1行置きにする行挿入(Insert)
A列に連続データが入っているとします。
これを1行置きにします。
Sub sample1()
Dim i As Long
For i = Cells(Rows.Count,
1).End(xlUp).Row To 1 Step -1
Rows(i).Insert
Next i
End
Sub
ポイントは下から行うことです。
上からやると、どんどん下に追いやられてしまいます。
(Step 2とするのもありですが、普通は下からやりましょう)
Cells(Rows.Count, 1).End(xlUp).Row
これで、最終行を取得しています。
Rows.Count
は、シートの全行数です。
A列の最終行で、Ctrl+↑と操作した場合と同じになります。
Step -1
これで、1ずつカウントダウンされます。
Stepを省略した場合は1になっています。
1行目に連続データが入っているとして、これを1列置きにする場合は。
Sub sample2()
Dim i As Long
For i = Cells(1,
Columns.Count).End(xlToLeft).Column To 1 Step
-1
Columns(i).Insert
Next i
End
Sub
1行置きと、ほぼ同じです。
Row→Column
に変更すれば、ほぼ完成です。
後は、
xlUp→xlToLeft
に変更するだけです。
同じテーマ「マクロVBAサンプル集」の記事
シートの追加・削除(Add,Delete)
新着記事NEW ・・・新着記事一覧を見る
TRIMRANGE関数(セル範囲をトリム:端の空白セルを除外)|エクセル入門(2024-08-30)
正規表現関数(REGEXTEST,REGEXREPLACE,REGEXEXTRACT)|エクセル入門(2024-07-02)
エクセルが起動しない、Excelが立ち上がらない|エクセル雑感(2024-04-11)
ブール型(Boolean)のis変数・フラグについて|VBA技術解説(2024-04-05)
テキストの内容によって図形を削除する|VBA技術解説(2024-04-02)
ExcelマクロVBA入門目次|エクセルの神髄(2024-03-20)
VBA10大躓きポイント(初心者が躓きやすいポイント)|VBA技術解説(2024-03-05)
テンキーのスクリーンキーボード作成|ユーザーフォーム入門(2024-02-26)
無効な前方参照か、コンパイルされていない種類への参照です。|エクセル雑感(2024-02-17)
初級脱出10問パック|VBA練習問題(2024-01-24)
アクセスランキング ・・・ ランキング一覧を見る
1.最終行の取得(End,Rows.Count)|VBA入門
2.セルのコピー&値の貼り付け(PasteSpecial)|VBA入門
3.変数宣言のDimとデータ型|VBA入門
4.RangeとCellsの使い方|VBA入門
5.繰り返し処理(For Next)|VBA入門
6.ブックを閉じる・保存(Close,Save,SaveAs)|VBA入門
7.メッセージボックス(MsgBox関数)|VBA入門
8.セルのクリア(Clear,ClearContents)|VBA入門
9.条件分岐(Select Case)|VBA入門
10.ブック・シートの選択(Select,Activate)|VBA入門
- ホーム
- マクロVBA応用編
- マクロVBAサンプル集
- 1行置きにする行挿入(Insert)
このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。
記述には細心の注意をしたつもりですが、
間違いやご指摘がありましたら、「お問い合わせ」からお知らせいただけると幸いです。
掲載のVBAコードは動作を保証するものではなく、あくまでVBA学習のサンプルとして掲載しています。
掲載のVBAコードは自己責任でご使用ください。万一データ破損等の損害が発生しても責任は負いません。