VBA入門
第27回.ブック・シートの選択(Select,Activate)

ExcelマクロVBAの基本と応用、エクセルVBAの初級・初心者向け解説
最終更新日:2019-11-30

第27回.ブック・シートの選択(Select,Activate)


エクセルでは、複数ブックを扱います、
そして、それぞれのブックには、複数のシートが存在します。
従って、マクロVBAでも複数ブック・複数シートを扱う必要があります。


ここまでのVBAでは、あくまでアクティブブックのアクティブシートを対象としてきました。
そこで、フクティブブックやアクティブシートを切り替えるVBAについて解説します。
まず説明しなければならない事は、 「アクティブ」という言葉の意味からになります。

アクティブ

アクティブブック、アクティブシート、アクティブセル
これらは何を指しているかです。
今まさに操作対象となっていると言う事です。
文字を打ち、Enterを押したときに、入力される、ブックのシートのセル
それが、アクティブブックのアクティブシートのアクティブセルです。

単に選択している状態とは違います

選択は複数できます、Ctrlを押しながら選択したり、Shiftを押しながら選択すれば、
複数の選択が可能です。
従って、「選択」は複数ありますが、「アクティブ」は常に1つです。

マクロVBA ブック シート

この場合、選択シートは、Sheet1とSheet2ですが、
アクティブシートは、Sheet1になります。

ブックは複数選択は出来ません。
アクティブブックが唯一存在するだけです。

ActiveWorkbook
マクロにおいて、アクティブブックを指定する場合の書き方です。
ActiveSheet
マクロにおいて、アクティブシートを指定する場合の書き方です。

ブックをアクティブにする

マクロVBAで指定ブックをアクティブにするには、
Workbooks("ブック名").Activate
このように記述します。
ブック名には、拡張子(.xls、.xlsx、.xlsm)も指定する必要があります

マクロの記録ですと、
Windows("ブック名").Activate
このように記録されます。

上記、2つは、1つのブックに対し複数のウインドウを開いている時に違いが発生します。
本来は、Windows("ウインドウ名")なのですが、
ブックに対し1つしかウインドウが存在しない場合は、
ウインドウ名 = ブック名
となっているということになります。

シートの選択、シートのアクティブ

シートの選択
マクロVBAで指定シートを選択にするには、
Sheets("シート名").Select
Sheets(インデックス).Select
Worksheets("シート名").Select
Worksheets(インデックス).Select

インデックスは、シートの順番の数値です、詳細は後々。
非表示シートが無ければ、一番左のシートから順に、1,2,3・・・となります。

Sheetsはすべてのシート(ワークシート、グラフシート等)が対象です。
Worksheetsはワークシートだけが対象となります。
ワークシートしかなければ、SheetsもWorkSheetsも同じです。
シートをアクティブにする
マクロVBAで指定シートを選択にするには、
Sheets("シート名").Activate
Sheets(インデックス).Activate
Worksheets("シート名").Activate
Worksheets(インデックス).Activate

Activateでも、シートが選択されます。
では、
Sheets("シート名").SelectとSheets("シート名").Activateの違いは、
1つしかシートを選択にしない場合は、全く同じ事です。
どちらで書いても良いでしょう。
複数シートを選択(作業グループ化)している場合に違いが出てきます。
一つのシートだけ選択している場合
選択シート = アクティブシート
SelectでもActivateでも同じ動作となります。
複数シートを選択している場合
Selectでは、
指定シートのみ選択状態になり、指定シートがアクティブになります。

Activateでは、
選択されているシートはそのままで、指定シートがアクティブになります。

複数シートの選択(作業グループ化)

Sheets(Array("シート名1", "シート名2", ・・・)).Select
これで、複数シートが選択されます。

Arrayは配列です、これについては後々
そして、この状態で、
Sheets("シート名2").Activate

この場合においては、シートの複数選択がそのままで、 アクティブシートのみ移動されます。
しかし、この状態で、
Sheets("シート名2").Select
とした場合は、作業グループが解除され、 シート名2が選択され、アクティブになります。

ただし、マクロにおいて、シートを作業グループ化しての操作は行いません。
行いませんと言うより、行わない方が良いです。

マクロで複数のシートに同じ処理をする場合は、
作業グループではなく、繰り返し処理で、複数のシートに同じ処理を行う方が良いということです。
全てのシートに同じ事をする(For~Worksheets.Count)
エクセルの作業で最も面倒かつ時間のかかる作業は、同じ作業の繰り返しでしょう。1回だけなら数秒でも、それを何十回と繰り返すとなると… 多くのシートがあり、同じ作業を全シートに行うとなると… こういう時こそ、まさにVBAの出番です。シートの指定方法 Worksheets("シート名") Worksheets(インデックス) ActiveS…

複数ブックを開いている時のシート選択

Sheets("シート名").Select
これで選択できるのは、アクティブブックのシートだけです。
アクティブブック以外のシートを選択する場合は、
そのブックをアクティブにしてから、シートのSelectメソッドを実行します。

Book2.xlsxが非アクティブの時、Book2.xlsxのSheet2を選択する場合は、
Workbooks("Book2.xlsx").Activate
Sheets("Sheet2").Select

このように、ブック→シートの順にアクティブにします。

ただし、Activateメソッドを使って1行で書くこともできます。
Workbooks("Book2.xlsx").Sheets("Sheet2").Activate
これでも、Book2のSheet2を選択状態にできます。
特に1行で書く理由もないので、あまり使われていないかもしれません。

VBAでの色々なシート指定方法

ワークシートの指定方法には、以下の3通りがあります。

・シートのインデックス番号で指定
・シートの名称で指定
・シートのオブジェクト名で指定

それぞれの詳しい使い方については以下を参照してください。
エクセルVBAでのシート指定方法
ExceのVBAにおいてシート指定は必須になりますが、シートの指定方法は何種類かあり、それぞれの特徴があります。シートの指定方法には、以下の3通りがあります。シートのインデックスで番号 シートの名称で指定 シートのオブジェクト名で指定 シート指定方法ごとに使い方を簡単に説明しながら、それぞれの主な使用場面やメリット、



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