VBA再入門
第11回.分からない事はエクセルに聞く(マクロの記録)

マクロが覚えられないという初心者向けに理屈抜きのやさしい解説
最終更新日:2019-12-12

第11回.分からない事はエクセルに聞く(マクロの記録)


エクセルでマクロVBAを書いていると、分からないことにたくさん出くわします。
そんな時には、何かで調べることになるはずです。
このサイトを訪れている人のほとんどがそういう目的でしょう。


しかし、まずは分からない事はエクセルに聞いてみる事です。
エクセルには、マクロの記録というとても便利なものが付いています。
エクセルでの操作をVBAで記録してくれるものです。

マクロの記録の使い方

では、マクロの記録を使ってみましょう。

エクセル マクロ 参考画像

「マクロの記録」をクリックすると、

エクセル マクロ 参考画像

マクロ名は変更できますが、
分からない事をエクセルに聞くことが目的なので、そのままで良いでしょう。
「OK」を押してください。
その後の操作が、VBAで記録されます。
ただし、操作によっては記録されない操作も一部ありますので、そういう時は、がっかりして諦めて下さい(笑)
まあ、そのような操作は極一部ですので安心してください。
では、以下の操作をします。


・A1セルを選択し、「おはよう」と入力しEnter
・A1セルを選択し、コピー
・A2セルを選択し、貼り付け
・1行目を選択し、行削除

記録終了

VBEを開くと、以下のコードが出来ています。

エクセル マクロ 参考VBAコード

それぞれの操作を、VBAコードと対比してみると、

A1セルを選択し、「おはよう」と入力しEnter
Range("A1").Select
ActiveCell.FormulaR1C1 = "おはよう"
A1セルを選択し、コピー
Range("A1").Select
Selection.Copy
A2セルを選択し、貼り付け
Range("A2").Select
ActiveSheet.Paste
1行目を選択し、行削除
Rows("1:1").Select
Application.CutCopyMode = False
Selection.Delete Shift:=xlUp

やりたい事のVBAコードが分からない時は、
その操作をマクロの記録してみます。
そして、記録されたVBAコードをみて、分からない部分を調べます。

実際に分からない事を調べる時の手順

実際に分からない事を調べる時の手順でやってみましょう。

セルのフォントのサイズを14、かつ太字にする
このVBAコードを調べたければ、前述同様にマクロの記録してみます。
すると、


エクセル マクロ 参考VBAコード

※操作手順により、VBAコードは変化します。

このように記録されます。
ただし、
これをそのまま使おうとは考えないでください。
必要な部分の書き方を参考にするのです。

VBAコード内から、
サイズを14
太字
この部分のみを参考にします。
.Size = 14
.FontStyle = "太字"
操作手順により、太字の設定は以下のVBAが記録されます。
Selection.Font.Bold = True
このように書けば、 フォントのサイズを14、かつ太字になるという事を学びます。
この部分のみをコピペで使うようにします。
そうしないと、余計な必要のないVBAコードだらけとなってしまいます。

記録されたVBAコードで意味の分からない部分は、書籍・ネットで調べましょう。
基本的には、英単語をそのまま読むことで、概ねの意味は理解できるはずです。
英語が苦手で、単語は全く分からないという場合は・・・
それも含めてネットで検索すれば、何かしらの回答を得る事が出来ます。
G○○gle先生は頼りになります、検索テクニックは現代においては必須技術ですね。

「分からない事はエクセルに聞く」のまとめ

まとめると、分からないことがあったら、

・マクロの記録をしてみる
・記録されたVBAコードの必要部分を使う
・記録されたVBAコードの不明な部分はWEB検索する


このような手順で、一つ一つ解決していきましょう。

ただし、毎回むやみに調べようとしても、手間ばかりかかってしまいます。
最低限の基礎は習得したうえで、分からないことがあったら上記の手順で調べると効率が良くなります。
当サイトの以下の記事は、個々を理解できなくても構わないので、ざっと読み通してみる事をお勧めします。
Excelマクロ再入門
マクロVBA情報を中心に、エクセル関数・基本操作までサンプルとともに解説。初心者向けの基本から上級者向けの高度な内容までVBAサンプルコードを掲載解説しています。
ExcelマクロVBA入門
ExcelVBAとは、エクセルの操作を自動化するマクロ機能で使われているプログラミング言語です。VBAは、「MicrosoftVisualBasicApplications」の略になります。このVBA入門シリーズでは、実務で必要とされるVBAの入門として、基礎から業務応用までのVBA全般を基礎解説していきます。

ExcelマクロVBA入門等の対応ページ

第3回.マクロの記録
エクセルのマクロを説明する上では、まず最初に、「マクロの記録」を説明しなければなりません。マクロの自動記録とも言われたりしますが、要は、エクセルの手動での操作が、自動記録されるものです、もちろん、マクロの言語であるVBAで記録されます。実際には、マクロの記録から作成されたVBAコードを修正して使う事はしません。

Excelマクロの記録で覚えるVBA
EXCELVBAの自動記録を使って、記録されたVBAコードを読みつつ修正しつつVBAを覚えていこうというシリーズです。VBAをある程度覚えた後にも、マクロの自動記録はVBAコードを調べるときによく使われます、そうした時にも、自動記録はVBAコードはしっかりよめるようになっておきましょう。

マクロ記録|VBAエキスパート対策
・マクロ記録とは ・マクロ記録の限界 ・マクロ記録の活用方法 ・記録のしかた ・記録される場所 ・標準モジュール ・個人用マクロブック 【ここでのポイント】 マクロの記録の操作方法 記録されるブック 記録されないもの このあたりを押さえておけば問題ないでしょう。ただし試験は40問あるので、最低1問は必ず出題されると思っておいた方が良いでしょう。



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