VBA関数
LCase関数

Excelマクロで必須のVBA関数を入門・初級・初心者向けに詳細解説
最終更新日:2021-08-16

LCase関数


LCase関数は、アルファベットの大文字を小文字に変換する文字列処理関数です。


LCase関数

LCase(string)

charcode
任意の文字列式を指定します。
この引数は必ず指定します。
stringにNull値が含まれている場合、Null値を返します。

大文字だけが小文字に変換されます。
大文字のアルファベット以外の文字は影響を受けません。
バリアント型 (Variant) の値を返します。

LCase$関数

文字列型 (String) の値を返します。
LCaseとは戻り値のデータ型の違いです。

LCase関数の使用例

LCase("LCase") ・・・ "lcase"
LCase("エクセルEXCEL") ・・・ "エクセルexcel"


Office VBA リファレンス LCase関数


※VBA関数一覧
マクロVBA関数の一覧と解説です、どんな関数があるかは一度は確認しておくとをお勧めいたします。どんな関数があるだけでも知っておけば、詳細の使い方は実際に使うときに調べても良いでしょう。文字列操作…34 分岐…3 型変換…14 データ判定…10 日付時刻…20 配列…6 ファイル操作…14 数学/財務…28 その他……



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