VBAサンプル集
シートの複数選択(Select)

ExcelマクロVBAの実用サンプル、エクセルVBA集と解説
最終更新日:2020-04-16

シートの複数選択(Select)


複数のワークシートを選択方法です。
いわゆる作業グループになります。


手動では作業グループはかなり注意が必要ですが、
VBAではシートのコピーや印刷等で必要になる場合もでてきます。

複数シートの印刷(PrintOut)
複数シートをVBAで印刷する方法です。ワークシートが「Sheet1」「Sheet2」「Sheet3」…があるものとします。そのような場合に、指定のワークシートのみ印刷する場合です。以下では、テスト実行しやすいように、Preview:=True これでプレピュー表示にしています。

以下では、シート名は、「Sheet1」「Sheet2」「Sheet3」として、VBAサンプルを記載しています。


マクロの記録と同じようにArrayに固定文字で

まずは、マクロの記録と同じように、Array関数に固定シート名を指定する場合。



Sub sample1()
  Sheets(Array("Sheet1", "Sheet2", "Sheet3")).Select
End Sub

シート名がわかっていれば、これで良いですが、シート名が不明な場合は困ります。

シート名の配列を作成する

Sub sample2()
  Dim selSht As Variant
  Dim i As Long
  ReDim selSht(1 To Sheets.Count)
  For i = 1 To Sheets.Count
    selSht(i) = Sheets(i).Name
  Next i
  Sheets(selSht).Select
End Sub

上記VBAでは、全シートのシート名を配列に入れています。

selShtは意図的にVariantにしています。
Dim selSht() As String
これでも、この場合は大丈夫ですが、
Arrayはバリアント型を返す関数なので、同じデータ型にしたということです。

※バージョンによっても違いが出てきそうですが、シート以外のSelectではVariantにしないとエラーになる場合があります。

シートのSelectメソッドの引数にFalseを指定する

シートのSelectメソッドには引数があります。

Selectメソッドの構文

Worksheet.Select (Replace)

Replaceは省略可能です。
省略値はTrueです。
Trueを指定した場合は、選択範囲を置き換えます。
Falseを指定した場合は、選択範囲を拡張します。



Sub sample3()
  Dim mySht As Variant
  For Each mySht In Sheets
    mySht.Select Replace:=False
  Next
End Sub

.Select False
これは、それまでの選択を有効に(選択を拡張して)して、Selectします。
手動の場合に、Ctrlを押して選択した時の動作になります。

従って、特定のシートを選択する場合は、
最初のSelectには、Falseを指定しないようにします。

ちなみに、
オートシェイプのShape.Selectにも、このFalse指定は使えます。
ただし、残念ですが、Rangeには使用できません。

全シートを選択するだけなら

Sub sample4()
  Sheets.Select
End Sub

これだけで全シートが選択できます。

コレクションと呼ばれる、○○○sのように最後にsが付くものは、
通常は、○○○s(1)のように指定します。
そして、コレクション全体を指定する場合は、()を省略します。
ただし、その指定でSelect出来るかどうかは、それぞれのコレクションに依存します。



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