VBA入門
第72回.印刷プレビュー(PrintPreview)

ExcelマクロVBAの基本と応用、エクセルVBAの初級・初心者向け解説
最終更新日:2019-07-18

第72回.印刷プレビュー(PrintPreview)


VBAで印刷プレビューを表示するには、
PrintPreviewメソッドを使用する方法と、PrintOutメソッドを使用する方法があります。


PrintPreviewメソッドとPrintOutメソッドが使える対象オブジェクトは複数あります。
ブック、シート、セル、それぞれにPrintPreviewメソッドとPrintOutメソッドが存在します。

PrintPreviewメソッド

式.PrintPreview EnableChanges

式.には、
Windowオブジェクト
Workbookオブジェクト

Worksheetオブジェクト
Rangeオブジェクト
Chartオブジェクト
Sheetsコレクション
Worksheetsコレクション
Chartsコレクション


これらのオブジェクトに、PrintPreviewメソッドとPrintOutメソッドがあります。

EnableChanges 余白など、印刷プレビューで設定可能なページ設定オプションをユーザーが変更できるかどうかを示すブール型 (Boolean) の値。
省略時の既定値はTrueです。


EnableChanges:=False
このようにすることで、プレビュー画面では、印刷設定のボタンが使用不可となります。

使用例.
Activeworkbook.PrintPreview
アクティブブックのアクティブシートが印刷プレビューされます。
PrintOutの場合は、全シートが印刷されますが、
PrintPreviewでは、アクティブシートしかプレビューされませんので注意して下さい。

Worksheets(1).PrintPreview EnableChanges:=False
アクティブブックの1番目のシートが印刷プレビューされます。
印刷設定のボタンは使用出来なくしています。

Range("B2:D30").PrintPreview
アクティブブックのアクティブシートのB2セル~D30セルが印刷プレビューされます。

PrintOutメソッドの使用

前回の、PrintOutメソッドで、
シートの内容をマクロVBAで印刷する場合は、PrintOutメソッドを使用します。このPrintOutメソッドが使える対象オブジェクトは複数あります、ブック、シート、セル、それぞれにPrintOutメソッドが存在するので、印刷範囲によって使い分けてください。
引数PreviewにTrueを指定することで、印刷プレビューされます。
Preview:=True
これで、印刷プレビューされます。

ブックの全シートの印刷プレビュー
ActiveWorkbook.PrintOut Preview:=True
全シートのプレビューには、上記のPrintOutメソッドを使って下さい。

PrintPreviewメソッドとPrintOutメソッドの使い分け

PrintPreviewメソッドとPrintOutメソッドのどちらを使った方が良いかという事になりますが、
通常は、PrintOutメソッドを使えば良いでしょう。
引数の変更だけで、印刷と印刷プレビューを切り替えられます。

PrintPreviewメソッドを使う最大のメリットは、
EnableChanges:=False
これで、余白などページ設定をユーザーにさせないようにできるという事です。
これが必要ない場合は、PrintOutメソッドを使えば良いでしょう。



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