取得行数を限定するLIMIT句
SELECT文の結果は対象行が全て出力されますが、
「先頭の何件だけ取得したい」このような時に使うのがLIMIT句になります。
さらにOFFSET句を合わせて使う事で、途中の何行目から何件という指定もできます。
ORACLEではROWNUMを使います。
SQL ServerではROW_NUMBER()を使います。
また、SQL ServerおよびAccessではTOP句が使えます。
使用するテーブル定義は以下になります。
LIMIT句の構文
SORT BYが指定されている場合は、ソート後に適用されます。
SELECT カラム名 … FROM テーブル名 LIMIT 除外行数, 行数
たとえば、除外行数に10を指定した場合は、11行目から取得されます。
SORT BYが指定されている場合は、ソート後に適用されます。
ただし、OFFSET句を指定したほうが読みやすいと思いますので、OFFSET句を使ったほうが良いと思います。
LIMIT句の使用例
先頭の10件だけを取得
SELECT code,SUM(item_count * item_price) AS sum_amount
FROM t_sales
GROUP BY code
LIMIT 10
21行目から10件を取得
SELECT code,SUM(item_count * item_price) AS sum_amount
FROM t_sales
GROUP BY code
LIMIT 20 OFFSET 10
金額上位の10件を取得
SELECT code,SUM(item_count * item_price) AS sum_amount
FROM t_sales
GROUP BY code
ORDER BY SUM(item_count * item_price) DESC
LIMIT 10
金額下位の10件を取得
SELECT code,SUM(item_count * item_price) AS sum_amount
FROM t_sales
GROUP BY code
ORDER BY SUM(item_count * item_price) ASC
LIMIT 10
金額下位10件を降順で取得
SELECT code,sum_amount
FROM (SELECT code,SUM(item_count * item_price) AS sum_amount
FROM t_sales
GROUP BY code
ORDER BY SUM(item_count * item_price) ASC
LIMIT 10)
ORDER BY sum_amount DESCでは、あえて、OFFSET句を使って書いてみましょう。
SELECT code,SUM(item_count * item_price) AS sum_amount
FROM t_sales
GROUP BY code
ORDER BY SUM(item_count * item_price) DESC
LIMIT 10
OFFSET (SELECT COUNT(*) - 10 FROM (SELECT * FROM t_sales GROUP BY code))
さらに、WITH句(共通テーブル式)を使って書き直してみましょう。
WITH GR AS
(SELECT code,SUM(item_count * item_price) AS sum_amount
FROM t_sales GROUP BY code)
SELECT *
FROM GR
ORDER BY sum_amount
LIMIT 10
OFFSET (SELECT COUNT(*) - 10 FROM GR)このくらいのサブクエリやWITHがすんなり読めて書ければ、大概の事は自由にSQLを書けるものと思います。
サブクエリの練習をかねて、あえて題材にしてみました。
LIMIT句、OFFSET句の最後に
ただし、これを知らないと必要となった場面では大変困ってしまいますので、必ず覚えておきましょう。
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