ExcelマクロVBA入門 | 第22回.条件分岐(Select Case) | Excelマクロの基礎と応用、エクセルVBAの入門・初級・初心者向け解説



最終更新日:2018-08-22

第22回.条件分岐(Select Case)

前回のElseIf以外の、多肢条件分岐の別の書き方があります、

それがSelect Caseになります。

むしろElseIfより、このSelect Caseの方が、より多肢条件分岐に適していると言えます。


Select Caseは、多肢条件分岐に特化したステートメントになります。


Select Caseステートメントです。

Select Case testexpression
    [Case expressionlist-n
        [statements-n]]

    ・・・
    [Case Else
        [elsestatements]]
End Select


testexpression 必ず指定します。
任意の数式または文字列式を指定します。
expressionlist-n

Case 節がある場合は、必ず指定します。次の形式で指定します。
また、複数指定するときは、カンマ (,) で区切ります。
expression
expression To expressionIs
comparisonoperator expression
引数 expression には数式または文字列を、引数 comparisonoperator には比較演算子を指定します。
キーワード To は、値の範囲を指定するキーワードです。
キーワード To を使って値の範囲を指定するときは、小さい方の値を先 (左側) に指定してください。
キーワード Is は、値の範囲を指定するキーワードで、Is 演算子と Like 演算子以外の比較演算子と共に使われます。
キーワード Is は指定しなくても自動的に設定されます。

statements-n 省略可能です。
引数 testexpression が引数 expressionlist-n のいずれかと一致するとき、一致した引数 statements-n のステートメントが実行されます。
elsestatements 省略可能です。
引数 testexpression が Case 節のいずれとも一致しないとき、引数 elsestatements のステートメントが実行されます。

※これは、ヘルプからの抜粋です。

少し解りずらいです、特にexpressionlist-nについての指定が解りずらいと思います。


例文です。

Select Case 変数
  Case 1
    変数=1の処理
  Case 2
    変数=2の処理
  Case Else
    変数が上記以外の処理
End Select

Select Case 変数
  Case 1, 2
    変数=1 Or 変数=2の処理
  Case 3, 4, 5
    変数=3 Or 変数=4 Or 変数=5の処理
  Case Else
    変数が上記以外の処理
End Select


Select Case 変数
  Case 1 To 2
    変数=1 〜 2の処理
  Case 3 To 5
    変数=3 〜 5の処理
  Case Else
    変数が上記以外の処理
End Select


Select Case 変数
  Case Is <= 2      'Is は書かなければ自動挿入されます。
    変数<=2の処理
  Case Is <= 5
    変数<= 5の処理
  Case Else
    変数が上記以外の処理
End Select

また、

If〜ElseIf〜End Ifは、Select Caseで書き直すことが出来ます。

If 条件式1 Then
  条件式1が真の処理
ElseIf 条件式2 Then
  条件式2が真の処理
ElseIf 条件式3 Then
  条件式3が真の処理
Else
  全ての条件式が偽の処理
End If


これは、

Select Case True
  Case 条件式1
    条件式1が真の処理
  Case 条件式2
    条件式2が真の処理
  Case 条件式3
    条件式3が真の処理
  Case Else

    全ての条件式が偽の処理
End Select

上記2つは、同一となります。

私は、ElseIfは使わずに、Select Caseを好んで使います。

なんとなく見やすいと感じています。

と言いますか、間違いなく見やすいはずです。




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