スピルを使って日付の一覧を出力解答
エクセル挑戦問題解答ページです。
エクセル挑戦問題
スピルを上手に使うと、今まで多くの作業列を使う必要があったり、とても難しい配列数式にしなければならなかったものが、
かなり簡略化された数式で実現することができます。
スピルの詳細については、以下を参照してください。

回答例は数式内固定になります。

回答例は数式内固定になります。
どちらの問題も、スピルを使う事で1つの数式で実現できます。
いろいろな数式の作り方があるはずですが、以下のような考え方をしてみてはどうでしょうか。、
問題1は、DATE関数をしっかり理解してその特性を使いましょう。
問題2は、スピル関数のなかで配列を絞り込める関数がありますよね。
すぐに解答を見ずに、必ず自力でやれるだけやってみましょう。
シンキングタイム
シンキングタイム終了
ここで、じっくり勉強して下さい。
エクセル挑戦問題解答
月に13以上の数値や0以下の数値を指定することができます。
例えば、13なら翌年1月、0なら前年12月になります。
日に月末日より大きい数値や0以下の数値を指定できます。
例えば、月末日+1の数値なら翌月の1日、0なら前月月末日になります。
これで作成される配列は、

スピルによって、配列分の行数が一気に出力されます。
DATE(2020,SEQUENCE(12,1),13)
これで1月から12月までの毎月13日の配列が作成できます。
WEEKDAY(DATE(2020,SEQUENCE(12,1),13),1)=6
これで、毎月の13日の曜日が金曜日ならTRUE、そうでなければFALSEの配列が作成されます。

FILTER関数の詳細については、以下を参照してください。
DATE関数をいれたセルが、初期の標準書式のままであれば日付書式に自動的に設定されます。
しかし、スピルでこぼれた先の表示形式は自動では変更されません。
従って、上記数式を入れた時、数式をいれた先頭セルのみ日付で表示され、スピルしたセルは標準のままなのでシリアル値(日付の連続数値)で表示されてしまいます。

従って、スピル全体に対して表示形式の設定を行う必要があります。
スピル範囲を一発で選択するには、スピル範囲のいずれかのセルを選択した状態で、
ショートカット
Ctrl + A
または
Ctrl + Shift + Space
これでスピル範囲を素早く選択することができます。
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