VBA関数
DateAdd関数

Excelマクロで必須のVBA関数を入門・初級・初心者向けに詳細解説
公開日:2013年5月以前 最終更新日:2021-08-24

DateAdd関数


DateAdd関数は、指定された時間間隔を加算した日付を返します、
バリアント型 (内部処理形式 String の Variant) で返します。


DateAdd関数

DateAdd(interval, number, date)

interval
必ず指定します。
追加する時間間隔を表す文字列式を指定します。

設定値 内容
yyyy yyyy
q 四半期
m
y 年間通算日
d
w 週日
ww
h
n
s

number
必ず指定します。
追加する時間間隔の数を表す数式を指定します。
将来の日時を取得するには正の数を指定します。過去の日時を取得するには負の数を指定します。

date
必ず指定します。
時間間隔を追加する日付を表すバリアント型 (内部処理形式 DateのVariant) の値またはリテラル文字列を指定します。

DateAdd関数の注意点

DateAddの戻り値の形式は、date引数で渡された形式ではなく、コントロール パネルでの設定によって決まります。

Calendarプロパティの設定がグレゴリオ暦の場合、dateにはグレゴリオ暦の日付を指定する必要があります。

月の値が名前である場合、名前は現在のCalendarプロパティの設定と一致している必要があります。
月名が現在のCalendarプロパティ設定と競合する可能性を最小にするには、数字で示す月の値 (短い日付形式) を入力します。

DateAdd関数の使用例

dt = #6/8/2013#
Debug.Print DateAdd("yyyy", 2, dt) ・・・ 2015/06/08
Debug.Print DateAdd("m", 2, dt) ・・・ 2013/08/08
Debug.Print DateAdd("d", 2, dt) ・・・ 2013/06/10


Office VBA リファレンス DateAdd関数


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