VBAサンプル集
シートの追加・削除(Add,Delete)

ExcelマクロVBAの実用サンプル、エクセルVBA集と解説
最終更新日:2020-05-18

シートの追加・削除(Add,Delete)


マクロVBAでいろいろ処理する場合、
作業用のシートを追加し、
そのシート上で処理した結果を他シートに反映させる等は良く使うテクニックです。


このような場合に使う、シートの追加と削除についてのVBA例文です。

シートの追加・削除の基本および文法については、以下を参照してください。

第65回.シートの挿入、名前の変更(Add,Name)|VBA入門
VBAでシートを挿入(新規追加)したり、名前を変更する場合の解説です。シートを挿入すれば、大抵の場合はシート名も変更することになりますので、シート挿入→シート名変更、この一連のVBAをセットで覚えておきましょう。シートの挿入 VBAでシートを総に優するには、Sheets.Addメソッド、Worksheets.Addメソッドを使います。
第66回.シートのコピー・移動・削除Copy,Move,Delete)|VBA入門
シートをコピーや移動をしたり、また削除する場合の説明です、VBAでは、雛形シートをコピーして使ったり、不要なシートを削除することは頻繁にあります。シートのコピー・移動には、Worksheet.Copyメソッド、Worksheet.Moveメソッド これら、WorkSheetオブジェクトのメソッドを使用します。

シートの追加・削除のVBA

以下のVBAは、
シートを新規追加し、その後に追加したシートを削除しています。



Sub sample1()
  Sheets.Add
  ActiveSheet.Name = "新規シート"

  '・・・いろいろな処理

  Application.DisplayAlerts = False
  Sheets("新規シート").Delete
  Application.DisplayAlerts = True
End Sub

ブックの先頭に新規シートが作成されます。
ブックの一番後ろに新規作成する場合は、
Sheets.Add After:=Sheets(Sheets.Count)
としてください。

ActiveSheet.Name = "新規シート"
追加したシートのシート名の変更です。
作業用のシートなら、特に名前の変更をする必要もありません。

Application.DisplayAlerts = False
シートを削除するときに出るアラートメッセージの表示を止めています。

Sheets("新規シート").Delete
シートの削除です。

オブジェクト変数を使用したシートの追加・削除のVBA

Sub sample2()
  Dim NewSht As Worksheet
  Set NewSht = Sheets.Add
  NewSht.Name = "新規シート"

  '・・・いろいろな処理

  Application.DisplayAlerts = False
  NewSht.Delete
  Application.DisplayAlerts = True
End Sub

こちらの方がスマート、と言いますか、より良い書き方と言えるでしよう。
なるべくActiveSheetは使わずにVBAを記述したほうが好ましいです。

新規シートを最後に追加する場合は、
Set NewSht = Sheets.Add(After:=Sheets(Sheets.Count))
この場合のVBAの書き方として注意するのは、引数を()の中に入れる必要がある事です。
オブジェクト変数に直接入れる場合は、このように記述します。

これは、以下と同じことを1行のVBAで書いたものになります。
Sheets.Add After:=Sheets(Sheets.Count)
Set NewSht = ActiveSheet

オブジェクト変数の使い方については、以下を参照してください。
第52回.オブジェクト変数とSetステートメント|VBA入門
変数のデータ型の説明において、Object…オブジェクト型 というのがあった事を覚えているでしょうか。数値や文字ではなく、オブジェクトを入れる変数がオブジェクト変数です。オブジェクトと言っても、いろいろなものがあります。

Withステートメントを使用したシートの追加・削除のVBA



Sub sample3()
  With Sheets.Add
    .Name = "新規シート"

    '・・・いろいろな処理

    Application.DisplayAlerts = False
    .Delete
    Application.DisplayAlerts = True
  End With
End Sub

Withステートメントを使う事で、オブジェクト変数を定義する必要もなくなります。
ただし、当然の事ですが、End Withまでしか使えませんので、
新規シートをあちこちで使用する場合には適しません。

オブジェクト変数との適宜使い分けが必要です。

Withステートメントの使い方については、以下を参照してください。
第51回.Withステートメント|VBA入門
Withステートメントを使う事で、Withに指定したオブジェクトに対してオブジェクト名を再度記述することなく、プロパティやメソッドを記述することができます。文章で例えて言えば、主語を一度書いたら、その後は主語を省略するような書き方になります。



同じテーマ「マクロVBAサンプル集」の記事

連続セル範囲の選択
1行置きにする行挿入(Insert)
シートの追加・削除(Add,Delete)
シートの複数選択(Select)
複数シートの印刷(PrintOut)
重複削除してコピー(AdvancedFilter)
ブックを安全確実に開く方法(Open)
ブックを閉じる(Close)
他ブックを開いて閉じる(Open,Close)
ブックを開かずにセル値を取得(ExecuteExcel4Macro,Excel.Application)
罫線を簡単に引く(Borders,BorderAround)


新着記事NEW ・・・新着記事一覧を見る

タプル(tuple型、イミュータブル)|Python入門(9月15日)
リスト(list型、配列)|Python入門(9月14日)
文字列操作(str型)|Python入門(9月13日)
greeenはgreenに、greeeeeNをGReeeeNに変換|エクセル雑感(9月13日)
while文とデバッグ(ステップイン)|Python入門(9月12日)
入力規則で○△を入れる数を制限する方法|エクセル雑感(9月12日)
コレクションの要素を削除する場合|エクセル雑感(9月11日)
for文とイテラブルオブジェクト|Python入門(9月10日)
if文とインデントによるブロック|Python入門(9月9日)
ショートカット(Ctrl+Shift+n)抜け番ばどれだ|エクセル雑感(9月8日)


アクセスランキング ・・・ ランキング一覧を見る

1.最終行の取得(End,Rows.Count)|VBA入門
2.RangeとCellsの使い方|VBA入門
3.変数宣言のDimとデータ型|VBA入門
4.マクロって何?VBAって何?|VBA入門
5.セルのコピー&値の貼り付け(PasteSpecial)|VBA入門
6.Range以外の指定方法(Cells,Rows,Columns)|VBA入門
7.繰り返し処理(For Next)|VBA入門
8.セルに文字を入れるとは(Range,Value)|VBA入門
9.とにかく書いてみよう(Sub,End Sub)|VBA入門
10.マクロはどこに書くの(VBEの起動)|VBA入門




このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。


記述には細心の注意をしたつもりですが、
間違いやご指摘がありましたら、「お問い合わせ」からお知らせいただけると幸いです。
掲載のVBAコードは動作を保証するものではなく、あくまでVBA学習のサンプルとして掲載しています。
掲載のVBAコードは自己責任でご使用ください。万一データ破損等の損害が発生しても責任は負いません。



このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。
本文下部へ