Choose関数
引数Indexの値に基づいて、引数リストから値を返します。
Choose関数はindexの値に基づいて選択肢の一覧から値を返します。
indexが1の場合、Chooseは一覧の1つ目の選択肢を返します。
indexが2の場合、2つ目というようになります。
indexが0以下または一覧にある選択肢の数を超える場合、Choose関数はNullを返します。
indexが整数ではない場合、最も近い整数に丸めてから評価されます。
Choose関数の注意点
ただし、返される結果はindexによって決定されて一つとなります。
メッセージボックスは"a","b","c"の3回表示されます。
そして、MsgBox("b")の戻り値がChoose関数の戻り値となります。
一覧の選択肢すべてを評価するので、これは常に0除算エラーとなります。
使用例.
iの値 | 結果 |
0以下 | Null |
1 | "a" |
2 | "b" |
3 | "c" |
4以上 | Null |
Choose関数はSelect Caseステートメントで書き換えが可能です。
rtn = Choose(i, "a", "b", "c")
これは以下で書き直すことができます。
Select Case i
Case 1
rtn = "a"
Case 2
rtn = "b"
Case 3
rtn = "c"
Case Else
rtn = Null
End Select
どちらが良いかは、時々の判断によります。
整数値判定、かつ、選択肢の式が単純な場合であれば、Choose関数で記述が簡略化されます。
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