VBA関数
FreeFile関数

Excelマクロで必須のVBA関数を入門・初級・初心者向けに詳細解説
最終更新日:2021-08-26

FreeFile関数


FreeFile関数は、使用可能なファイル番号を整数型(Integer)の値で返します。


FreeFile関数

FreeFile[(rangenumber)]

rangenumber
この引数は省略可能です。
ファイル番号の範囲をバリアント型 (Variant) で指定します。
指定した範囲から次に使用可能なファイル番号を返します。

0 を指定すると 1以上255以下の範囲のファイル番号を返します。
1 を指定すると256以上511以下の範囲のファイル番号を返します。
省略時の既定値は0です。

使用可能なファイル番号を取得するために FreeFile関数を使用します。
既に使われているファイル番号を重複して使うのを防ぐことができます。

FreeFile関数の使用例


Dim FileNumber As Integer
FileNumber = FreeFile     '使用可能なファイル番号を取得
Open "test.txt" For Output As #FileNumber


Office VBA リファレンス FreeFile関数


※VBA関数一覧
マクロVBA関数の一覧と解説です、どんな関数があるかは一度は確認しておくとをお勧めいたします。どんな関数があるだけでも知っておけば、詳細の使い方は実際に使うときに調べても良いでしょう。文字列操作…34 分岐…3 型変換…14 データ判定…10 日付時刻…20 配列…6 ファイル操作…14 数学/財務…28 その他……



同じテーマ「VBA関数」の記事

EOF関数

EOF関数は、ランダムアクセスモードまたはシーケンシャル入力モードで開いたファイルの現在位置がファイルの末尾に達している場合、真(True)を返します。EOF関数 EOF(filenumber) filenumber 任意の有効なファイル番号を表す整数型(Integer)の数値を指定します。
FileDateTime関数
FileDateTime関数は、指定したファイルの作成日時または最後に修正した日時を返します、バリアント型(内部処理形式DateのVariant)の値を返します。FileDateTime関数 FileDateTime(pathname) pathname 必ず指定します。
FileLen関数
FileLen関数は、ファイルのサイズをバイト単位で表す長整数型(Long)の値を返します。FileLen関数 FileLen(pathname) pathname 必ず指定します。引数pathnameには、ファイル名を示す文字列式を指定します。
FreeFile関数
GetAttr関数
GetAttr関数は、ファイルまたはフォルダの属性を表す整数型(Integer)の整数を返します。GetAttr関数 GetAttr(pathname) pathname 必ず指定します。引数pathnameには、ファイル名を示す文字列式を指定します。
Abs関数
Abs関数は、引き渡した数値の絶対値を同じデータ型で返します。Abs関数 Abs(number) number 必ず指定します。任意の数式を指定します。引数numberにNull値が含まれている場合、Abs関数はNull値を返します。
Int関数
Int関数は、指定した数値の整数部分を返します。Int関数 Int(number) number 必ず指定します。倍精度浮動小数点数型(Double)の数値または任意の有効な数式を指定します。Null値が含まれている場合は、Null値を返します。
Fix関数
Fix関数は、指定した数値の整数部分を返します。Fix関数 Fix(number) number 必ず指定します。倍精度浮動小数点数型(Double)の数値または任意の有効な数式を指定します。Null値が含まれている場合は、Null値を返します。
Hex関数
Hex関数は、指定した10進数値を16進数で表した文字列型(String)を返します。Hex関数 Hex(number) number 必ず指定します。任意の数式または文字列式を指定します。引数numberが整数でない場合、変換の前に一番近い整数に丸められます。
Oct関数
Oct関数は、引数に指定した値を8進数で表すバリアント型(内部処理形式StringのVariant)の値を返します。Oct関数 Oct(number) number 必ず指定します。任意の数式または文字列式を指定します。
Rnd関数
Rnd関数は、単精度浮動小数点数型(Single)の乱数を返します。Rnd関数 Rnd[(number)] number は省略可能です。引数numberには、単精度浮動小数点数型(Single)の数値または任意の有効な数式を指定します。


新着記事NEW ・・・新着記事一覧を見る

新旧マスタの差異比較|Power Query(M言語)入門(2023-02-28)
有効な最新単価の取得|Power Query(M言語)入門(2023-02-26)
有効な最新単価の取得|Power Query(M言語)入門(2023-02-21)
グルーブ内の最小・最大|Power Query(M言語)入門(2023-02-17)
2つのテーブルのマージ|Power Query(M言語)入門(2023-02-15)
「売上」が数値の行のみ取り込む|Power Query(M言語)入門(2023-02-13)
A列のヘッダー名を変更する|Power Query(M言語)入門(2023-02-11)
CSVのA列が日付の行だけを取り込む|Power Query(M言語)入門(2023-02-10)
列数不定のCSVの取り込み|Power Query(M言語)入門(2023-02-09)
別ブックの最終シートの取り込み|Power Query(M言語)入門(2023-02-08)


アクセスランキング ・・・ ランキング一覧を見る

1.最終行の取得(End,Rows.Count)|VBA入門
2.RangeとCellsの使い方|VBA入門
3.変数宣言のDimとデータ型|VBA入門
4.繰り返し処理(For Next)|VBA入門
5.セルのコピー&値の貼り付け(PasteSpecial)|VBA入門
6.マクロって何?VBAって何?|VBA入門
7.並べ替え(Sort)|VBA入門
8.Excelショートカットキー一覧|Excelリファレンス
9.エクセルVBAでのシート指定方法|VBA技術解説
10.Range以外の指定方法(Cells,Rows,Columns)|VBA入門




このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。


記述には細心の注意をしたつもりですが、
間違いやご指摘がありましたら、「お問い合わせ」からお知らせいただけると幸いです。
掲載のVBAコードは動作を保証するものではなく、あくまでVBA学習のサンプルとして掲載しています。
掲載のVBAコードは自己責任でご使用ください。万一データ破損等の損害が発生しても責任は負いません。



このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。
本文下部へ