第16回.行の挿入・削除
行の挿入と、行の削除をやってみましょう、
では、マクロの記録です。
1.マクロの記録
2.1行目を選択
3.「挿入」・・・Ctrl + Shift + +
4.A列を選択
5.「挿入」・・・Ctrl + Shift + +
6.1行目を選択
7.「削除」・・・Ctrl + Shift + -
8.A列を選択
9.「削除」・・・Ctrl + Shift + -
10.記録終了
作成れたマクロは、
Sub Macro1()
'
' Macro1 Macro
'
'
Rows("1:1").Select
Selection.Insert Shift:=xlDown,
CopyOrigin:=xlFormatFromLeftOrAbove
Columns("A:A").Select
Selection.Insert
Shift:=xlToRight,
CopyOrigin:=xlFormatFromLeftOrAbove
Rows("1:1").Select
Selection.Delete
Shift:=xlUp
Columns("A:A").Select
Selection.Delete
Shift:=xlToLeft
End Sub
見ずらいので、まずは消し込み
SelectとSelectionの消し込みは良いですね。
Sub Macro1()
Rows("1:1").Insert Shift:=xlDown,
CopyOrigin:=xlFormatFromLeftOrAbove
Columns("A:A").Insert Shift:=xlToRight,
CopyOrigin:=xlFormatFromLeftOrAbove
Rows("1:1").Delete
Shift:=xlUp
Columns("A:A").Delete Shift:=xlToLeft
End
Sub
Rows("1:1")
これは、行全体の選択になります。
Rows("1:3")とすれば、1~3行の選択になります。
Columns("A:A")
列全体の選択になります。
Columns("A:C")とすれば、A~C列の選択になります。
Insert
挿入になります。
行挿入も、列挿入も、このInsertになります。
Shift:=xlDown
Shift:=xlToRight
挿入行・列以降の移動方向です。
ここでは、
行挿入は、xlDownで下
列挿入は、xlToRightで右
CopyOrigin:=xlFormatFromLeftOrAbove
この指定は、左の列、まくたは、上の行ということです。
右の列、または、下の行の場合は、xlFormatFromRightOrBelow
勝利ゃした場合は、xlFormatFromLeftOrAboveになります。
Delete
行削除も、列削除も、このDeleteになります。
Shift:=xlUp
Shift:=xlToLeft
ここでは、
行削除は、xlUpで上
列削除は、xlToLeftで左
上のプログラム、よく考えると無駄が多いですよね。
行の挿入したら、それ以降は下に移動するに決まっているし、
行削除すれば、上に移動すねに決まっていますから。
そうです、これらの指定は不要です。
つまり、
Sub Macro1()
Rows("1:1").Insert
Columns("A:A").Insert
Rows("1:1").Delete
Columns("A:A").Delete
End Sub
.Insert、.Delete
これだけで良いのです、簡単ですね。
マクロでは、使う頻度が高いので、ぜひ覚えて下さい。
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