ExcelマクロVBA入門
第71回.印刷(PrintOut)

Excelマクロの基礎と応用、エクセルVBAの入門・初級・初心者向け解説
最終更新日:2018-01-30

第71回.印刷(PrintOut)


シートの内容をVBAで印刷する場合は、PrintOutメソッドを使用します。


このPrintOutメソッドが使える対象オブジェクトは複数あります、

ブック、シート、セル、それぞれにPrintOutメソッドが存在します。


PrintOutメソッド

式.PrintOut(From, To, Copies, Preview, ActivePrinter, PrintToFile, Collate, PrToFileName, IgnorePrintAreas)

式.には、

Windowオブジェクト
Workbookオブジェクト
Worksheetオブジェクト
Rangeオブジェクト
Chartオブジェクト
Sheetsコレクション
Worksheetsコレクション
Chartsコレクション


これらのオブジェクトにPrintOutメソッドがあります。



From 印刷を開始するページの番号を指定します。
この引数を省略すると、最初のページから印刷します。
To 印刷を終了するページの番号を指定します。
この引数を省略すると、最後のページまで印刷します。
Copies 印刷部数を指定します。
この引数を省略すると、印刷部数は 1 部になります。
Preview True の場合、印刷をする前に印刷プレビューを実行します。
False、または省略した場合、直ちに印刷を行います。
ActivePrinter アクティブなプリンターの名前を指定します。
PrintToFile True の場合、ファイルへ出力します。
引数 PrToFileName が省略された場合、出力先のファイル名を指定するためのダイアログ ボックスを表示します。
Collate True の場合、部単位で印刷します。
PrToFileName 引数 PrintToFile が True の場合、この引数に印刷したいファイルの名前を指定します。
IgnorePrintAreas True の場合、印刷範囲を無視してオブジェクト全体を印刷します。

名前付き引数です。

引数が多いので、使用時には名前付き引数を使用してください



使用例.

ActiveWorkbook.PrintOut
ブックの全シートを印刷します。
ActiveWorkbook.PrintOut Preview:=True
ブックの全シートを印刷プレビューします。
ActiveWorkbook.PrintOut Copies:=2
ブックの全シートを2部印刷します。
ActiveWorkbook.PrintOut From:=2, To:=3
ブックの全シートの、2ページ~3ページを印刷します。
Activesheet.PrintOut
アクティブシートを印刷します。
Worksheets(1).PrintOut ActivePrinter:="プリンター名"
1番目のシートを、"プリンタ名"のプリンターに印刷します。
ActiveWorkbook.Sheets.PrintOut
ブックの全シートを印刷します。
ただし、非表示シートがあるとエラーとなります。
Range("B2:D20").PrintOut
B2セル~D20セルの範囲を印刷します。



印刷時にプリンターを選択したい場合

印刷プレビューにすることで、自由に印刷できます。

プレビューが不要で、プリンターのみ選択させたい場合は、、

印刷ダイアログを使用する(xlDialogPrint)
入力しやすいようにセルに色をつけている事が多いと思いますが印刷時にはちょっとじゃまな場合もあります。インク(トナー)も無駄ですしね。印刷時に色指定を解除して印刷する方法になります。Subsample()DimrtnAs BooleanActiveSheet.CopyActiveSheet.Cells.Interior.Color= xlNonertn=A…

こちらをご参照ください。



VBAで印刷できるようにすると大変便利ではありますが、
その反面、間違った印刷を大量に行ってしまうといった事故も発生します。

処理方法(複数ドキュメントを順に印刷するような場合)によっては難しい場合もありますが、
可能な限り印刷プレビューを経由させるようにした方が印刷のトラブルは減ります。



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ファイルダイアログ(FileDialog)
組み込みダイアログ(Dialogs,xlDialogPrint)
総合練習問題8


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