関数 LBound(arrayname[,dimension]) arrayname 必ず指定します。配列変数の名前です。
UBound関数
UBound関数は、配列の指定された次元で使用できる最大の添字を、長整数型(Long)の値で返します。UBound関数 UBound(arrayname[,dimension]) arrayname 必ず指定します。配列変数の名前です。
Filter関数
Filter関数は、指定されたフィルタ条件に基づいた文字列配列のサブセット(一部分)を含むゼロベース(0開始)の配列を返します。Filter関数 Filter(sourcesrray,match[,include[,compare]]) sourcearray 必ず指定します。
Join関数
配列に含まれる各要素の内部文字列を結合して作成される文字列を返します。Join関数 Join(sourcearray[,delimiter]) sourcearray 必ず指定します。結合する文字列を含む1次元配列を指定します。
Split関数
Split関数は、各要素(区切文字)ごとに区切られた文字列から1次元配列を作成します。Split関数 Split(expression[,delimiter[,limit[,compare]]]) expression 必ず指定します。文字列と区切り文字を含んだ文字列式を指定します。

ファイル操作:マクロVBA関数

Dir関数
Dir関数は、指定したパターンやファイル属性と一致するファイルまたはフォルダの名前を返します、ドライブのボリュームラベルも取得できます、文字列型(String)の値を返します。Dir関数 Dir[(pathname[,attributes])] pathname 省略可能です。
EOF関数
EOF関数は、ランダムアクセスモードまたはシーケンシャル入力モードで開いたファイルの現在位置がファイルの末尾に達している場合、真(True)を返します。EOF関数 EOF(filenumber) filenumber 任意の有効なファイル番号を表す整数型(Integer)の数値を指定します。
FileDateTime関数
FileDateTime関数は、指定したファイルの作成日時または最後に修正した日時を返します、バリアント型(内部処理形式DateのVariant)の値を返します。FileDateTime関数 FileDateTime(pathname) pathname 必ず指定します。
FileLen関数
FileLen関数は、ファイルのサイズをバイト単位で表す長整数型(Long)の値を返します。FileLen関数 FileLen(pathname) pathname 必ず指定します。引数pathnameには、ファイル名を示す文字列式を指定します。
FreeFile関数
FreeFile関数は、使用可能なファイル番号を整数型(Integer)の値で返します。FreeFile関数 FreeFile[(rangenumber)] rangenumber この引数は省略可能です。ファイル番号の範囲をバリアント型(Variant)で指定します。
GetAttr関数
GetAttr関数は、ファイルまたはフォルダの属性を表す整数型(Integer)の整数を返します。GetAttr関数 GetAttr(pathname) pathname 必ず指定します。引数pathnameには、ファイル名を示す文字列式を指定します。

数学/財務:マクロVBA関数

Abs関数
Abs関数は、引き渡した数値の絶対値を同じデータ型で返します。Abs関数 Abs(number) number 必ず指定します。任意の数式を指定します。引数numberにNull値が含まれている場合、Abs関数はNull値を返します。
Int関数
Int関数は、指定した数値の整数部分を返します。Int関数 Int(number) number 必ず指定します。倍精度浮動小数点数型(Double)の数値または任意の有効な数式を指定します。Null値が含まれている場合は、Null値を返します。
Fix関数
Fix関数は、指定した数値の整数部分を返します。Fix関数 Fix(number) number 必ず指定します。倍精度浮動小数点数型(Double)の数値または任意の有効な数式を指定します。Null値が含まれている場合は、Null値を返します。
Hex関数
Hex関数は、指定した10進数値を16進数で表した文字列型(String)を返します。Hex関数 Hex(number) number 必ず指定します。任意の数式または文字列式を指定します。引数numberが整数でない場合、変換の前に一番近い整数に丸められます。
Oct関数
Oct関数は、引数に指定した値を8進数で表すバリアント型(内部処理形式StringのVariant)の値を返します。Oct関数 Oct(number) number 必ず指定します。任意の数式または文字列式を指定します。
Rnd関数
Rnd関数は、単精度浮動小数点数型(Single)の乱数を返します。Rnd関数 Rnd[(number)] number は省略可能です。引数numberには、単精度浮動小数点数型(Single)の数値または任意の有効な数式を指定します。
Round関数
Round関数は、指定された小数点位置で丸めた数値を返します。Round関数 Round(expression[,numdecimalplaces]) expression 必ず指定します。丸めを行う数式を指定します。

その他:マクロVBA関数

InputBox関数
InputBox関数は、ダイアログボックスにメッセージとテキストボックスを表示し、文字列が入力されるか、またはボタンがクリックされると、テキストボックスの内容を返します。InputBox関数 構文 InputBox(prompt[,title][,default][,xpos][,ypos] [,helpfile,
MsgBox関数
MsgBox関数は、ダイアログボックスにメッセージを表示し、ボタンがクリックされるのを待って、ユーザーがどのボタンをクリックされたのかを示す整数を返します。MsgBox関数の構文 MsgBox(prompt[,buttons][,title][,helpfile, context]) 戻り値は、VbMsgBoxRe…
Environ関数
オペレーティングシステム(Windows)の環境変数に関連付けられた文字列を返します。Macintoshでは使用できません。デスクトップのパスやログインしているユーザーの名前を取得できます。IsNull関数の構文 Environ({envstring|number}) envstringまたはnumberのどちらか…
RGB関数
RGB関数は、引数(red,green,blue)の色のRGB値を表す長整数型(Long)の値を返します。RGB関数 RGB(red,green,blue) red 必ず指定します。この名前付き引数は、バリアント型(内部処理形式IntegerのVariant)のデータ形式で指定します。
DoEvents関数
DoEvents関数は、発生したイベントがOSによって処理されるように、プログラムで占有していた制御をOSに渡します。DoEvents関数 構文 DoEvents 説明 開かれているフォームの数を返します。開かれているフォームが無ければ0返します。
CreateObject関数
CreateObject関数は、ActiveXオブジェクトへの参照を作成して返します。CreateObject関数を使う事で、参照設定することなくActiveXオブジェクトを使用できるようになります。つまり、VBAで外部ライブラリを使用する場合にCreateObject関数を使用します。
GetObject関数
ActiveXコンポーネントから提供されたオブジェクトの参照を返します。ファイルパス(フルパスと名前)からオブジェクトの参照を作成したり、既に起動中のオブジェクトを取得する際に使用します。GetObject関数の構文 GetObject([pathname],[class]) pathname 省略可能。
Shell
Shell関数は、実行可能プログラムを実行し、実行が完了するとプログラムのタスクIDを示すバリアント型の値を返します、プログラムの実行に問題が発生した場合は、0を返します。Shell関数 Shell(pathname[,windowstyle]) 使用例 Shell"notepad.exe"&a…




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