ExcelマクロVBA入門
第69回.シートの非表示(Visible)

Excelマクロの基礎と応用、エクセルVBAの入門・初級・初心者向け解説
最終更新日:2019-07-17

第69回.シートの非表示(Visible)


ユーザーが操作・閲覧する必要のないシートは非表示にする事で、使い易いExcelブックにします。
マスタ情報やマクロでのみ使用するデータが入っているシート等で、
通常使用者が変更することがなく、見る必要もないのであれば、
シート保護をするより非表示にしてしまった方が、ユーザーにとっては使いやすいものとなります。


シートの非表示

マクロVBAでシートを非表示にするには、WorksheetkVisibleプロパティを設定します。
Worksheet.Visibleプロパティ = 設定値

設定値

xlSheetHidden ユーザーがメニューで再表示できるワークシートを非表示にします。
xlSheetVeryHidden オブジェクトは非表示になります。
このプロパティに再び xlSheetVisible を設定しない限り、オブジェクトは表示されません。
また、ユーザー側でオブジェクトを表示することはできません。
xlSheetVisible シートを表示します。

xlSheetHidden
通常の非表示です。

xlSheetVeryHidden
通常の操作では、表示する事が出来なくなります。
ユーザーに、絶対に触れてほしくないシートの場合に使用します。
xlSheetVeryHiddenに設定したシートは削除できません
シート削除するには、
xlSheetHiddenまたはxlSheetVisibleに設定する必要があります。

xlSheetVisible
シートを表示します。

注意
ブックが保護されている場合は、Visibleプロパティの変更はエラーとなります。

シート非表示の使用例

ThisWorkbook.Unprotect
Worksheets(1).Visible = xlSheetVisible
ThisWorkbook.Protect

ブックの保護を解除してから、
シートを表示し、
またブックを保護に戻しています。



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