VBAサンプル集
シートを削除:不定数のシート名に対応

ExcelマクロVBAの実用サンプル、エクセルVBA集と解説
公開日:2023-07-04 最終更新日:2023-07-04

シートを削除:不定数のシート名に対応


不要となったシートを削除するマクロVBAのサンプルです。
不定数のシート名を指定して削除できるようにSubを作成します。


名前で指定されたシートがない場合は特に何もしません。
指定されたシート名のシートがある場合のみ削除します。

削除するシートへの参照が存在する場合は、その参照は「#REF!」となってしまいますのでご注意ください。
削除シートへの参照は、
・数式
・名前定義
・入力規則
・条件付き書式
・グラフ
・図形
等々、いろいろな場所で使われている可能性があり、これらを全てマクロVBAで完全にチェックし対処するのは困難です。

完全にチェックするのは困難というのは、主に処理時間的な問題と、存在した場合の対処をどうするかが難しいという事です、


不定数のシートを削除するVBA

Sub delSheets(ParamArray p())
  Dim i As Long
  On Error Resume Next
  Application.DisplayAlerts = False
  For i = LBound(p) To UBound(p)
    Sheets(p(i)).Delete
  Next
  Application.DisplayAlerts = True
  On Error GoTo 0
End Sub


使用例

Sub sample()
  Call delSheets("シート2", 3, "4")
End Sub

以下のシートが対象となります。
シート名が"シート2"
3番目のシート
シート名が "4"
次の章で解説します。


上記のVBAの解説

シート削除の基本

シート削除の基本については以下を参照してください。
シートのコピー・移動・削除(Copy,Move,Delete)|VBA入門
・シートのコピー・移動 ・シートの削除 ・シートのコピー・移動・削除の関連記事

ParamArray

指定できるシート数を可変にする為、ParamArrayを使っています。
ParamArrayの詳細については以下を参照してください。
第133回.引数の数を可変にできるパラメーター配列(ParamArray)
・引数の構文 ・名前付き引数について ・ParamArrayキーワード(パラメーター配列)とは ・ParamArrayキーワード(パラメーター配列)の使用例 ・サイト内の関連ページ

Seets

シートにはグラフシート等もあり得ますので、
Worksheets
ではなく、
Sheets
を使っています。

指定されたシート名がない場合

はエラーとなるため、
On Error Resume Next
これでエラーを無視しています。

実引数を数値で指定した場合

ParamArray p()
これはVariant型になりますので、数値で指定した場合はシート名ではなくシートのインデックスを指定したものとなります。
実引数が同じ数値でも、3"3"では違います。
3と指定した場合は、インデックスの3、つまり2番目のシートになります。
"3"と指定した場合は、シート名が"3"のシートになります。

シート削除時のアラート

シート削除時のアラートに対応する為、
Application.DisplayAlerts = False
これで警告を無視してシートを削除します。




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