ExcelマクロVBA入門
第66回.シートのコピー・移動・削除(Copy,Move,Delete)

ExcelマクロVBAの基本と応用、エクセルVBAの初級・初心者向け解説
最終更新日:2019-07-17

第66回.シートのコピー・移動・削除(Copy,Move,Delete)


シートをコピーや移動をしたり、また削除する場合の説明です、
マクロVBAでは、雛形シートをコピーして使ったり、不要なシートを削除することは頻繁にあります。


シートのコピー・移動には、
Worksheet.Copyメソッド、Worksheet.Moveメソッド
これら、WorkSheetオブジェクトのメソッドを使用します。
シートを削除するには、
Worksheet.Deleteメソッドを使用します。

シートのコピー・移動

シートをコピーするには、Worksheet.Copyメソッドを使います。
シートを移動するには、Worksheet.Moveメソッドを使います。


シートのコピー
式.Copy Before, Afte

シートの移動
式.Move Before, After

式は、WorkSheetオブジェクトです。
Sheets(インデックス)
Worksheets("シート名")
オブジェクト変数(Worksheet型)
等になります。

Before コピーしたシートを特定のシートの直前の位置に挿入するときに、そのシートを指定します。ただし、引数 After を指定すると、引数 Before を指定することはできません。
After コピーしたシートを特定のシートの直後の位置に挿入するときに、そのシートを指定します。ただし、引数 Before を指定すると、引数 After を指定することはできません。

備考
引数 Before と引数 After の両方を省略した場合は、
新規ブックが自動的に作成され、シートはそのブック内にコピー・移動されます。
エクセルの操作で、シートの「移動またはコピー」で、新規ブックを選んだ事と同じです。

Copyメソッドの使用例
Worksheets(1).Copy
Worksheets(1)だけの、新規ブックが作成されます。


Moveメソッドの使用例
Sheets("シート名").Move After:=Sheets(Sheets.Count)
Sheets("シート名")が、シートの最後に移動されます。

シートの削除

シートを削除するには、Worksheet.Deleteメソッドを使います。
式.Delete
式は、WorkSheetオブジェクトです
Sheets(インデックス)
Worksheets("シート名")
オブジェクト変数(Worksheet型)
等になります。

Deleteメソッドの使用例
Worksheets(1).Delete
先頭のシートが削除されます。
しかし、
シートを削除すると、以下のメッセージが表示され、マクロが中断します。

VBA マクロ シートのコピー・削除

このメッセージは邪魔ですよね。
57回.Applicationのプロパティで説明しましたが、
Applicationは、Excel全体をあらわすオブジェクトです、つまり、エクセルそのものだと考えて下さい。ここでは、そのプロパティの一部を紹介します。ここで紹介するApplicationのプロパティはほんの一部です。
Application.DisplayAlerts = False
これを入れる事で、このメッセージは出なくなります。
つまり、
Application.DisplayAlerts = False
Worksheets(1).Delete
このようにVBAを書きます。
Application.DisplayAlerts = Falseは、
Worksheets(1).Deleteより前に実行されれば、場所はどこでも大丈夫です。



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