ExcelマクロVBA関数
DateDiff関数

Excelマクロで必須のVBA関数を入門・初級・初心者向けに詳細解説
最終更新日:2019-02-09

DateDiff関数


DateDiff関数は、2つの指定した日付の時間間隔を表す値を返します。


ワークシート関数のDATEDIF関数とはスペルも引数も違います
さらに、
年の計算は違ったものとなっていますので注意してください。


DateDiff関数

DateDiff(interval, date1, date2[, firstdayofweek[, firstweekofyear]])

interval
必ず指定します。
名前付き引数 date1 と date2 の間隔を計算するための、時間単位を表す文字列式を指定します。

設定値 内容
yyyy
q 四半期
m
y 年間通算日
d
w 週日
ww
h
n
s

date1, date2
必ず指定します。
この名前付き引数はバリアント型 (内部処理形式 Date の Variant) のデータ形式で指定します。
間隔を計算する 2 つの日付を指定します。
date2よりも時間的に後の日付をdate1に指定すると、DateDiff 関数は負の数を返します。

firstdayofweek
省略可能です。
週の始まりの曜日を表す定数を指定します。
省略すると、日曜日を指定したものとみなされます。

定数 内容
vbUseSystem 0 NLS API の設定値を使います。
vbSunday 1 (既定値) 日曜
vbMonday 2 月曜
vbTuesday 3 火曜
vbWednesday 4 水曜
vbThursday 5 木曜
vbFriday 6 金曜
vbSaturday 7 土曜

firstweekofyear
省略可能です。
年度の第 1 週を表す定数を指定します。
省略すると、1 月 1 日を含む週が第 1 週とみなされます。

定数 内容
vbUseSystem 0 NLS API の設定値を使います。
vbFirstJan1 1 (既定値) 1 月 1 日を含む週を年度の第 1 週として扱います。
vbFirstFourDays 2 7 日のうち少なくとも 4 日が新年度に含まれる週を年度の第 1 週として扱います。
vbFirstFullWeek 3 全体が新年度に含まれる最初の週を年度の第 1 週として扱います。

週の扱いについて
interval に週日 ("w") を指定すると、2 つの日付の間の週の数が計算されます。
date1 が月曜日の場合は、date2 までの間の月曜日の数が返されます。
このときdate2 の月曜日は計算に入りますが、date1 の月曜日は計算に入りません。

一方、interval に週 ("ww") を指定した場合は、2 つの日付の間の暦上の週の数が計算されます。
つまり、date1 と date2 の間の日曜日の数が返されます。
date2に指定した日付が日曜日であれば、date2 は計算に入りますが、date1 は日曜日であっても計算に入りません。

このように複雑であり、あまり実用的とは言えません。
間隔の日数を求め、7で割り曜日の調整を行う等での対応が望ましいでしょう。

yyyy(年)について
シートのDATEDIF関数の"y"とは違い、直接に年齢計算はしてくれません。
あくまで、年の間隔だけの値になります。

12月31日とその次の年の1月1日を比較すると、DateDiff関数の年("yyyy")は、1日後であっても1を返します。

DateDiff("yyyy", #12/31/2018#, #1/1/2019#)
DateDiff("yyyy", #1/1/2018#, #2/1/2019#)
この結果は、どちらも1となります。
つまり、単純な年の引き算になっています。
これは、
Year関数で求めた年数を引き算した結果と同じです。


年齢計算について
WorksheetFunctionにDateDifがありません。
従って、VBAで自作するしかありません。

年齢の計算 | Microsoft Docs
ここでは、以下が紹介されています。

Function Age(varBirthDate As Variant) As Integer
  Dim varAge As Variant
  If IsNull(varBirthDate) Then Age = 0: Exit Function
    varAge = DateDiff("yyyy", varBirthDate, Now)
    If Date < DateSerial(Year(Now), Month(varBirthDate), _
    Day(varBirthDate)) Then
    varAge = varAge - 1
  End If
  Age = CInt(varAge)
End Function

DateDiff関数が使われていて、かつ面倒な計算をしていますが、
(関数を紹介する意味でいろいろな関数を使っているのだと思いますが)
もっと単純かつ汎用的に、以下でどうでしょうか。

Function Age(FromDate As Variant, ToDate As Variant) As Integer
  Dim intAge As Integer
  intAge = Year(ToDate) - Year(FromDate)
  If Format(ToDate, "mmdd") < Format(FromDate, "mmdd") Then
    intAge = intAge - 1
  End If
  Age = intAge
End Function


使用例.

DateDiff("yyyy", #7/1/1970#, #6/9/2013#) ・・・ 43 年数(年齢ではない)
DateDiff("m", #4/1/1970#, #6/9/2013#) ・・・ 518
DateDiff("d", #4/1/1970#, #6/9/2013#) ・・・ #6/9/2013# - #4/1/1970# これと同じです。


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