マクロの記録で覚えるVBA
新シリーズとして、「マクロの記録で覚えるVBA」を開始します。
マクロは、エクセルの機能の一つです。
マクロとは、一般用語では、巨大な塊等を指しますが、
パソコンでは、あらかじめ登録されている操作の手順の塊を指します。
そして、エクセルのマクロの内部での記述言語をVBA(Visual Basic For Application)と呼びます。
つまり、VBAで記述された塊が、マクロになります。
従って、マクロを覚えると言う事は、言語としてのVBAを覚えると言う事になります。
VBAは言語ですから、その言葉を覚えなければ使う事ができません。
英語の習得と同じです。
学校では、英語は文法から教える事が多いはずです。(あれっ、最近は違うかな?)
従って、マクロを覚えるには、VBAの文法から教える事が多くなります。
でも、ここまで聞いて、ヤダーって人もいますよね。
私も英文法は嫌いです(笑)
仕方ないので、会話の勉強から始めましょう。
まずは、エクセルとVBA言語を通して、会話することから始めます。
文法は、その都度覚えればよいでしょう。
難しい用語も、徐々に覚えて行きましょう。
しかし、最終的には、正しい文法を身につけ、用語も正しく使える必要があります。
質問をする場合、正しい用語を使用しないと、相手に質問を正しく伝える事ができないのです。
ですから、まずはエクセルと会話しながら、少しづつ文法と用語を覚えて行きましょう。
以上の趣旨で、マクロの解説を試みます。
その為の手段として、エクセルの「マクロの記録」を使用します。
「マクロの記録」は、エクセルでの操作をVBAで自動記録してくれます。
言わば、VBA翻訳機です。
これを足がかりに、言語としてのVBAを理解していき、
最終的には、翻訳機無しでもエクセルと会話出来る事を目指します。
また、VBA言語では、同じ事をするにも、いろいろな書き方があります。
言語ですから、表現のバリエーションは複数存在します。
どうしても、いろいろな表現方法を紹介したくなりますが、
当初は、なるべく1つの表現方法のみ紹介し、
初心者の方が混乱しないように注意するつもりです。
内容的に、初心者専用になります。
従って、ゆったりしたペースで、なるべく毎日、少しづつ・・・進めていきます。
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