ExcelマクロVBAサンプル集
ブックを安全確実に開く方法(Open)

ExcelマクロVBAの実用サンプル、エクセルVBA集と解説
最終更新日:2019-05-31

ブックを安全確実に開く方法(Open)


マクロVBAの中で、他のブックを開く事はよくあります、


ブックを開く時、
ブックが存在しているか、
既に開いてないか
これらのチェックをせずに開いてしまうと、マクロがエラー停止してしまいます。

ここでは、これらのチェック方法についての具体的なVBAコードを紹介します。

Openメソッドの詳細については、ブックを開く(Open) こちらを参照してください。
他のブックを開く方法です、しかし、これがでは結構いろいろあるのです。Excelで開くことが出来るファイルはCSV等のテキストファイルもありますが、ここではエクセルファイル限定で説明します。テキストファイルやCSVについては、別の記事を参考にして下さい。

Sub Bookを開く()
  Dim wb As Workbook
  Dim buf As String
  Dim BookPath As String
  BookPath = "C:\Book1.xls"
  'ブックの存在チェック
  buf = Dir(BookPath)
  If buf = "" Then
    MsgBox BookPath & vbCrLf & "は存在しません。"
    Exit Sub
  End If
  '同名ブックのチェック
  For Each wb In Application.Workbooks
    If wb.Name = buf Then
      wb.Activate'指定ブックに移動
      MsgBox buf & vbCrLf & "は既に開いています"
      Exit Sub
    End If
  Next

  'イベントを停止

  Application.EnableEvents = False 
  'ブックを開く
  Workbooks.Open BookPath

  Application.EnableEvents = True 
End Sub




要点は、


・ブックの存在チェック
・同名ブックのチェック

この2点です。

特に、
エクセルでは、別ファイルでも、同一名称のブックは2重に開くことが出来ません。

この間違いは、マクロのテスト中は良くやってしまいます。

このようにしておけば安心です。

また、
Application.EnableEvents = False 
これは、開いたブックにWorkbook_Openマクロがあった場合で、それを起動したくない場合の指定です。



同じテーマ「マクロVBAサンプル集」の記事

シートの複数選択(Select)

複数のシートの選択方法です。シート名は、「Sheet1」「Sheet2」「Sheet3」とします。まずは、マクロの記録と同じように。シート名がわかっていれば、これで良いですが、シート名が不明な場合は困ります。
複数シートの印刷(PrintOut)
複数シートの印刷方法です。シートは、ワークシートが「Sheet1」「Sheet2」「Sheet3」があり、その他で、グラフシートもあるとします。ワークシートのみ印刷する場合です。シート名がわかっていれば、これで良いですが、シート名が不明な場合は困ります。
重複削除してコピー(AdvancedFilter)
重複データを排除して、別シートにコピーする場合です。以下の表で説明します。フィルターオプションを使います。このマクロは、この指定と同じになりります。似たような方法ですが、コピー部分を自分で記述する場合です。
ブックを安全確実に開く方法(Open)
ブックを閉じる(Close)
ブックを閉じる時の処理方法です。まずは、保存して閉じる場合。これは、次のように書くこともできます。Subsample2()ThisWorkbook.CloseSaveChanges:=TrueEnd Sub では、保存しないで閉じる場合。
他ブックを開いて閉じる(Open,Close)
他のブックを開いて何らかの処理(転記等)をして閉じる。よくあるパターンですね。簡単にサンプルのみ掲載します。Subsample2()DimwbAsWorkbookSetwb= Workbooks.Open("ブックのフルパス")…処理wb.CloseSaveChanges:=FalseEnd Sub 保存が必要な時は
ブックを開かずにセル値を取得(ExecuteExcel4Macro,Excel.Application)
「ブックを開かずにセル値を取得」に関する検索が非常に多いですおそらくExecuteExcel4Macroに関連しているとかもしくは大量のファイルがある為時間がかかってしまうと言うものでしょう。ExecuteExcel4Macroについての簡単な解説は「ExecuteExcel4Macroについて」サンプルを通して
罫線を簡単に引く(Borders,BorderAround)
エクセルでは、罫線を引く事が多いです。この罫線は、以外に処理時間もかかりますし、やり方によっては、VBAの行数も多くなります。とにかく、簡単に罫線を引く方法です。以下の表を作成する場合です。罫線を引く順番等、いろいろありますが、とにかく短いコードにしてみます。
マクロVBAの開始時と終了時に指定しておくべきApplicationのプロパティ
マクロVBAの開始時および終了時に指定した方が良いApplicationのプロパティの開設です。特に重要なもの、マクロVBAの処理速度に関係するものを紹介します。Applicationのプロパティの詳細については以下をご覧ください。
オートフィルター(AutoFilter)
エクセルでは、定番機能のフィルターです。「Sheet1」のA列でフィルターし、「Sheet2」へコピーします。ごく基本的なフィルターです。フィルターのセル範囲指定は、いろいろな指定が可能です。「連続セル範囲の選択 」も参考にして下さい。
日付のオートフィルタ(AutoFilter)
とても便利なオートフィルターですが、日付となると、結構大変です。以下の表で説明します。普通は、こんなように指定します。Operator:=xlFilterValues は2007以降で追加された機能です。


新着記事NEW ・・・新着記事一覧を見る

Byte配列と文字コード関数について|VBA技術解説(8月20日)
PowerQueryの強力な機能をVBAから利用する方法|VBA技術解説(8月4日)
練習問題31(セル結合を解除して値を埋める)|VBA練習問題(7月30日)
練習問題30(マトリックス→リスト形式)|VBA練習問題(7月25日)
Applicationを省略できるApplicationのメソッド・プロパティ一覧|VBA技術解説(7月22日)
コレクション(Collection)の並べ替え(Sort)に対応するクラス|VBA技術解説(7月20日)
CSVの読み込み方法(ジャグ配列)|VBAサンプル集(7月15日)
その他のExcel機能(グループ化、重複の削除、オートフィル等)|VBA入門(7月14日)
オートフィルタ退避回復クラスを複数シート対応させるVBAクラス|VBA技術解説(7月6日)
オートフィルタを退避回復するVBAクラス|VBA技術解説(7月6日)


アクセスランキング ・・・ ランキング一覧を見る

1.最終行の取得(End,Rows.Count)|VBA入門
2.セルのコピー&値の貼り付け(PasteSpecial)|VBA入門
3.RangeとCellsの使い方|ExcelマクロVBA入門
4.Range以外の指定方法(Cells,Rows,Columns)|VBA入門
5.変数とデータ型(Dim)|ExcelマクロVBA入門
6.繰り返し処理(For Next)|ExcelマクロVBA入門
7.マクロって何?VBAって何?|ExcelマクロVBA入門
8.セルに文字を入れるとは(Range,Value)|VBA入門
9.ひらがな⇔カタカナの変換|エクセル基本操作
10.空白セルを正しく判定する方法(IsEmpty,IsError,HasFormula)|VBA技術解説



  • >
  • >
  • >
  • ブックを安全確実に開く方法(Open)

  • このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。


    記述には細心の注意をしたつもりですが、
    間違いやご指摘がありましたら、「お問い合わせ」からお知らせいただけると幸いです。
    なお、掲載のVBAコードは自己責任で使ってください。万一データ破損等の損害が発生しても責任は負いません。




    このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。
    本文下部へ