ExcelマクロVBA入門 | 第20回.条件分岐(IF) | Excelマクロの基礎と応用、エクセルVBAの入門・初級・初心者向け解説



最終更新日:2017-11-18

第20回.条件分岐(IF)


ある条件の時だけ処理したい事もあれば、条件によって処理内容を変更したい事もあります、

条件により処理を分岐させたい場合に使うのが、Ifステートメントです。

VBAマクロで自動化する場合の多くは、

条件により処理を変えつつ一定回数繰り返すという事です。


プログラムにおいて、最も重要なステートメントがIfステートメントと言えるものです。


Ifステートメント

If 条件式 Then 真の処理 [Else 偽の処理]

または

If 条件式 Then
  真の処理
[Else
  偽の処理]
End If

[]は省略可能です。

真とは、条件式を満たした場合
偽とは、条件式を満たさない場合


条件式

真(True)か偽(False)を評価する数式または文字列式を指定します。

数式とは、数値と比較演算子・論理演算子の組み合わせ、
文字列式とは、文字列と比較演算子・論理演算子の組み合わせです。

比較演算子 意味
= 等しい
<> 等しくない
> より大きい
>= 以上
< より小さい
<= 以下

論理演算子 意味
And 論理積
Or 論理和
Xor 排他論理和
Eqv 論理等価
Imp 論理包含
Not 論理否定

And、Or、Not以外の論理演算子は使用しないようにしましょう。



例文1.

If Cells(1, 1) >= 100 Then Cells(1, 2) = "○"


A1セルが100以上の場合、B1セルに"○"


例文2.

If Cells(1, 1) > 100 Then
  Cells(1, 2) = "○"
End If


例文1.と同じです。

特に事情(1行で書く事でプログラムの可読性を高めたい等の場合)が無い限り、こちらを使いましよう。


例文3.

If Cells(1, 1) > 100 Then
  Cells(1, 2) = "○"
Else
  Cells(1, 2) = "×"
End If


A1セルが100以上の場合、B1セルに"○"
A1セルが100未満の場合、B1セルに"×"


例文4.

If Cells(1, 1) > 100 Then Cells(1, 2) = "○" Else Cells(1, 2) = "×"


これは、例文3.と同じですが、この使い方はしない方がよいです、
プログラムが見づらくなります。



Ifのネスト(入れ子)


Ifステートメントをネストすることで、より複雑な条件分岐が可能です。

If Cells(1, 1) >= 100 Then
  If Cells(1, 1) >= 200 Then
    Cells(1, 2) = "A"    '>= 200
  Else
    Cells(1, 2) = "B"    '>=100 AND < 200
  End If
Else
  If Cells(1, 1) >= 50 Then
    Cells(1, 2) = "C"    '< 100 AND >= 50
  Else
    Cells(1, 2) = "D"    '< 50
  End If
End If


A1セルが
>= 200の場合、B1セルに"A"
>=100 AND < 200の場合、B1セルに"B"
< 100 AND >= 50の場合、B1セルに"C"
< 50の場合、B1セルに"D"

ネストのレベルに特に制限はありませんが、概ね3段階までにしましょう。
それ以上になる場合は、条件式を工夫してみましょう。

ほとんどの場合、より単純な条件式に集約する事が可能です。


以下の記事も是非ご参考にお読みください。


Ifステートメントがサクッと書けるかどうかでVBAスキルのレベルを判断できると言っても良いでしょう。
IFの文法を理解しても、なかなかサクッとは書けないものです。
ここは、じっくりと習得していってください。




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