VBA関数
GetAttr関数

Excelマクロで必須のVBA関数を入門・初級・初心者向けに詳細解説
最終更新日:2021-08-26

GetAttr関数


GetAttr関数は、ファイルまたはフォルダの属性を表す整数型(Integer)の整数を返します。


GetAttr関数

GetAttr(pathname)

pathname
必ず指定します。
引数 pathname には、ファイル名を示す文字列式を指定します。
フォルダ名およびドライブ名を含めて指定できます。

GetAttr 関数の戻り値は、次の各属性を表す整数の合計値です。

定数 内容
vbNormal 0 通常ファイル
vbReadOnly 1 読み取り専用ファイル
vbHidden 2 隠しファイル
vbSystem 4 システム ファイル。Macintosh では使用できません。
vbDirectory 16 フォルダ
vbArchive 32 アーカイブ (属性最後にバックアップした後で、変更されたファイル)。Macintosh では使用できません。
vbAlias 64 エイリアス ファイル。Macintosh でのみ使用できます。

GetAttr関数の使用例

' TESTFILEが、隠しファイル属性の場合
GetAttr("TESTFILE") ' 2 を返します。

' TESTFILEが、隠しファイル属性で読み取り専用である場合
GetAttr("TESTFILE") ' 3 (vbReadOnly+vbHidden)を返します。

' MYDIRが、フォルダである場合
GetAttr("MYDIR") ' 16 を返します。


Office VBA リファレンス GetAttr関数


※VBA関数一覧
マクロVBA関数の一覧と解説です、どんな関数があるかは一度は確認しておくとをお勧めいたします。どんな関数があるだけでも知っておけば、詳細の使い方は実際に使うときに調べても良いでしょう。文字列操作…34 分岐…3 型変換…14 データ判定…10 日付時刻…20 配列…6 ファイル操作…14 数学/財務…28 その他……



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