VBAサンプル集
セル結合して表を見やすくする(非推奨)

ExcelマクロVBAの実用サンプル、エクセルVBA集と解説
最終更新日:2020-04-13

セル結合して表を見やすくする(非推奨)


最近はセル結合が忌み嫌われているようです。
でもでも、やはり見やすいですよね。
最終的な出力シートならセル結合して見やすくしたいことだってありますよね。


セル結合を解除して値を埋めるマクロVBAは巷に多数あります。
そこで、全く逆の同一値はセル結合するマクロVBAです。

セル結合して表を見やすくするVBA

Option Explicit

Sub セル結合して見やすくする()
  'セル選択以外は無視
  If TypeName(Selection) <> "Range" Then Exit Sub
  
  Dim target As Range
  Dim rng As Range
  
  '対象範囲の確定
  Set target = Selection
  If Selection.Count = 1 Then
    Set target = target.CurrentRegion
  Else
    Set target = Intersect(target, target.Worksheet.UsedRange)
  End If
  If target.Rows.Count = 1 Then
    Exit Sub
  End If
  
  '念の為いったん空欄を埋める
  For Each rng In target
    If rng.Value = "" And rng.Row > 1 Then
      rng.Value = rng.Offset(-1).Value
    End If
  Next
  
  Application.DisplayAlerts = False
  'セル結合する
  For Each rng In target
    If rng.Row > target.Row And rng.Value <> "" Then
      If rng.Value = rng.Offset(-1).MergeArea.Item(1).Value Then
        If rng.Column > target.Column Then
          If rng.Offset(, -1).MergeArea.Item(1).Value = rng.Offset(-1, -1).MergeArea.Item(1).Value Then
            rng.Offset(-1).Resize(2).Merge
          End If
        Else
          rng.Offset(-1).Resize(2).Merge
        End If
      End If
    End If
  Next
  Application.DisplayAlerts = True
End Sub

マクロVBAのショートカット登録

ショートカットでもなんでも適当に起動してください。

「開発」タブ→「マクロ」→「オプション」

VBA マクロ セル結合


マクロVBAでショートカットを登録するなら

Sub マクロのショートカット登録()
  Application.OnKey "^M", "セル結合して見やすくする"
End Sub

Sub マクロのショートカット解除()
  Application.OnKey "^M"
End Sub

"^M"は、Ctrl+Shift+M

セル結合して表を見やすくするVBAの使い方

1セルしか選択していない場合は、当該セルを含む連続セル領域を対象とします。
複数セル選択している場合は、選択範囲を対象とします。

VBA マクロ セル結合

特に凝ったVBAではありませんので、適当に使ってみてください。
元データ壊して困らないように、必ずバックアップは取ってくださいね。



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セル結合して表を見やすくする(非推奨)
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