ExcelマクロVBA入門 | 第27回.ブック・シートの選択(Select,Activate) | Excelマクロの基礎と応用、エクセルVBAの入門・初級・初心者向け解説



最終更新日:2018-02-15

第27回.ブック・シートの選択(Select,Activate)


エクセルでは、複数ブックを扱います、
そして、それぞれのブックには、複数のシートが存在します。


まず説明しなければならない事は、

アクティブ

この言葉の意味です。


アクティブブック、アクティブシート、アクティブセル

これらは何を指しているかです。

今まさに操作対象となっていると言う事です。

文字を打ち、Enterを押したときに、入力される、ブックのシートのセル

それが、アクティブブックのアクティブシートのアクティブセルです。

単に選択している状態とは違います

選択は複数できます、Ctrlを押しながら選択したり、Shiftを押しながら選択すれば、

複数の選択が可能です。

従って、「選択」は複数ありますが、「アクティブ」は常に1つです。



この場合、選択シートは、Sheet1とSheet2ですが、

アクティブシートは、Sheet2になります。

ただし、ブックは複数選択は出来ません。

アクティブブックが存在するだけです。


ActiveWorkbook
マクロにおいて、アクティブブックを取得する場合の書き方です。



ActiveSheet

マクロにおいて、アクティブシートを取得する場合の書き方です。



ブックをアクティブにする

Workbooks("ブック名").Activate

ブック名には、拡張子(.xls、.xlsx、.xlsm)も指定する必要があります

マクロの記録ですと、

Windows("ブック名").Activate

と記録されます。

上記、2つは、1つのブックに対し複数のウインドウを開いている時に違いが発生します。

本来は、Windows("ウインドウ名")なのですが、

ブックに対し1つしかウインドウが存在しない場合は、

ウインドウ名 = ブック名

となっているだけです。



シートの選択

Sheets("シート名").Select

または、

Sheets(インデックス).Select

インデックスは、シートの順番の数値です、詳細は後々。

非表示シートが無ければ、一番左のシートから順に、1,2,3・・・となります。

ワークシートしかなければ、SheetsをWorkSheetsでも同じです。


シートをアクティブにする
Sheets("シート名").Activate

または、

Sheets(インデックス).Activate

Actovateでも、シートが選択されます。

では、

Sheets("シート名").SelectとSheets("シート名").Activateの違いは、

1つしかシートを選択にしない場合は、全く同じ事です、どちらでも良いでしょう。

複数シートを選択(作業グループ化)している場合のみ違いがあるだけです。



複数シートの選択(作業グループ化)

Sheets(Array("シート名1", "シート名2", ・・・)).Select

これで、複数シートが選択されます。

Arrayは配列です、これについては後々

そして、この状態で、

Sheets("シート名2").Activate

この場合においては、シートの複数選択がそのままで、 アクティブシートのみ移動されます。

しかし、この状態で、

Sheets("シート名2").Select

とした場合は、作業グループが解除され、 シート名2が選択され、アクティブになります。

ただし、マクロにおいて、シートを作業グループ化しての操作は行いません。

行いませんと言うより、行わない方が良いです。

マクロで複数のシートに同じ処理をする場合は、
作業グループではなく、繰り返し処理で、複数のシートに同じ処理を行う方が良いということです。
全てのシートに同じ事をする(For〜Worksheets.Count)



複数ブックを開いている時のシート選択

Sheets("シート名").Select

これで選択できるのは、アクティブブックのシートだけです。

アクティブブック以外のシートを選択する場合は、
そのブックをアクティブにしてから、シートのSelectメソッドを実行します。

Book2.xlsxが非アクティブの時、Book2.xlsxのSheet2を選択する場合は、

Workbooks("Book2.xlsx").Activate
Sheets("Sheet2").Select


このように、ブック→シートの順にアクティブにします。

ただし、Activateメソッドを使って1行で書くこともできます。

Workbooks("Book2.xlsx").Sheets("Sheet2").Activate

これでも、Book2のSheet2を選択状態にできます。

特に1行で書く理由もないので、あまり使われているのは見かけません。





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