VBA関数
MsgBox関数

Excelマクロで必須のVBA関数を入門・初級・初心者向けに詳細解説
公開日:2013年5月以前 最終更新日:2021-08-14

MsgBox関数


MsgBox関数は、ダイアログ ボックスにメッセージを表示し、
ボタンがクリックされるのを待って、ユーザーがどのボタンをクリックされたのかを示す整数を返します。


MsgBox関数の構文

MsgBox(prompt[, buttons] [, title] [, helpfile, context])

戻り値は、VbMsgBoxResult列挙です。

引数の説明

prompt 必ず指定します。
ダイアログ ボックス内にメッセージとして表示する文字列を示す文字列式を指定します。
名前付き引数 prompt に指定できる最大文字数は、1 バイト文字で約 1,024 文字です。
ただし、使う文字の文字幅に依存します。
名前付き引数 prompt に複数行を指定する場合は、キャリッジ リターン (Chr(13))、ライン フィード (Chr(10))、またはキャリッジ リターンとライン フィードの組み合わせ (Chr(13) & Chr(10)) を改行する位置に挿入し、行を区切ってください。
buttons 省略可能です。
表示されるボタンの種類と個数、使用するアイコンのスタイル、標準ボタン、メッセージ ボックスがモーダルかどうかなどを表す値の合計値を示す数式を指定します。
省略すると、名前付き引数 buttons の既定値 0 になります。
title 省略可能です。
ダイアログ ボックスのタイトル バーに表示する文字列を示す文字列式を指定します。
名前付き引数 title を省略すると、タイトル バーにはアプリケーション名が表示されます。
helpfile 省略可能です。
ダイアログ ボックスに状況依存のヘルプを設定するために、使用するヘルプ ファイルの名前を示す文字列式を指定します。
この引数は、表示するダイアログ ボックスの説明をヘルプを使って表示するときに指定します。
名前付き引数 helpfile を指定した場合は、引数 context も指定する必要があります。
context 省略可能です。
ヘルプ トピックに指定したコンテキスト番号を表す数式を指定します。
名前付き引数 context を指定した場合は、引数 helpfile も指定する必要があります。

名前付き引数です。
名前付き引数とは、あらかじめ定義された名前を持つ引数。
名前付き引数を使用すると、構文どおりに指定された順序で各引数に値を指定しなくても、任意の順序で値を設定することができます。
※名前付き引数については、第25回.名前付き引数について
引数とは、関数やメソッド等を呼び出すときに渡す値のことです。この引数を渡す時の記述方法として、名前付き引数があります。マクロVBAでの記述では、:=が使われます。この:=は名前付き引数のみで使用される記述になります。

しかし、MsgBox関数では、名前付き引数を使わずに、順番通りに指定する事の方が多いでしょう。

buttonsの定数

グループ 定数 内容
ボタンの種類 vbOKOnly 0 [OK] ボタンのみを表示します。
vbOKCancel 1 [OK] ボタンと [キャンセル] ボタンを表示します。
vbAbortRetryIgnore 2 [中止]、[再試行]、および [無視] の 3 つのボタンを表示します。
vbYesNoCancel 3 [はい]、[いいえ]、および [キャンセル] の 3 つのボタンを表示します。
vbYesNo 4 [はい] ボタンと [いいえ] ボタンを表示します。
vbRetryCancel 5 [再試行] ボタンと [キャンセル] ボタンを表示します。
アイコンの種類 vbCritical 16 警告メッセージ アイコンを表示します。
vbQuestion 32 問い合わせメッセージ アイコンを表示します。
vbExclamation 48 注意メッセージ アイコンを表示します。
vbInformation 64 情報メッセージ アイコンを表示します。
標準ボタン vbDefaultButton1 0 第 1 ボタンを標準ボタンにします。
vbDefaultButton2 256 第 2 ボタンを標準ボタンにします。
vbDefaultButton3 512 第 3 ボタンを標準ボタンにします。
vbDefaultButton4 768 第 4 ボタンを標準ボタンにします。
その他 vbApplicationModal 0 アプリケーション モーダルに設定します。メッセージ ボックスに応答するまで、現在選択中のアプリケーションの実行を継続できません。
vbSystemModal 4096 システム モーダルに設定します。メッセージ ボックスに応答するまで、すべてのアプリケーションが中断されます。
vbMsgBoxHelpButton 16384 ヘルプ ボタンを追加します。
VbMsgBoxSetForeground 65536 最前面のウィンドウとして表示します。
vbMsgBoxRight 524288 テキストを右寄せで表示します。
vbMsgBoxRtlReading 1048576 テキストを、右から左の方向で表示します。

その他は使用する必要はないでしょう。

各グループから値を 1 つずつ選択して加算した合計値を指定します。
メッセージ内容、ボタンの種類、アイコンの種類は、組み合わせを考慮しましょう。

戻り値の定数:VbMsgBoxResult列挙

定数 説明
vbOK 1 [OK]
vbCancel 2 [キャンセル]
vbAbort 3 [中止]
vbRetry 4 [再試行]
vbIgnore 5 [無視]
vbYes 6 [はい]
vbNo 7 [いいえ]

MsgBox関数の使用例

MsgBox "出来ました。"

VBA マクロ MagBox関数

メッセージのみ指定した場合です。
「OK」ボタンだけが表示されます。

MsgBox "出来ました。" & vbLf & "よかった"

VBA マクロ MagBox関数

リファレンスでは、
複数行を指定する場合は、キャリッジ リターン (Chr(13))、ライン フィード (Chr(10))、またはキャリッジ リターンとライン フィードの組み合わせ (Chr(13) & Chr(10)) を改行する位置に挿入し、行を区切ってください。
このように書かれていますが、

キャリッジ リターン (Chr(13))は、VbCr
ライン フィード (Chr(10))は、VbLf
キャリッジ リターンとライン フィードの組み合わせ (Chr(13) & Chr(10)) は、VbCrLf

VBAではこれらの定数が用意されています。
どれを使ってもこの場合は同じですが、VbLfで良いでしょう。 

MsgBox "出来ました。", vbOKOnly, "タイトル"

VBA マクロ MagBox関数

メッセージと、ボタンの種類と、タイトルを指定した場合です。
タイトルの出方を確認して下さい。

Dim rtn As VbMsgBoxResult
rtn = MsgBox("出来ましたか?", vbYesNo + vbQuestion + vbDefaultButton2, "確認")
Select Case rtn '押されたボタンの確認
  Case vbYes
    MsgBox "「はい」が押されました。"
  Case vbNo
    MsgBox "「いいえ」が押されました。"
End Select

VBA マクロ MagBox関数

ボタンの種類を、「はい」「いいえ」
アイコンの種類を、問い合わせアイコン
標準ボタンを、2番目のボタン

メッセージボクスの出方を確認して下さい。
押されたボタンを、戻り値で確認しています。
戻り値を取得する為、
= MsgBox
このように戻り値を受け取る場合は、引数を()括弧でくくります。
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Office VBA リファレンス MsgBox関数


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