★ExcelマクロVBAを習得する方法と範囲★ExcelマクロVBAの基礎を学習する方法、マスターする道順について。ExcelマクロVBAは非常に便利です、手作業では、数時間・数日かかる処理が、ほんの一瞬で処理できてしまいます。ただし、マクロVBAを書く為に、相応の時間はかかりますが、それでも、そのマクロVBAを書く時間は一度きりです。
・準備:VBA再入門 ・セルを扱う:VBA再入門 ・エクセルの便利機能:VBA再入門 ・ブック・シートを扱う:VBA再入門 ・マクロ全体を最適化する:VBA再入門 ・自動化への道:VBA再入門 ・最後に:VBA再入門 ・VBAエキスパートを受験する人は
ここの第1回から第24回を先に読みながら実際にVBAを書き進めてみることをお勧めします。プロローグ新シリーズとして、「マクロの記録で覚えるVBA」を開始します。マクロは、エクセルの機能の一つです。マクロとは、一般用語では、巨大な塊等を指しますが、パソコンでは、あらかじめ登録されている操作の手順の塊を指します。
第1回.マクロを記録して実行さっそくはじめましょう、でも、始める前に、エクセル2007、2010の場合は、「開発」タプを表示しておきましょう。「オフィスボタン」→「Excelのオプション」→「基本設定」で、「開発」タブをリボンに表示する、にチェックを付けます。これで、リボンの最後に、「開発」が表示されます。
第2回.セルに文字を入れる前回の復習、ちゃんとやりましたか(笑) もう一度だけ書きます、これでお終いです、覚えて下さい。では、前回作成したマクロの中身をみてみましょう。SubMacro1()''Macro1Macro' 'ActiveCell.FormulaR1C1= "マクロの記録で覚えるVBA"ActiveCell.Characters…
第3回.複数セルに文字を入れる前回作成したマクロです。さて、おそらく誰でも思う事は、1行で書けないのかってことだと思います。書けます!Range("A3").Selectは、セルA3を選択し、アクティブにしています。そして、ActiveCell.… つまり、ここでのアクティブセルとは、A3になる訳です。
第4回.連続数値を入れるさて、前回までで、セルに文字をいれることが出来ました。今回は、セルに連番を入れて見ましょう。行番号として、1、2、3、4…のように入れてみます。まず、準備として、以下をやって下さい。1.エクセルを起動する 2.VBE(VisualBasicEditor)を起動する 3.「ツール」→「オプション」「変数の宣言を強制す…
第5回.100マスに数値を入れるまずは、前回の宿題の回答です。縦に入れた時の、この部分を Cells(i,1)=i Cells(1,i)=iこのように、行数と列数を入れ替えます。これで横に1~10が入ります。では次は、縦10、横10のセルに、1~100までを入れてみましょう。
第6回.別のシートにコピーする前回作成した100マスを別のシートにコピーしてみましょう。ここでは、「Sheet1」に100マスがあり、それを「Sheet2」へコピーします。いまは、「Sheet1」が開いていて、セルA1がアクティブになっています。
第7回.別のシートにコピーする2前回は、値の貼り付けを「マクロの記録」で行い、そのマクロを修正しました。以下になります。今回は、同じ事を「.COPY」を使わずにやってみましょう。そもそも、これは何をしているかと言うと、「.COPY」で、セルをクリップボードに入れ、クリップボードの値のみセルに入れています。
第8回.計算式を入れる前回までは、セルに文字を入れました。エクセルは表計算ソフトですから、計算式を入れたいですよね。今回からは、計算式を入れる方法、その値をコピーする方法等の説明になります。では、以下のようなシートを作成して下さい。
第9回.計算式をコピーする前回作成した100マス計算を、別シートにコピーしてみましょう。第6回、第7回の内容とほぼ同様になります。エクセルVBAでは、このシート間のデータコピーが最もよく行われる事の1つであり、VBAの基本でもあります。
第10回.計算結果を入れる前回作成した100マス計算の回答部分を、マクロで計算して入れてみましょう。従って、マクロの記録は使いません。タイトルと違うね(笑)、でもね、マクロの記録では出来ない事が多いのです。だから、VBAを覚える必要があるのです。
第11回.イミディエイトで値の確認前回、FormulaR1C1とValueの違いを説明しましたが、それを確認するための方法を紹介します。これはデバックで使用するツールになります。デバッグとは、プログラムの誤り(バグと呼ばれる)を探し、取り除くこと。
第12回.セルに色を塗る今回はちょっと難しいことをします。100マス計算に手入力で回答を入れて、その結果の成否を判定してみましょう。100マスの計算結果を一旦全て消して下さい。手入力で、回答を入れて下さい。掛け算九九は大丈夫ですか(笑) 全部入れなくて良いです。
第13回.罫線を引く前回までで、文字、数値を入れ、色も塗りました。この辺で、罫線の引き方をやりましょう。100マス計算の罫線を、一度全て消してください。ではマクロの記録です。1.マクロの記録 2.A1~K11を選択 3.罫線の格子(外側、内側を細線) 4.記録終了 作成されたマクロは、驚くほどの長さですね、少し笑えます。
第14回.行列を入れ替えて張り付けはい、今回は、「形式を選択して貼り付け」の「行列を入れ替える」をやってみましょう。Sheet1の100マスを、Sheet2へ、行列を入れ替えて貼り付けします。ではマクロの記録です、Sheet2を選択している状態からです。
第15回.いろいろな消去セルの値や書式等を消去してみましょう、では、マクロの記録です、1.マクロの記録 2.A1~K11を選択…範囲は適当で良いです。3.「Delete」4.罫線で、枠なし 5.塗りつぶしで、塗りつぶしなし 6.フォントの色で、自動 7.セルの書式設定で、標準 8.記録終了 作成れたマクロは、Selection.Clear…
第16回.行の挿入・削除行の挿入と、行の削除をやってみましょう、では、マクロの記録です。1.マクロの記録 2.1行目を選択 3.「挿入」…Ctrl+Shift++ 4.A列を選択 5.「挿入」…Ctrl+Shift++ 6.1行目を選択 7.「削除」…Ctrl+Shift+- 8.A列を選択 9.「削除」…Ctrl+Shift+- 10.…
第17回.並べ替えエクセルでは避けて通れない、「並べ替え」をやります。実は、あまりやりたくないのですが… いや、2003と2007以降で、全く変わってしまったのです。1行目がタイトル、2~11行にデータが入っているとします。
第18回.オートフィルタフィルタをやりましょう。まあ、表計算らしい機能ではあります。では、マクロの記録です、データは何でも良いでしょう。1.マクロの記録 2.フィルタ 3.1のみ選択…たまたま1のデータを入れただけです。4.記録終了 作成れたマクロは、2003の場合は、Selection.AutoFilterSelection.AutoF…
第19回.オートフィルタ2前回の続きで、フィルタをやります。以下の表で説明します。では、マクロの記録です。まずは、日付の絞り込みです。1.マクロの記録 2.A1を選択 3.フィルタ 4.2011/6/5のみ選択 5.記録終了 作成れたマクロは… (コメント行は省略します) 上は、2010or2007でのマクロの記録です。
第20回.ジャンプのセル選択割と便利で、使っている人は使っている、使っていない人は使っていない。(←当たり前) 「ジャンプ」の「セル選択」をやってみましょう。まずは、新規シートのバラバラな位置に数値を入れて下さい。では、マクロの記録です。
第21回.条件付き書式非常に便利で、ぜひ使いこなしたい機能の1つに、条件付き書式があります。今回は、この条件付き書式をマクロの記録をしてみましよう。では、マクロの記録ですが、バージョンによって操作が違うので、まずは、2007、2010です。
第22回.シートの移動コピーシートの移動、コピーをやってみましょう。まずは、マクロの記録です。ブックはBook1.xls、シートは、Sheet1、Sheet2、Sheet3、があり、Sheet1が選択状態から。1.マクロの記録 2.Sheet3をドラッグで先頭へ移動 3.Sheet3をCtrlを押しながら、最後にコピー 4.新規シートを最後に…
第23回.セルの結合はい、セルの結合をやります。では、マクロの記録から 1.マクロの記録 2.A1~B2を選択 3.セルを結合して中央揃え 4.記録終了 作成れたマクロは… うーん、長いですよね、省略できるところは省略しちゃいましょう。SubMacro1()WithRange("A1:B2").HorizontalAlignment=…
第24回.印刷印刷やります。本当は、ペーパーレスが良いのですが、なかなかそうもいきません。では、マクロの記録から、2010での記録です。1.マクロの記録 2.印刷 3.記録終了 作成れたマクロは… ActiveWindow.SelectedSheets.PrintOut これで印刷します。
第25回.開く・保存・閉じるいろいろやってきましたが、変更したエクセルをマクロで保存する必要があります。さらに、その前に、他のブックを開くことも必要になってきます。ではマクロの記録です。1.マクロの記録 2.フャイル 3.開く…ファイルを指定(C:\Excel\Book2.xls) 3.記録終了 作成れたマクロは… ChDir"C:\Exce…
第26回.最終回全25回に渡って、マクロの記録をやってきましたが、今回で終わりとします。ここまでの内容が理解できれば、後は、ご自身でマクロの記録から、自由に作成できるはずです。マクロの記録で作成されたマクロには、無駄が多く、処理速度も遅いです。