Python入門
第12回.組み込み関数一覧

Pythonの初心者向け入門解説、人気のプログラミング言語Python
最終更新日:2020-09-17

第12回.組み込み関数一覧


Pythonには数多くの関数と型が組み込まれており、様々な処理を行うことができます。


組み込み関数は、Python入門の中でもすでにいくつか使用していますし、これからも頻繁に使用していきます。
全部で69個あります。
一度に全部は覚えられませんが、一度どのようなものがあるかだけでも目を通しておくと今後の役に立つと思います。


引数の表記について



[] 省略できる引数
* キーワードのみ引数
*args 可変長の位置引数
**kws 可変長のキーワード引数
=値 デフォルト値
x 位置のみ引数


組み込み関数一覧

以下の一覧のリンクは、公式ドキュメントの当該の関数にリンクしています。



関数名 構文と説明
abs abs(x)
数の絶対値を返します。
all all(iterable)
iterableの全ての要素が真ならば (もしくはiterableが空ならば)Trueを返します。
any any(iterable)
iterableのいずれかの要素が真ならばTrueを返します。
ascii ascii(object)
repr()と同様、オブジェクトの印字可能な表現を含む文字列を返しますが、repr()によって返された文字列中の非 ASCII 文字は \x、\u、\U エスケープを使ってエスケープされます。
bin bin(x)
整数を先頭に "0b" が付いた 2 進文字列に変換します。
bool bool([x])
ブール値、即ちTrueまたはFalseのどちらかを返します。
breakpoint breakpoint(*args,**kws)
この関数により、呼び出された箇所からデバッガへ移行します。
bytearray bytearray()
新しいバイト配列を返します。
bytes bytes()
範囲 0 <= x < 256 の整数のイミュータブルなシーケンスである、"bytes" オブジェクトを返します。
callable callable(object)
object引数が呼び出し可能オブジェクトであればTrueを、そうでなければFalseを返します。
chr chr(i)
Unicode コードポイントが整数iである文字を表す文字列を返します。
classmethod classmethod()
メソッドをクラスメソッドへ変換します。
compile compile(source,filename,mode,flags=0,
dont_inherit=False,optimize=-1)
sourceをコードオブジェクト、もしくは、 AST オブジェクトにコンパイルします。
complex complex([real[,imag]])
値real+imag*1j の複素数を返すか、文字列や数を複素数に変換します。
delattr delattr(object,name)
setattr()の親戚です。
dict dict()
新しい辞書を作成します。
dir dir([object])
引数がない場合、現在のローカルスコープにある名前のリストを返します。
divmod divmod(a,b)
2 つの (複素数でない) 数を引数として取り、整数の除法を行ったときの商と剰余からなる対を返します。
enumerate enumerate(iterable,start=0)
enumerate オブジェクトを返します。
eval eval(expression[,globals[,locals]])
文字列とオプションの引数globals、localsをとります。
exec exec(object[,globals[,locals]])
この関数は Python コードの動的な実行をサポートします。
filter filter(function,iterable)
iterableの要素のうちfunctionが真を返すものでイテレータを構築します。
float float([x])
数または文字列xから生成された浮動小数点数を返します。
format format(value[,format_spec])
valueをformat_specで制御される "書式化された" 表現に変換します。
frozenset frozenset()
新しい frozenset オブジェクトを返します。
getattr getattr(object,name[,default])
objectの指名された属性の値を返します。
globals globals()
現在のグローバルシンボルテーブルを表す辞書を返します。
hasattr hasattr(object,name)
引数はオブジェクトと文字列です。
hash hash(object)
オブジェクトのハッシュ値を (存在すれば) 返します。
help help([object])
組み込みヘルプシステムを起動します。
hex hex(x)
整数を「0x」で始まる小文字の16進数文字列に変換します。
id id(object)
オブジェクトの "識別値" を返します。
input input([prompt])
引数promptが存在すれば、それが末尾の改行を除いて標準出力に書き出されます。
int int([x])
数値または文字列xから構成される整数オブジェクトを返すか、引数が指定されていない場合は0を返します。
isinstance isinstance(object,classinfo)
object引数がclassinfo引数のインスタンスであるか、(直接、間接、または仮想) サブクラスのインスタンスの場合にTrueを返します。
issubclass issubclass(class,classinfo)
classがclassinfoの (直接または間接的な、あるいはvirtual) サブクラスである場合にTrueを返します。
iter iter(object[,sentinel])
イテレータオブジェクトを返します。
len len(s)
オブジェクトの長さ (要素の数) を返します。
list list()
listは、実際には関数ではなくミュータブルなシーケンス型で、リスト型 (list)とシーケンス型 --- list, tuple, rangeにドキュメント化されています。
locals locals()
現在のローカルシンボルテーブルを表す辞書を更新して返します。
map map(function,iterable,...)
functionを、結果を返しながらiterableの全ての要素に適用するイテレータを返します。
max max(iterable,*[,key,default])
iterable の中で最大の要素、または2つ以上の引数の中で最大のものを返します。
memoryview memoryview()
与えられたオブジェクトから作られた "メモリビュー" オブジェクトを返します。
min min(iterable,*[,key,default])
iterable の中で最小の要素、または2つ以上の引数の中で最小のものを返します。
next next(iterator[,default])
iteratorの__next__()メソッドを呼び出すことにより、次の要素を取得します。
object object()
特徴を持たない新しいオブジェクトを返します。
oct oct(x)
整数を先頭に "0o" が付いた 8 進文字列に変換します。
open open(file,mode='r',buffering=-1,encoding=None,
errors=None,newline=None,closefd=True,opener=None)
fileを開き、対応するファイルオブジェクトを返します。
ord ord(c)
1 文字の Unicode 文字を表す文字列に対し、その文字の Unicode コードポイントを表す整数を返します。
pow pow(base,exp[,mod])
baseのexp乗を返します;modがあれば、baseのexp乗に対するmodの剰余を返します。(pow(base,exp)%modより効率よく計算されます)。
print print(*objects,sep=' ',end='\n',file=sys.stdout,flush=False)
objectsをsepで区切りながらテキストストリームfileに表示し、最後にendを表示します。
property property(fget=None,fset=None,fdel=None,doc=None)
property 属性を返します。
range range()
rangeは、実際には関数ではなくイミュータブルなシーケンス型で、rangeとシーケンス型 --- list, tuple, rangeにドキュメント化されています。
repr repr(object)
オブジェクトの印字可能な表現を含む文字列を返します。
reversed reversed(seq)
要素を逆順に取り出すイテレータ (reverseiterator) を返します。
round round(number[,ndigits])
numberの小数部をndigists桁に丸めた値を返します。
set set()
オプションでiterableの要素を持つ、新しいsetオブジェクトを返します。
setattr setattr(object,name,value)
getattr()の相方です。
slice slice(stop)
range(start,stop,step)で指定されるインデクスの集合を表す、スライスオブジェクトを返します。
slice slice()
range(start,stop,step)で指定されるインデクスの集合を表す、スライスオブジェクトを返します。
sorted sorted(iterable,*,key=None,reverse=False)
iterableの要素を並べ替えた新たなリストを返します。
staticmethod staticmethod()
メソッドを静的メソッドへ変換します。
str str()
objectのstr版を返します。
sum sum(iterable,/,start=0)
引数で指定した集合(典型的にはリスト)の総和を計算します、反復可能の項目が左から右に向かって合計が返されます。
super super([type[,object-or-type]])
タイプの親または兄弟クラスにメソッド呼び出しを委任するプロキシオブジェクトを返します。
tuple tuple()
tupleは、実際は関数ではなくイミュータブルなシーケンス型で、タプル型 (tuple)とシーケンス型 --- list, tuple, rangeにドキュメント化されています。
type type(object)
引数が1つだけの場合、objectの型を返します。
vars vars([object])
モジュール、クラス、インスタンス、あるいはそれ以外の__dict__属性を持つオブジェクトの__dict__属性を返します。
zip zip(*iterables)
それぞれのイテラブルから要素を集めたイテレータを作ります。




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