VBAサンプル集
セル結合なんて絶対に許さないんだからね

ExcelマクロVBAの実用サンプル、エクセルVBA集と解説
最終更新日:2020-02-17

セル結合なんて絶対に許さないんだからね


セル結合の弊害はネットに溢れているのでここで改めて説明の必要はないでしょう。
とはいえ、ついついセル結合してしまう事ありますよね、人間だからね。


VBAで適切に処理すればセル結合もきちんと処理は可能です。

第85回.結合セルの扱い|VBA入門
セルが結合されていると、マクロでは時に扱いづらい事があります、セル結合されている場合に、VBAでどのように取り扱うかを解説します。そもそも、やたらにセル結合すべきではないのですが、見た目重視で作られたシートでは、セル結合が頻繁に使用されているものです。

しかし、セル結合しちゃダメと言われたらやらないほうが良いですね。
でも、ダメと言われるとやりたくなっちゃうのが男の子・・・その気持ちはわかります・・・


でもダメー、絶対にセル結合を許さないVBAがここにあります。
このVBAを起動したら、結合すると間髪入れずにセル結合解除していきます。
これでもう、セル結合は絶対にできない。

VBA マクロ セル結合 SetTimer

※ほほ冗談アプリです。
実際に使う場合は全て自己責任でお願いします。

セル結合なんて絶対に許さないVBA



Option Explicit

Public Declare PtrSafe Function SetTimer Lib "USER32" _
                    (ByVal hwnd As Long, _
                    ByVal nIDEvent As Long, _
                    ByVal uElapse As Long, _
                    ByVal lpTimerFunc As LongPtr) As Long
Public Declare PtrSafe Function KillTimer Lib "USER32" _
                    (ByVal hwnd As Long, _
                    ByVal nIDEvent As Long) As Long

Public mTimerID As Long

Sub TimerStart()
  If mTimerID <> 0 Then
    MsgBox "起動済です。"
    Exit Sub
  End If
  mTimerID = SetTimer(0&, 1&, 100&, AddressOf TimerProc)
End Sub

Sub TimerProc()
  If mTimerID = 0 Then End '終了できない時の対策
  On Error Resume Next 'デバッグ出すとExcelが固まるので
  If IsNull(Cells.MergeCells) Then
    Cells.MergeCells = False
  End If
End Sub

Sub TimerStop()
  Call KillTimer(0&, mTimerID)
  mTimerID = 0
End Sub



TimerStartを起動してください。

アクティブシートを監視して、セル結合があると直ぐに解除します。
間隔は100msにしていますので、ほぼ瞬時に解除されてしまいます。

対象シートは常にアクティブシートです。
どのブック、どのシートとかは何も判定していません。
シートを切り替えても、その時々のアクティブシートが対象です。
とにかく無条件でアクティブシートのセル結合を解除します。

このマクロ実行中もセルへの入力は普通にできますし、他のマクロを実行することもできます。
しかし、たとえ他のマクロでセル結合したとしても、このマクロで直ちに解除されてしまいます。
マクロでアクティブシート以外のシートをセル結合した場合は解除されません。
また、100msの間隔があるので、その間にアクティブシートを切り替えればやはり解除されません。

停止方法

必ず、TimerStopを起動してください。
これで停止させずにExcelを閉じた場合、非表示状態のExcelがタスクに残る場合があります。
新たにエクセルを起動できなくなった等の現象になった場合は、タスクマネージャーを確認してください。

SetTimerについて

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VBAでタイマー処理(一定時間間隔で処理)を行う方法についての解説です。最も一般的な方法は、Application.OnTimeを使う方法になりますが、今回の主題としては、WindowsAPIのSetTimerを紹介します。まずはApplication.OnTimeの確認してから、次にWindowsAPIのSetTimerを紹介します。

※※※ 注意 ※※※
APIのタイマー処理をしていますので、使い方を誤るとエクセルが固まったり消えてなくなったりします。

セル結合なんて絶対に許さないの最後に

先にも書きましたが、VBA自体はほぼ冗談アプリです。
あくまで、自分やってみて、こんなこともできるんだという程度のものとお考え下さい。
実務で使おうなどとは思わないほうがよろしいかと思います。

そもそもセル結合が全て悪ということではありません。
WEBで良く見かけるセル結合を批判しているもののほとんどは、
セル結合が適切に使われておらず、エクセルの作業の邪魔をしていたり、データ活用を阻害している場合に対してのものです。
セル結合も適切に使えばエクセルの便利な機能の一つなのです。



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