VBAサンプル集
セル番地でバラバラに指定されたセルの削除

ExcelマクロVBAの実用サンプル、エクセルVBA集と解説
公開日:2023-08-24 最終更新日:2023-08-24

セル番地でバラバラに指定されたセルの削除


シート内の複数のセルを削除します。
削除するセルはバラバラです。
A2,A4,B5:B7,C3,E5,E6,E9,…
さて、どういうVBAを書いたら良いでしょうか。
セル削除後は上方向にシフトします。


セルの削除についての基本は以下を参照してください。

第29回.セル・行・列の削除・挿入(Delete,Insert)|VBA入門
・セルの削除 ・セルの挿入 ・セルの削除・挿入時は、Shift:=は必ず指定 ・行・列の削除・挿入 ・行・列の削除/行・列の挿入で、Shift:=は必要か ・行・列の表示・非表示


順番に削除していく

順番に削除するには、下のセルから順に削除しなければなりません。
A2,A4,B5:B7,C3,E5,E6,E9
これならば、
E9,B7,E5,C3,B5:B7,A4,A2
このように、同一列ではより下のセルから削除していかなければなりません。

しかし、そもそもこのように重複の無いセル番地の指定なら、そのまま一括で指定できます。

Range("A2,A4,B5:B7,C3,E5,E6,E9").Delete shift:=xlUp

単純にこれで良いですね。

ですが、セル範囲が重複している場合は、上記のような削除のやり方はエラーになってしまいます。

Range("B5:I5,E2:E9").Delete shift:=xlUp

Excel VBA マクロ セル削除

手動でセル削除した時に出るエラーと同じです。

Excel VBA マクロ セル削除


もちろん順に削除するにしても、重複セルがあるなら、一度削除したセルは2度目は削除してはいけないので相応の仕組みが必要になります。


バラバラに指定されたセルを削除するVBA

Sub DelRange(ByVal aWs As Worksheet, aRange As String)
  Dim r1 As Range, r2 As Range
  For Each r1 In aWs.Range(aRange)
    If r2 Is Nothing Then
      Set r2 = r1
    End If
    If Intersect(r2, r1) Is Nothing Then
      Set r2 = Union(r2, r1)
    End If
  Next
  r2.Delete shift:=xlUp
End Sub
Sub 使用例()
  Dim ws As Worksheet, sRange As String
  Set ws = ActiveSheet
  sRange = "B5:I5,E2:E9"
  Call DelRange(ws, sRange)
End Sub

Intersectを使って重複を判定しつつ、
・Intersectメソッド ・Intersectの使用例 ・Intersectメソッドの最後に
重複の無い状態にして1セルずつUNIONしています。
・Unionメソッド ・Areasプロパティ ・Unionメソッドで連結した結果のRangeオブジェクトの状態について ・Unionメソッドの使用例 ・Unionメソッドの実践例
重複が無くなったRangeで最後にまとめてDeleteです




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