第1回.マクロを記録して実行
さっそくはじめましょう、でも、始める前に、
エクセル2007、2010の場合は、「開発」タプを表示しておきましょう。
「オフィスボタン」→「Excelのオプション」→「基本設定」で、
「開発」タブをリボンに表示する、にチェックを付けます。
これで、リボンの最後に、「開発」が表示されます。
また、セルの入力後に移動する方向は、「下」として説明します。
では、さっそく、マクロの記録をしてみましょう。
今は、セルA1が選択しておいて下さい。
マクロの記録
1.2003なら、「ツール」→「マクロ」→「新しいマクロの記録」
2007以降、「開発」→「マクロの記録」
「マクロの記録」が表示されます。
2.マクロ名は「Macro1」のままで良いでしょう。「OK」
3.例えば、A2を選択し、「マクロの記録で覚えるVBA」と入力し「Enter」
セルA1に文字が入り、A2が選択された訳です。
4.2003なら、「ツール」→「マクロ」→「記録終了」
2007以降、「開発」→「記録終了」
これで、マクロが記録されました。
では、記録したマクロを実行するのですが、その前に。
マクロは記録した内容を実行します。
つまり、「マクロの記録」で操作した事と同じ内容かが実行されます。
ということで、入力した、セルA2の「マクロの記録で覚えるVBA」を消しておきましょう。
そして、最初のセルA1を選択しておきます。
マクロの実行
1.2003なら、「ツール」→「マクロ」→「マクロ」
2007以降、「開発」→「マクロ」
ショートカットは、Alt+F8です。
2.「Macro1」を選択し、「実行」
これで再び、A1に「マクロの記録で覚えるVBA」と入り、セルA2が選択されました。
一瞬で、「マクロの記録」で行った操作と、全く同じ操作が実行されたのです。
では、今記録した、マクロの内容を見てみましょう。
マクロの内容
「Visual Basic Editor」を起動します。
「Visual Basic Editor」は、頭文字を取ってVBEと略します。
当面は、VBE(Visual Basic Editor)と書くことにします。
徐々に、VBEとだけ記載するようにします・・・自然に、いつの間にか(笑)
2003なら、「ツール」→「マクロ」→「Visual
Basic Editor」
2007以降、「開発」→「Visual Basic」
ショートカットはAlt+F11です。
こんな画面が表示されます。
さてさて、先ほどのマクロは何処に行っちゃったのでしょうか?
左側の中央付近の、「標準モジュール」の中に入っています。
Windowsでは、「+」の表示は、その下に複数の何かが入っている事を表しています。
「+」をクリックして下さい。
このように、「Module1」が表示されます。
では、「Module1」を選択し(青色反転させます)、
コードの表示
「表示」→「コード」、ショートカットはF7
または、「Module1」をダブルクリックでも良いです。
このように、右側に表示されます。
このが、マクロの正体です。
そして、この言語がVBAと言われるものです。
今回は、初回なので、ここまでにしましょう。
えっ、もう少し・・・そう言ってもらえると嬉しいのですが・・・無いかな(笑)
今回説明した操作は、今後は説明することはありません。
これを何度も説明していたのでは、先に進めませんので。
今回の操作だけは、しっかり覚えて下さい。
・マクロの記録 2003なら、「ツール」→「マクロ」→「新しいマクロの記録」 2007以降、「開発」→「マクロの記録」 |
・マクロの実行 2003なら、「ツール」→「マクロ」→「マクロ」 2007以降、「開発」→「マクロ」 ショートカットは、Alt+F8です。 |
・マクロの内容 2003なら、「ツール」→「マクロ」→「Visual Basic Editor」 2007以降、「開発」→「Visual Basic」 ショートカットはAlt+F11です。 |
・コードの表示 「表示」→「コード」 ショートカットはF7 または、ダブルクリック |
次回は、マクロの中身を解説し、少し直して実行してみます。
今回の操作をしっかり復習しておいて下さい。
えっ復習はキライ・・・うーん、嫌いでも、や・る・の!
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