Excelマクロの記録で覚えるVBA
第20回.ジャンプのセル選択

Excelマクロの自動記録を使って、エクセルVBAの初心者向け入門解説
最終更新日:2013-02-18

第20回.ジャンプのセル選択


割と便利で、使っている人は使っている、使っていない人は使っていない。(←当たり前)


「ジャンプ」の「セル選択」をやってみましょう。


まずは、新規シートのバラバラな位置に数値を入れて下さい。


では、マクロの記録です。


1.マクロの記録

2.ジャンプ・・・ショートカットは、Ctrl+G

3.セル選択

4.定数、数値のみチェック

Excel解説

5.「OK」

6.記録終了


作成れたマクロは・・・


Sub Macro1()
'
' Macro1 Macro
'

'
  Selection.SpecialCells(xlCellTypeConstants, 1).Select

End Sub


たったこれだけです。


これだけで、バラバラな位置のセルが選択されます。


ちょ〜〜〜便利ですね。



Selection.SpecialCells(xlCellTypeConstants, 1).Select


この

Selection

は、どこのセルでも構いませんが、セルである必要があります。

つまり、

Range("A1").SpecialCells(xlCellTypeConstants, 1).Select

のように指定して下さい。

このRangeはどのセルでも、動作結果は同じです。


ただし、複数セルを選択した場合は、そのセル範囲のみ対象となります。

まあ、これは手作業でやった場合と同じです。

つまり、

Range("A1:B10").SpecialCells(xlCellTypeConstants, 1).Select

と指定すると、

A1〜B10の範囲のみ対象となります。



問題は、

SpecialCells(xlCellTypeConstants, 1).

ですね。


SpecialCells

は、()内の引数に指定された条件を満たしている全てのセルを返します。

そして、そのセルを、Selectしています。


書式は

SpecialCells(Type, Value)


Type

xlCellTypeAllFormatConditions : 表示形式が設定されているセル

xlCellTypeAllValidation : 条件の設定が含まれているセル

xlCellTypeBlanks : 空の文字列

xlCellTypeComments : コメントが含まれているセル

xlCellTypeConstants : 定数が含まれているセル

xlCellTypeFormulas : 数式が含まれているセル

xlCellTypeLastCell : 使われたセル範囲内の最後のセル

xlCellTypeSameFormatConditions : 同じ表示形式が設定されているセル

xlCellTypeSameValidation : 同じ条件の設定が含まれているセル

xlCellTypeVisible : すべての可視セル


xlCellTypeConstantsとxlCellTypeFormulas

の場合は、

下のValueを指定します。


Value

xlErrors : 16 : エラー値
xlLogical : 4 : 論理値
xlNumbers : 1 : 数値
xlTextValues : 2 : 文字


複数指定する場合は、この数値を足し算した値を指定します。

つまり、数値と文字なら、

3 または、xlNumbers + xlTextValues

と指定します。



このSpecialCellsは応用範囲の広いので、ぜひ覚えて下さい。


Typeを色々変えて、どのようになるかを確認して下さい。


これを覚えるだけで、ずっとマクロの応用範囲が広がります。






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